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2020年3月14日 (土)

仲間の一人にインターネットのレクチャーをしてあげた。行き過ぎたグローバル化これが武漢コロナで再確認されました。

今日は一日中小雨降りでした。まさに晴耕雨読というか、本読ではなくPC読視聴でした。インターネットのお陰で、何でもかんでも興味を満たしてくれます。まさにメディアのキングといったところでしょう。近所のオイラの仲間に最近インターネットの世界をレクチャーしてあげました。といっても3時間ぐらいでしたが。なんでも最近PC環境を整え、光通信に切り替え準備は整ったが、インターネットをどのように利用してよいのかイマイチ分からないと。オイラ最初にインターネットの世界を紹介するにしても、今回は手始めとして100あるウチの3か4ぐらいしか教えられないよと。ただとっかかりだけだよと。あとは膨大な数を実地訓練して体で覚えるしかないよと。

ブラウザとして、グーグルクロームのダウンロードとインストールの仕方、アプリとしてグーグルアース、地理院地図、検索の仕方と結果の利用法、それをお気に入り(ブックマーク)に保存する方法とそれの取り出し方、グーグル翻訳での翻訳の仕方、ユーチューブの利用の仕方・・・・、などなど。まぁ切りがないのだが。カタカナ用語もほとんど知らないようで、これを説明するのに手間がかかった。彼は年齢がオイラと同じで、市の消防課退職なので、ワードやエクセルは出来るらしいが。オイラは、1990年代にCAD(PCで製図をする)システムを導入し、まだOSはMS-DOS時代、アプリケーション用と保存用の2枚のフロッピーディスクの時代からやっていて、2000年に入ってウィンドウズのOSに替え、PCも替え、98⇒XP⇒vista⇒7⇒10と変遷してきた。その間にインターネットのコンテンツ(情報の中身)は天文学的に増え、まさに現在に至っている。こんなに便利なった世の中なのに、ほとんど利用したことがない、知見がない人はかなり多いと聞く。いわゆるデジタルディバイト(情報格差)ってやつで、インターネット等の情報通信技術(ICT)を利用できる者と利用できない者との間にもたらされる格差だ。仲間の彼もその口だった。柑橘栽培についてもネット検索をすればすぐ良い参考が出てくるよといっても通じたような通じないような。まったく通じていなかった。今や30歳代、40歳代はそのようなことはないだろうが、60歳代、70歳代は回りを見てもそうとう多くいそうだ。

行き過ぎたグローバル化にしっぺ返しをされた今回の武漢コロナ騒動。

中国武漢から発生拡大した武漢コロナ、ここまで全世界に拡大するとは、1月2月想像していませんでした。まさに2番手の争いのデッドヒートです。韓国かなと思っていたら、欧州に飛び現在イタリアが2番手です。・・・・・・・・・

テレビではあまり触れませんが、イタリア北部では中国からの援助に見がくらみ、有名ブランドの服装品は、下請けとして中国企業が中国人職人を移民させ、それなりの製品を世界中に輸出していたそうです。以前から中国人移民と現地イタリア人との間で問題が起こっていることは知っていましたが。2月の春節で中国本土に帰った職人達が武漢コロナを土産にしてそれがまたたく間に広がった。また上昌広ではないが、感染者2人発覚のクルーズ船の乗客・乗員をそのまま下船させ、そこからも拡散したらしい。イタリア南部では感染者があまりいないことがそのエビデンスとなる。

3月14日の各国政府の発表によりますと、国や地域別の感染者数は、多い順に、
▽中国が8万824人、
▽イタリアが1万7660人、
▽イランが1万1364人、
▽韓国が8086人などとなっています。(死者72人)

他省略

 

死者は、
▽中国が3189人、
▽イタリアが1266人、
▽イランが514人、
▽スペインが121人などとなっています。

他省略

イタリアの死者が非常に多いのは、EUからの財政再建命令で、病院や医師の数を減らさせられていたので、重症患者の処置が十分に出来なかったし、検査をやりすぎ、軽症者も入院で病床の数が足りなくなった、いわゆる医療崩壊したことが原因だろうと。イランは制裁が効いていて、もともと医療不足、医療貧困、スペインも財政再建中でイタリアと同様な条件で、まだまだ死者は増えると見える。

さらに、米国のトランプは、現地13日午後3時に全米非常事態宣言を出しました。また12日には欧州(英国は除く)からの米国への入国を禁止しました。中国からはもっと以前に入国禁止をしている。米国も日を追って感染者が増えているようだ。

それらを受けて、ダウ平均は一時リーマンショックを超える下落、日本の日経平均も同様、そして世界中の株式も乱高下が激しく、下落が続いている。これまで中国経済が伸びてきたのは、世界の工場で、例えば日本に関しても、マスクは日本企業が中国で作らせ安く日本に輸入、医療用ゴーグル、防護服も。それらを中国政府は自国産だからと恣意的に制御している。だからなかなか日本では不足が改善できない。

オイラも様々をアマゾンで宅配購入しているが、大昔だったら5千円はするだろうという品物が3千円ぐらいで買える。よく見るとほとんどが中国製で、またよく壊れることも多いが。まぁしかしそうでないものもあるので、重宝しているのだが。まさにロシアンルーレットの気分で購入しているのだが。今回の中国生産が止まってしまい、部品も手に入らない状態で世界中で見通しがつかない状態になってしまった。これが続けば中国発大恐慌も真実味がある。逆にイタリア・アフリカなどに中国企業が進出して、そこから世界中に輸出。まさにグローバル化を絵に描いたような世界になってしまった。もちろんこれは中国だけではなく、世界中がグローバル化をしているわけだが。結局トランプが危惧し、唱えた反グローバル化(グローバル化の縮小)は、ある意味正しかったわけだ。

なんでもかんでもグローバル化が正しいわけではなく、リスク分散したグローバル化に見直すことが必要だ。中国発の疫病発生は歴史的に非常に多かった。これからもあるだろう。また中国共産党一党独裁で、言論の自由もなく、ジョージ・オーエルの小説「1984年」のような監視社会を実践している国との貿易は考え直す必要がありますね。

中国といえば、オイラ1960年前後の中学生の頃、このザ・プラターズのレコードをよく聴いていました。その中でもこのOn a Slow Boat to Chinaは大好きでした。これはオイラの生まれた年、1948年に作詞された。この唄のChinaとは実際の中国という意味ではなく、そのころ中国は、英語圏から遥かに遠いところという意味で使われていました。それが今や米国・欧州の経済まで脅かす存在となっています。ちょうど100m美人を間近で見てしまうようなものです。

同じ曲で、こちらはベティー・ミドラーとバリー・マニロウの掛け合いデュエットです。

歌詞の通り、こんなに女性に好かれてみたいですが、オイラの人生ではあったのか?なかったのか?

まぁ、バリーのようなイケメン男ではないですが・・・・・

おっと、三島の馬敬礼、トシ坊がいるか。

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