プーチンよ!It's a sin to tell a lie この世界から消えるべき!!
2月24日のロシア軍ウクライナ侵略から、はや2か月半になろうとしてる。ここのところ、コロナ情報は極端に減り、まるでコロナ禍からコロナ脱になったかのようで、ウクライナ戦線の報道を毎日追い続けている。平日の番組、BS報道1930とBSプライムニュースは、同時に2番組録画ができる録画ビデオで自動録画、さらに時間は違うがあと3報道番組が続々自動録画されるので、それらの再生視聴で(CM飛ばしで)頭が完全にウクライナ脳になっているかのようだ。またウクライナの戦線の各所の地名は、キーフ(キエフ)やクリミヤ以外、初めて聞く名前なので、頭が混乱する。そして当初感じた悲惨さも、以後あまりにも多くなってきて、恐ろしいことに悲惨に麻痺してきた。
上っ面な世界史しか知見のないオイラにとって、欧州、中央アジアの国民の出自について、今回の件でおおいに勉強させられたが、あちらは、まさに人種・民族のるつぼだった。例えば2000年間として、その間様々な出自を持つ人種・民族が、シャッフルされ、定住した現在の国民となっている。仕事で友人となったカナダ人のロイドは、当初知り合ったとき、オリジン(origin)を聞いたら、父親はノルウェイ人、母親はアイルランド人で、自分はカナダ人だと言った。日本でも混血は多くいるが、これほど一般的ではない。もちろん大古の時代、大陸や南洋の島々からの人々が渡ってきた形跡があるにしても、周囲海で囲まれた日本国においては、混血とわかる事はほとんど稀に属する。もちろん、そもそも現生人ホモサピエンスは、アフリカのエチオピア付近か発祥して、世界中に散らばったと云われているが。そこまで辿れば、まぁ全人類混血ということになる。
ウクライナに於いても、その出自を探ると・・・・・
WIKIからの引用だが・・・
ウクライナには紀元前3万2千年から人が住んでいた。中世には東スラブ文化の中心地であり、キエフ大公国という強力な国家がウクライナのアイデンティティの基礎を形成した。しかし、13世紀以降、モンゴル帝国の侵攻により領土が破壊され、ポーランド・リトアニア共和国、オーストリア゠ハンガリー帝国、オスマン帝国、ロシア・ツァーリ国など、さまざまな国によって支配され、分割された。17世紀から18世紀にかけてコサック・ヘーチマン国家が誕生し、繁栄したが、その領土は最終的にポーランドとロシア帝国の間で分割された。ロシア革命後、ウクライナの民族自決運動が起こり、1917年6月23日、国際的に認められたウクライナ人民共和国が宣言された。第二次世界大戦後、ウクライナ西部はウクライナ・ソビエト社会主義共和国に合併され、国全体がソビエト連邦の一部となった。1941年9月19日にナチス・ドイツに占領され解放後、再びソビエト連邦の一部となった。その後ソビエト連邦の崩壊に伴い、1991年にウクライナは独立を果たした。
モンゴル帝国に侵略されたのだから、当然そこで交配がされ混血が発祥されただろうし、その後様々な国によって支配され分割されたので、そこでも様々交配があって、混血が発祥したのだろう。さらにソビエト連邦の一部になったことで、再シャッフルされ、その後1991年に現在の独立国家となっている。だから、ウクライナ国内には、東部には、ロシア語を母語・普通語の人々がほとんどで、西部ではウクライナ語を話す人々に分かれていると。ある意味感情的、文化的にも分かれていることになる。しかし、ロシアに組み入れてもらいたいウクライナ人は、ほんの少数らしい。今やロシア連邦はGDP11位、韓国より下位の豊かでない国に成り下がってしまった。混血でいえば、ゼレンスキー大統領はユダヤ民族の血が入っているし、ロシアのラブロフはモンゴルの血が入っているそうだ。そもそも日本人が考える純粋なロシア人なんていないといってよい。
この辺を正確に理解するには、単一民族できた日本人には大変難しい。我々に馴染の多いスペインは、WIKIからの引用だが
