今季は日本も中国も農業は不作の年になりそうですね。あの1993年の6月7月に何か似ているようで。トルコのイスタンブルにあるアヤソフィアが・・・
6月後半から7月中旬過ぎに掛けて、これほど雨降り続きになったのは、60数年の自分の記憶の中にありません。九州の球磨川の氾濫と洪水、大分県日田市の洪水、長野県安曇野市の犀川の洪水の恐れ などなど武漢コロナと同時並行の災害真っ只中です。球磨川に合流する川辺川のダムに反対し、治水で行くんだと現熊本県知事、以後何もしなかったね。鮎大好きのダム反対住民も自業自得だね。長野県知事選で脱ダムで当選した田中康夫、「コンクリートから人へ」で政権を取った2009年民主党。スーパーダムは無駄遣いの蓮舫。そして、脱ダムの世論作りをしたマスゴミ、皆さん息していますか?気象的には、今、太平洋高気圧の勢力が平年と比べて、大変弱く、その為梅雨前線が平年のようには北上せず、このように停滞する原因となっているそうです。近年温暖化というのなら、なぜこんなに太平洋高気圧が弱いのか?オイラには理解できません。中国の古代の土質を調べたら、寒冷期になる前には大雨が長期間続いていたそうです。
毎日記録している備忘録には、様々な事を記録していますが、庭に塩ビバケツを置いてあり、雨が止んだら、1リットル用計量カップで、その量を計り、それを1㎡当たりに換算して、総雨量を出しています。これを始めたのが2016年8月からで、それまでは単に時々雨・少雨・大雨・暴風雨の色分けだけでした。これは2003年8月からでした。2012年からは7月・8月・9月に掛けて、夏日・真夏日・猛暑日の記録も付けるようになりました。Excelを自分なりにデザインしてこの備忘録を毎日記録するようになったのは2001年からで、父親が当時ガンを患っていて、それが再発し、病状の変化や病院との関係やらを、それまで手書きの記録簿だったのをこれに変更しました。記録も長い文章をなるべく省略して記録しています。便利だと思うのは、文字検索が出来るので、過去の事項を探すのに手間が掛からないことです。なんたって膨大な量ですからね。設計業だったので、以前は日報という題名で手書きでしたが、どんどん記録手帳の数が増え、殴り書きも多く、字も汚く、過去の記録を探すのも手間が掛かり、あまり再読する気にもなりませんでした。もはや慣れてしまったので、これをしないと1日が終わったような気分にはなれません。
中共の農産物がヤバい
話を気候に戻しますと、今年は日照不足で冷害が発生するのではと危惧します。ご存知あの中国にもこの梅雨前線の西先端が停滞して、洪水が発生し続け、あの三峡ダムの上流、重慶を中心に大洪水、下流は武漢を中心に大洪水、大河の氾濫で・・・・・・・・・
中国最大淡水湖が史上最高水位、江西省「臨戦態勢」2020年07月13日
連日の豪雨と三峡ダムの放水により、長江中下流地域は深刻な水害に見舞われている。現在、江西省の状況が最も深刻だ。省内にある長江水系の淡水湖、鄱陽湖では12日午前、史上最高水位を突破した。省政府は、洪水防止対策の「臨戦態勢」に入ったと宣言した。
中国メディア・澎湃新聞などによると、7月8日以降、湖北省監利市以下の長江中下流地域の河川の水位はすべて氾濫危険水位を超えた。特に江西省の鄱陽湖地域が現在最も危険な状況にある。中国最大の淡水湖である鄱陽湖の水位は7月12日午前0時、1998年に起きた大洪水時の水位(22.52メートル)を0.01メートル超え、観測史上の過去最高水位となった。・・・・・・・
・・・・・・・・一方、長江の湖北省武漢市の一部地域の水位は7月11日、1931年の過去最高水位を超えた。現在、中国27の省・市が洪水に見舞われており、3800万人が被災した。
今、日本のWebサイトを見ると、あの憎き中国の三峡ダムよ、決壊してくれ的コメントが多い。これが決壊すれば、武漢、南京、上海はとてつもない大被害を被り、中国共産党独裁政権は倒されるのでは、という淡い期待が込められているようだ。2010年・2012年にイサ坊に連れられて、青島・スーヤン・南京・蘇州・上海・西安、等などに行ったが、この辺一帯は大平地で、山といってもボタ山程度。自動車で走ってトンネルがあった記憶がない。幾つも穀倉地帯があり、この洪水被害と梅雨前線の停滞で日照不足となり、また病害虫発生、桂林ではイナゴ大量発生と、これらの影響で農産物不作で、大昔なら大飢饉となるだろう。少なくとも、トランプに頭を下げて農産物輸入を乞うことになるかも。どうよ、習近平!
まぁ日本も嗤ってはいられない、1993年の冷害を思い起こさせる。そう、弱小新党ブームで、この年、日本新党の細川政権が8月から翌年6月まで続いた時だ。旧民主党の前身、旧日本社会党が大量得票を取った。秋には日照不足と冷害で米の不作、米屋は出し惜しみの価格吊り上げ、タイから米を緊急輸入。長粒米は日本の食卓にはイマイチだった。ややもすると、今年の秋以降は米の不作が災いするかもしれない。
アヤソフィアの話題
トルコのイスタンブルに、アヤソフィアという博物館がある。オイラ2013年11月に漫遊した。これは大昔まだイスタンブルではないころ、東ローマ帝国のコンスタンティノーブルだったころの東方正教会の大聖堂だった。その後はオスマン帝国によるコンスタンティノープルの陥落が起きた1453年5月29日から1931年までの長期間にわたりイスラム教モスクとして改築を繰り返し使用されて現在の特徴的な姿となり、後に世俗化され博物館となった。1935年2月1日から博物館(トルコ語: Ayasofya Müzesi)として使われてきているのだが、今回トルコのエルドアン大統領は、ここをイスラム教のモスク(ジャーミー)に戻すことを決定したとの声明を出した。このアヤソフィアの前にはスルタン・アメフト広場があり、これと対面するようにあの有名な美しいファサードのブルーモスク(スルタン・アメフトジャーミー)がある。この地区はあと一つ計3つの巨大モスクがある。このことは、キリスト教の世界では大騒ぎとなっている。特にお隣のギリシャはギリシャ正教の関係から強烈な批判を出している。トルコ市民の大半は大歓迎なようで。漫遊した時のこのアヤソフィアについてのブログの記事です。ご一読を!因みにこの時為替レートは1TRY(トルコリラ)=約50円台でしたが、現在は約15円台とびっくりするほど下がっています。
イスタンブル漫遊-4 簡単なイスタンブルの歴史とアヤソフィアについて。2013年11月30日 (土)
この時は、一人で漫遊したのですが、西欧の歴史から離れて、当時のオスマントルコ帝国に思いを馳せた漫遊となりました。特にイスタンブルはお勧めです。
かつてのオスマントルコ帝国は強大だった。オスマン帝国の最大領土(1683年)
赤色の場所が全て当時のオスマン帝国の領土でした。
さて、また恒例の武漢コロナ 各国の成績表です。
COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC 日替わりトップページです。
今回のスクリーンショットは、死者 Total Deaths欄をクリックして、死者の多い順に並べ替えました。
7月14日版です。(クリックで拡大)
日本は41位で982人です。米国の死者138,247人で1位です。トランプどうする?
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