« 21世紀の戦争犯罪人プーチンは、その報いをうけるだろう。そしてロシア国民もだ。 | トップページ | ロシアのプーチンから学ぶ政治体制の歴史の教訓 専制主義と権威主義 »

2022年4月 1日 (金)

プーチンを完全削除しなければ、世界の経済は狂い始める。中国が真似をしないようプーチンロシアは国家破綻をさせなくてはならない。

2月24日に開始したロシア・プーチン皇帝のウクライナ侵略。南東部マリウポリの街は、ロシア軍によって壊滅状態にされた。人々はロシア兵に騙され、ロシア領内に連れていかれ、パスポートやスマホもとりあげられて、食料の支給はあったが、それぞれ更に遠方に連れていかれたと。しかし未だ一説には17万人がこの地のシェルターなどに残っているとか。ロシアからの情報、ウクライナからの情報が入り乱れ、当然自分側の都合の良い情報戦で溢れている。ロシアは国有メディア以外はインターネットも含めてシャットアウト。ウクライナは民放やインターネットは閉ざしていないので、どちらが正確かと云えば、もちろんウクライナ側だ。ロシア国民は国営放送でプーチンに都合の良いプロパガンダで完全に洗脳されている。

2年間武漢コロナの情報・報道が毎日で、感染者が増えたり減ったりの一喜一憂が、ここに来て2月後半から毎日がウクライナ政変情報に変わりました。毎夜「報道1930」と「プライムニュース」を同時録画して、追っかけ再生(オイラのビデオレコーダーは同時2番組録画が可能)で、CM飛ばしで視聴しています。あまりにもプーチン独裁のこの侵略に憤っています。プーチンの変貌はこのコロナとも関係があるのではと思います。年齢的に高齢者(69歳)になるし、当然日々隔離生活で、側近との面談も数少なくなり、上がってくる情報も忖度された情報ばかり。彼はインターネットは使えない、または使わないので、広い見識が保持できない。しかし本は好きだから、ロシア正教やロシア帝国時代、またソ連時代の歴史書など読み漁っているうちに、皇帝にでもなったかのような心境になり、数日で成功したクリミア侵略と同じパターンで、ウクライナも侵略できると、忖度側近の言葉から決断したのではないか?また何らかの持病から多少認知症の疑いも加わったのか?・・・・・・・

結果論なのだが、プーチンがここまで無軌道なことを平然とするとは、世界の指導者たちも想像だにしなかっただろう。ウクライナ侵略がなんらの成功をしたとしても、戦後復旧は、あの広い国土をどうするのか?クリミア半島とは規模が違う。軍隊を撤収するにしても、世界を敵にした事実は消えないし、以後の首脳会議は村八分で相手にしてくれない。ウクライナがロシアに武力を行使して、防戦でロシアが攻め返したのなら、理解はしてくれるだろうが、平和な生活をしていたところに、プーチンは突然攻め込んだ。ロシアに損害賠償と慰謝料の請求は60兆円を超えるとも言われている。

NATOは、未加入のウクライナには、応戦するわけにもいかず、経済制裁と兵站の援助しか出来ない。しかしクリミア半島をロシアは略奪した。2014年以降、欧米がそれまで弱かった軍隊を強くするために訓練に協力し、今回は対戦車用新兵器を提供し、その効果が大きく、1ヶ月以上続いた戦闘をなんとか凌いできた。ロシアに対する経済制裁はかなり効いているようだが、未だその効果ははっきりとは見えないが、このまま続けば、確実に国家破綻の道を辿るであろう。今回のロシアに対する経済制裁の目玉は、SWIFTによるロシアのいくつかの銀行の村八分なのだが。J03_s

これにより、ロシアのルーブルは為替レートが下がって、大幅ルーブル安になるだろうと。しかし調べてみると、3月31日では、一旦大幅安になったが、また元に戻りつつある。ロシアはなんらかの対抗策に出たのだろう。
Us3312022

3月5日ごろ1US$が145ルーブルまでルーブル安になったが、3月31日には、81ルーブルまで戻った。ただ4月4日の外貨建国際の元本と利払いに20億USドルで償還できるか?出来なければ、30日後にデフォルトとなる。その他制裁には数多く欧米は用意していて、プーチンが皇帝の座を明渡さない限り、またはクーデターで拘束し、または処刑でもしない限り、ロシアに対する世界は元の世界には戻らないだろう。ここまで来てしまったプーチンの所業、果たして彼はどこまで気がついているのだろうか?まさに禁治産者の為せる技、又はカルトの教祖か?

ソ連崩壊1991ごろまで、日本から欧州に行く時は、北極周りで、アンカレッジで給油休息だった。帰りは南周りで。ところが、ソ連崩壊でロシア上空を通ってのコースに変わったので、数時間早くなった。荒涼たるロシア大地を眼下に見ながらの空の旅だった。ところが今回の戦争で一切ロシア上空はとべなくなった。フライトレコーダーサイトをスクリーンショットしたのだが。

41

ご覧の通り、ウクライナ上空には飛んでいる旅客機は皆無状態となっている。ほとんど南周りに切り替わった。

|

« 21世紀の戦争犯罪人プーチンは、その報いをうけるだろう。そしてロシア国民もだ。 | トップページ | ロシアのプーチンから学ぶ政治体制の歴史の教訓 専制主義と権威主義 »

コメント

ルーブルが戻ったのは、ロシアが政策金利を大幅に上げたから。金利が上がると、民間は借入が出来なくなる。企業倒産だ増える。雇用が少なくなる。やがてインフレとなり、スタグフレーションとなって、ロシア経済は壊滅状態になるというシナリオ。プーチンは経済の基礎をまったくしらない。

https://www.youtube.com/watch?v=VaTiUytXOqw&ab_channel=%E9%AB%99%E6%A9%8B%E6%B4%8B%E4%B8%80%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

投稿: らんらん | 2022年4月20日 (水) 17時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 21世紀の戦争犯罪人プーチンは、その報いをうけるだろう。そしてロシア国民もだ。 | トップページ | ロシアのプーチンから学ぶ政治体制の歴史の教訓 専制主義と権威主義 »