スペイン語(カスティーリャ語とも呼ばれる)がスペインの公用語であり全国で話されており、憲法にも規定されている。その他にも自治州憲章によってカタルーニャ語、バレンシア語、バスク語、ガリシア語、アラン語が地方公用語になっているほか、アストゥリアス語とアラゴン語もその該当地域の固有言語として認められている。バスク語以外は全てラテン語(俗ラテン語)に由来するロマンス語である。また、ラテンアメリカで話されているスペイン語は、1492年以降スペイン人征服者や入植者が持ち込んだものがその起源である。ラテンアメリカで話されるスペイン語とは若干の違いがあるが、相互に意思疎通は問題なく可能である。ローマ帝国の支配以前にスペインに居住していた人々はケルト系の言語を話しており、ケルト系の遺跡が散在する。現在はケルト系の言葉は廃れている。
スペイン北東部からフランスにかけて、バスク語を話すバスク人が暮らしている。バスク民族の文化や言葉は、スペインのみならず他のヨーロッパ諸民族とも共通することがなく、バスク人の起源は不明である。このことが、バスク人がスペインからの独立を望む遠因となっている。地域の学校ではバスク語も教えられているが、スペイン語との共通点はほとんどなく、学ぶのが困難である。
日常会話や日常文章というのは、やはり自分のアイデンティティーに深く関係する。スペインなどは、ウクライナなんかよりさらに複雑な歴史的な国家形態とも云える。長い間、攻めたり攻められたりの歴史をもつ。陸続きの大平原で繋がる国々、欧州、中央アジア、東アジア大陸の国民は、国土の7割が山々の我々単一民族である日本人とは、まったく違う感覚を持っていることを思い知らされた、これが今回のウクライナ紛争(戦争)だ。
さらに驚くのは、プーチンだ。もともとKGBの出身で、敵を欺くことや、嘘や騙しが当たり前。2000年にエリチンから大統領を受け継ぎ、当時は目つきがギラギラの若造で、果たして信用できる人間なのかと訝ったものだ。日本人としては柔道をやるということで、安心してつい騙された。安部との27回に渡る会談で、北方領土返還に焦る安部に思わせぶりな態度で、釣ろうという作戦だったのだろう。後半は安部もそれに気が付いたようだった。何のことはない、日本からカネを如何に引っ張る算段だった。
とにかく、このプーチン、すぐばれるような嘘を平気でつく。日本人だったら、こんな簡単にばれる嘘は、恥かしくてつかないだろう。これだけ、ネットにしてもテレビ報道にしても発達した時代になっているのに。言質はしっかり取られるからね。嘘をついたら国民が黙っていない。それに反して、ロシア人は、嘘も方便と思っているのかもしれない。あまりにも寛容なのだ。もちろん報道規制で、他の意見は遮断されているとはいえ、ロシア人お得意の伝言があるはずで、それがまだ盛り上がらない。
プーチンの健康問題についても、様々出てきている。パーキンス病・甲状腺がん・最新はステージの高い胃がんだと。もうすぐ手術だろうと。ただ、出自(KGB)が基本にあって、そこからトップの座に22年間も居座ると、だんだん自分を過信するようになる。違法な蓄財なども相当しているだろう。まして、2年間コロナ禍で人との接触も控え、ロシア製ワクチンも今一、孤独の中で、ロシアの歴史について読書三昧で、精神がいかれてきたキライもあるのでは。自分に絶対的な自信をもち、テレビ会見でも1時間を超すスピーチでも、静かに切々と語るパフォーマンスは何か異常を感じる。冷静に切々と語れば、たとえ嘘であっても国民は信じるだろう。嘘も百回言えはなんとかというやつだ。今回ウクライナ侵略で、平気ですぐばれるような嘘を平気でつくということが、世界中の識者に認識された。何か精神病抜きでは考えられない。こんな一人の専制主義独裁者によって、数千万人が悲惨な不幸となる。逆に言えば、プーチンをこの世から削除すれば、一つの打開策となる。これほど厚かましい人材はめったにいないからね。
プーチンよ!It's a sin to tell a lie 嘘は罪だからね。
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コメント
俺は一応アメリカとドイツで留学/就労経験あるのね。
今の居住地は日本だけど、海外営業君として主に欧州諸国を飛び回ってる。
俺は何処に行っても思うぜ。
「ああ、日本に生まれて良かった・・・」って。
紛争、宗教、身分、貧困、政治、人種、
その他あらゆるやっかいなものから
日本人ってのは極めてフリーなんだよ。マジで。
その気になって、真剣に頑張れば、
それなりに自分の思う人生を構築出来る。
ほんと、奇跡に近いんだぜ、この国のありようって。
投稿: | 2022年5月 6日 (金) 14時20分