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2022年2月20日 (日)

3回目のワクチン打ちました。  未だに東西冷戦の影を引きずっている、プーチンのロシア連邦

2月15日に3回目ワクチンを接種しました。市内の病院の外構に造った仮設施設でした。今度はモデルナ接種です。以前の接種後、何の副反応もなくて、少し寂しかったので、今度こそ人並みの副反応でもあるのかなと期待したのですが、これが今度も何もなし。接種した腕の痛みもなく、頭痛もなく(オイラ生まれてれてから1度も頭痛を味わったことがない、かき氷を食べた時以外)、体温も平熱。今日で5日目です。その翌日16日にカミさんも接種したのですが、これもほとんど副反応らしきものはなく、ピンピンでした。特別な人以外これが平常なのかもしれません。それともオジイ、オバアに限ってのことなのか。

EU国などは、3回目・4回目ワクチン接種者が大半を占めるようになってきて、未だに日本よりはるかに新規感染者が多いのに、これまでのきつい規制は解除してきているとの報道だ。英国、フランス、デンマーク、オランダなどはインフルエンザの時の扱いに変えてきているそうだ。強制的な規制なし、要請のみでここまで来た日本政府と日本国民は、流石に民度の高い国民と誇って良いと思う。もちろんコロナに関しては、東アジア人特有の体質、遺伝子などの影響もあるかもしれないが、まだまだファクターXの正体は解明されていない。

今日は冬季北京五輪の閉会式を迎える。ロシアのウクライナ侵攻が始まるかもしれないと、連日メディアは大騒ぎをしている。まったくロシアには困ったものだ。・・・・・・

かすかに大昔のことを思い出すのだが、1990年前後の頃、まだソビエト連邦(ソ連)の頃まで世界は東西冷戦で、ソ連Vs米国がしのぎを削っていた。両国は有り余る程の核戦略兵器を持ち対峙していた。どちらかが核を使えば、反撃は核で行う。世界はボロボロになってしまうと言う恐怖の世界だった。それを扱った空想映画も沢山出来、その恐怖に煽られていた。実はその頃までにソ連は経済的にどんどん追い込まれ、ゴルバチョフ大統領になり、ペレストロイカとかグラスノチスの政策に取り組み、市場経済化を図ったりした。特に1986年4月のチェルノブイリ原子力発電所の事故(キエフのすぐ北側)は、経済だけではなく、国民に失望をもたらした。当時オイラ30代後半で、熱海JCの例会に、ソ連大使館の館員が講演に来て、そのペレストロイカとグラスノチスについて、ロシア語訛りの日本語で説明してくれたが、何がなんだか分からなかった。
その頃からソ連邦は崩壊の兆しに進んでいたそうだ。そして


1991年12月のソビエト連邦共産党解散を受けた全ての連邦構成共和国の主権国家としての独立、ならびに同年12月25日のソビエト連邦大統領ミハイル・ゴルバチョフの辞任に伴い、ソビエト連邦が解体された

これ以後、旧ソ連からロシア、ウクライナ、白ロシア(ベラルーシ)など15の共和国に分かれ独立したのが経緯だ。実は同年12月25日以前にこれらの国々は国号変更し、独立宣言をしている。その中でロシアは国号をロシア連邦として残っている。

当時、日本でもマルクス・レーニン主義だった大学教授、評論家などが、自分たちのアイデンティティーが壊されたと泣いていた。ちょうどその頃、あのテレ朝「朝ナマ」でのシーンを今でも覚えている。ユーラシア大陸の世界地図が変わった出来事だったからね。いわゆるイデオロギー国家の消滅だった。これで東西冷戦もなくなり、あの地域も民主的国家に変わるだろうと喜んだのだが。その後エリツィンという陽気な、わけのわからないのが初代大統領になり、政策を進めたが、これまでの経済政策が嘘半分で国民経済は奈落の底に落ち込んでいった。共産党独裁政権だったので、粉飾決算はやり放題だった。これ今の中国にも言えることで、粉飾決算しまくりで、実際のGDPなんて誰も知らない状態だ。

