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2021年3月12日 (金)

柑橘栽培カネのためならやっていられない。 1ミリシーベルトの呪縛

柑橘栽培

今日の午前中、ネーブルのJAへの出荷をしてきました。これも亡き父が、約35年頃前に4本の苗木を植えたものです。正確には、森田ネーブルオレンジです。父親は嫁と孫達に食べさせたいとバラエティーを増やしました。隔年結果で、1本が表年、3本が裏年で、昨年より収穫量は減りました。収穫しても約3割は、枝擦れ、病害跡、形崩れもあり、出荷したのは約50キロです。JAから来る、これの代金は労務者の1日分の賃金にも満たいでしょう。まぁ、亡き祖父・父への供養と運動と趣味でやっていますので、カネのことは考えないことにしています。カネのことを考えたら、バカらしくてやっていられません。柑橘全てで、経費を引いたら赤字すれすれなのです。自分の人件費などありません。

ウチの規模の5倍の柑橘栽培をしたとしても、経費を引いたら日本のサラリーマンの平均年収の半分ぐらいでしょう。ですから続けられる人は、年金収入や不動産収入など不労所得のある人しか出来ません。若い現役の人は、とてもそんな時間は取れない。だから農業従事者は高齢者ばかりというのは当たり前なのです。面白い話しですが、JA(農業共同組合)の正組合員は年間60日以上3000㎡以上の農地で、農業に従事すると書かれています。経費込での人件費だと、2万円/日で計算して、60☓2で120万円/年の売上。実態は12~24万円/年が現実です。アホらしい。

林業も輸入材木に押され、採算的に手入れさえ出来ない状態です。平地の少ない地方の農業は、どんどん縮小していき、将来の可能性を考えれば、南側斜面に太陽光パネルを敷きつめ、太陽光発電に移行していくのは、自然の流れかもしれません。不動産バブルの頃は、山を削り道路を造り、別荘住宅街の開発も多くありましたが、当分あの頃のブームは起きないでしょう。さらに人口が減るなかです。そもそも別荘というのも、その必要性はなくなりました。掃除をしに行くような別荘という負債資産を抱えるより、自由に国内・海外に行ったほうが良い時代です。柑橘栽培はオイラで終わりと考えています。しかし、柑橘類の木枝と果実と、毎回戯れることは、自分の人生を豊かにしてくれます。

東日本大震災から10年 1ミリシーベルトの呪縛

昨日午後、ウチの柑橘園で柑橘の木の枝の剪定をしていましたら、午後2時過ぎにサイレンが鳴り響きました。ちょうどあの東日本大震が起こった時の慰霊のサイレンだったのでしょう。・・・・・・・・・

レコーダに番組名自動録画を数々していて、ここ2週間くらい前から、NHKスペシャル、BS1スペシャル、Eテレにほとんど東日本大震災関連の特集の再放送がどんどん入り、容量が増えてしまうので、削除を次々した。というのもほとんどが及第点もあげられないような、ドキュメンタリーで、ただただ涙、涙のオンパレード。皆様のNHKだから仕方がないのかもしれないが。東電の対策、国の対策、あのころのマスコミのあり方など、将来に向けての身になり骨になるような番組はほとんどなかった。あれだけ煽った放射線問題の反省もなかった。福島原発の放射線の影響での直接死亡者は皆無だった。これによる最悪な甲状腺がんは発生しなかった。様々な専門家や専門家と称したジャーナリストが跋扈して、今のコロナ禍でのマスコミと類似しているので、またかと思う次第だ。

ちょうど地震の起こった日のことを記事にしました。詳細はすでに忘れてしまったことが多いです。

ついに来た!東北地方太平洋沖大地震 それも民主党政権の時に!揺れより津波の方が破壊力がある!

この記事から以後、日本中騒がした後日談を記事にしていきました。

カテゴリー:「災害・震災・放射能」

この10年たって、未だにあの細野豪志、原発事故担当相や環境相として復興政策の立案を手掛けた衆院議員の細野豪志の「安全より安心」と、基準放射線は1ミリシーベルトとしたことが、現在まで呪縛となっていて、除染作業に5兆6千万円以上を掛け、それが元で多くの不正が発生、未だに汚染地域には帰れない元住民が夥しくいる。これら全ての大元はこの1ミリシーベルという基準を発したことから、全てを狂わせている。細野というのは、顔は賢そうだが、やることは稚拙だ。なあ、モナ夫君。当時記事で、100ミリシーベルトまでなら問題はないというのが、世界基準だとしたが、自民党政権になっても、間違いを指摘し、改めることはしなかった。いわば共犯のようなものだ。

2021年03月12日 だれもが善人を装いたがるオールジャパン偽善体制が阻んだ福島の早期復興

事故から10年を迎え、メディアでは様々な事故関連特集記事や報道を流している。その中で、様々な反省や将来に語り継ぐべき事柄が語られているが、一つ、きわめて重要な反省事項への言及が完全に欠落している。それは、日本社会が、「1ミリシーベルトの呪縛」に支配され、住民の避難解除における合理的判断を放棄してしまい、それが被災地の早期復興を阻んでしまったという問題である。・・・・・・

・・・・・・・国際放射線防護委員会(ICRP)では、緊急時の放射線防護で守るべき目標線量を、急性または年間で20から100ミリシーベルトの間としている。福島県が県民健康調査の一環として行った県民の被ばく評価では、事故後4か月間の被ばくが5ミリシーベルトを超えたのは全体のわずか0.2%であり、最大値は25ミリシーベルトと報告されている。事故後直ちに20km圏内住民を緊急避難させたことは、実施過程で生じた混乱の中で多数の要介護者の死亡を防げなかったなど、様々な問題はあったが、少なくとも放射線防護という観点の初期対応としては大成功であったといえる。ちなみに、チュエルノブイリ事故では30km圏住民の最大被ばくは380ミリシーベルトであった。・・・・・・・

まさに、「合成の誤謬」で、皆がこれが良いと行動した時、全体としては、間違ったことに進むというやつだ。これをあの時マスゴミが煽りに煽ったことが忘れられない。もちろん政府や東電がその最大な原因なのだが。

今も、コロナ禍でマスメディアが煽りに煽っている。彼らはそれが正しいと考えているのだろうが、日本での武漢コロナって、その犠牲者は、毎年流行するインフルエンザで、一番酷かった時より少ないのが現状であることも、国民は認識すべきであろう。放射線もコロナウィルスも目に見えないところは共通している。

恒例の武漢コロナ 世界各国の成績表です。

今回も感染者数から回復者数を引いた、現在いる感染者(Active Cases)の多い順に上から並べ替えをしました。

3月11日のスクリーンショットです。

(クリックで拡大)

311

まだまだ、米国、フランス、ブラジル、英国、ベルギー、には国内にウヨウヨ感染者がいますね。検査を受けていない人を入れれば、これらの数倍の感染者がいる。これらの国には、まだまだ行けませんね。

 

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