そして1999年12月31日に理由分からずエリツイン大統領が任期半年残して辞任して、当時首相だったプーチンが国政を継ぎ、2000年3月の大統領選挙で当選し、以後憲法の関係で首相に変わったことがあったが、再度大統領として続けて来た。イデオロギー国家からいわば独裁国家となったのが、プーチン大統領に依る権威主義国家、専制主義国家となってしまった。これが現在のロシア連邦なのだ。
「権力は腐敗する、絶対的な権力は絶対的に腐敗する」と昔から言われてきたが、おそロシアのプーチン、20数年権力のトップで、ロシアを再び覇権国家にするべく行動をしているかのようだ。元KGBの対外情報部員を16年勤め上げた経験は、トップになって遺憾なく発揮されている。ウクライナには、ロシアからのメインガスパイプラインが通っていて、ウクライナがロシアに敵対すれば、重要なガス輸出にも支障が出るかもしれない。だからプーチンとすれば、ソ連時代のようにウクライナを舎弟にしておきたいのだろう。もしもウクライナが、ソ連時代敵対していたNATOの一員にでもなったら目も当てられない。だから必死なのだろう。

ドイツを中心とするEU国は、ここ数年IPCCに依る、温室効果ガスによる温暖化と気候変動という、嘘っぱちで脱炭素推進を進めてきたが、その結果、各地にあった石炭火力発電廃止を進めて、天然ガスならOKと、生産国ロシア連邦を有利にしてきた。ドイツは福島原発事故でメルケルがビビって、今年中に原発を全廃止する予定。ドイツ住在のローマン川口は、カソリック国の宗教的観念は、「人間は原罪を持っている」が根本思想で、だから、気候変動も人間が出す二酸化炭素が原因であり、それが温暖化させ、気候変動をもたらすと決めたわけだ。だからCOP26の提言となる。それを受けて日本は2050年までに石炭火力発電をゼロにすると。そこまでいったところで、今季は米国東海岸地区は寒波で大雪。日本も日本海沿岸地域は大雪で支障が出ている。今も豪雪で大混乱だ。温暖化ではなく寒冷化だ。世界の例えば1千年間の気候変動は人間には関係なく、寒冷期になったり温暖期になったりするのが真相なのではと、以前から思っている。地軸の動きや、太陽光の強弱、数百年ごとに寒冷期、温暖期を繰り返してきた証拠は有名だ。シロクマの数は逆に増えている。乾燥に依る大山火事も大昔からあり、住宅開発が進んだので、被害が大きく見えるだけ。だいたい世界各地の気温を正確に測れるようになったのは、ここ100年以内なのに、平均気温が0.5度上がった下がったなんてまるでペテンのようなもの。世界各地都市化しているのだから、測候所の付近はヒートアイランド現象の影響を受けているからね。平均気温が上がるのも無理はない。世界の海から陸から全地域の平均気温なんてどのように正確に測るのか教えてほしい。

今年は、スペインで、ドイツでも、風が極端に弱く、風力発電の発電量が乏しく、それを補うために、天然ガスが重要になってきた。完全にEU国は、プーチンに天然ガスという重要なエネルギー源という急所を自ら握らせていたことになっていた。特にメルケル施政はロシアの協力者だったとも言える。そこにウクライナ問題が大きくなって、天然ガスに頼ったエネルギー政策が乏しくなった。おかげでEU国は燃料費・電気代は数倍に上がっているとか。ロシアと真正面から敵対出来ない状態になったのが、今回も問題だ。ともかく長いトップの座にいるプーチンとその仲間が、退陣しない限り、この問題はまだまだ続く。プーチンは核戦略の使用も厭わないとまで言っている。人間歳を取ると、恥も外聞も厭わない、ボケて来る。双極性障害症状がプーチンは激しくなってきているのか?

ウクライナ国境で戦闘準備中のロシア軍、北京五輪が終わってどうなるか? これで諦めて撤退しても、これだけ世界を騒がせた落とし前だけは、絶対とってもらわなければならない。それにより経済が落ち込もうと、プーチンのしでかしたことなのだから、ロシア国民の手を借りて、退陣となるよう戦略を立ててほしい。最大限の経済制裁をロシアにするべきだ。

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