習慣的に濃厚接触が日常の欧州と北米。日本は世界的にもCT検査機の数が豊富な国
今日は、暖かく春真っ盛り、木の芽時で、何か踊り出したくなるような気分です。もっとも踊り始めたら、気が変だと避けられますね。
武漢コロナは、中国武漢から流行開始で、韓国を賑わせ、窓口イタリアを賑わせ、そこからスペイン、ドイツ、フランスへと、さらにEU諸国全体に広がっている。死者数をみると、イタリアは医療崩壊を起こして、中国での死者数を超えたとか。今世界中の国々が外国人の入国を制限し、鎖国のよう国を閉ざしています。これを見て、世界の金融経済は縮小して、株価は下がり続け、あの2008からのリーマンショック以来、またそれを超えるくらいの下落で推移している。これまでも中国本土発症の数々のインフエンザ、サーズ、鳥インフル、新型インフルエンザなどなど世界に放って来たが、グローバル化した世界経済の中で、あのスペイン風邪を思い出すような流行となって2月下旬から3月にかけて、騒然としている。昨日は中国武漢及び湖北省が都市封鎖してから2か月目となった。
中国共産党独裁国家、習近平国家主席は、3月10日に武漢を発生以来初めて訪問し、皆さんよく頑張ったと讃え、これで流行を防ぐことが出来たと。そしたら神のお告げか、それ以来新規感染者は激減し、やがてゼロとなって推移している。習近平様が収まったというのだから、以後の新規感染者数を上に報告出来なくなったのだろう。死者も別の病気で死んだとしようと。またしても中国お得意の隠蔽が始まった。武漢コロナは隠蔽に始まり、隠蔽に終わる。そもそも、これら全て大昔からの中国の風土病だったのが、グローバル化するごとによって、世界に漏れ伝わって来たわけで、あの欧州を壊滅化させた、ペスト(黒死病)も、モンゴル帝国が中国本土の風土病(ペスト)を欧州に運んだ歴史がある。
グローバル化したメディアで、瞬時に世界に伝わる世の中になり、便利になっては来たが、この騒動は必要以上に騒ぎ過ぎなのではないか・・・・・
COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIc Last updated: March 24, 2020, 02:33 GMTC
3月24日の成績(抜粋)
USAが伸びてきました。感染者数43、734 死者数553人。イタリアは呪われたかのように感染者数63,927 死者数6,077人
日本は感染者数1,128 死者数42人、韓国は感染者数9,037 死者数120人となっています。
2月初旬のころは、中国武漢、湖北省騒ぎや、日本でもあのダイヤモンド・プリンセス号騒ぎで世界の目は注目していた。所詮他人ごとだったのだろう。しかし欧州としてイタリア北部から感染が流行し、3月にはEU全国に広がった。そもそも、濃厚接触でしっかり伝染する武漢コロナ。欧州・北米でなぜ感染が広がらないのかと訝っていたら、やっぱりその通りになったわけで。彼らの文化習慣は、会う時の挨拶、握手、抱き寄せ(ハグ)チークキス、チークTOチークが日常で濃厚接触しっぱなしだ。中国・韓国より濃厚接触が日常だ。また言語発音の関係で、唾を飛ばしながら喋ることが多い。中国人は特にそうだ。欧州人や北米人で大流行しないわけがないと2月に思っていたら、どんピシャリそのようになった。よくマスクを付ける習慣のある日本人をあざ笑っていたツケが回ってきたようなものだ。だから、感染を自覚しているのにマスクはしない。だいたいマスクは一般的に売っていない。だから感染者は会話で感染させっぱなしだったわけで、増加の理由も頷ける。
そもそも、なぜそんなに怖いのか?ただただ、治療薬がない、ワクチンがないの理由からなのだ。肺炎で致命傷になるわけだが、数字的には武漢コロナは、いまのところそれほど怖いわけではない。
今の日本に当てはめると・・・・・
高齢者人口:35,880,000人
肺炎死者数(ほぼ高齢者):120,000人 / 年内訳
誤嚥性肺炎死者数:38,000人 / 年
インフルエンザ肺炎死者数:1,500人 / 年
新型コロナウイルス肺炎死者数:現在49人(クルーズ船事例含む)
世界があまりにも怖がり過ぎで、世界大恐慌到来か?
感染しても、健康体なら80%が回復する。8年前4月に沖縄にて香港A型インフルエンザに罹り、帰りのフライトでカミさんに多分感染、オイラ自宅で4日間高熱で寝込み自然回復した。もっともカミさんは医院に行き検査で香港A型が判明、あちらは服用で回復した。当時は63歳だったので、まだピチピチボーイだったが。ほぼ高齢者に多い、誤嚥性肺炎のほうがよっぽど怖い。
米国は、相当ビビっているが、そもそも昨年は旧型インフルエンザで2400万人が感染して、1.2万人が死亡という現実があった。まぁこのインフルエンザの中に、武漢コロナも相当数混じっていたのかもしれないが。米国は際立って貧しい人たちには厳しい医療制度であることは間違いないが。他の国のように国民皆保険がない。民間保険は制約が多く万能ではなく、また保険料も相当高い。保険での治療費請求も弁護士が必要だと、LAのサンタモニカ在住の同級生がぼやいていた。医療費破産もよく発生すると。米国の課題なのだ。
韓国や、欧州のようになぜPCR検査の数を増やさないか?ドライブスルー方式があるじゃないかと。玉川(皮)徹、青木理、上なんとかが糾弾しているが。そう言えば、昨日と今日火曜日のモーニングショーは、玉川徹は欠勤していたね。彼への非難が効いてきたのか?
じつは、メディアで指摘されない重要なことがある。
2月に日本の医療界はあのダイヤモンド・プリンセス号の悪戦苦闘で武漢コロナについて、その正体と対処方法等多く学んで、それを現在生かしているそうだ。
都内の一般病院でCOVID-19の診療に携わった医師の方からのレポート。
この肝は、日本は世界一、CT検査設備の数が多く、それが武漢コロナ対策に多いに役立っている。
やはり日本はCTが普及していることと、誰でもその医療を受けられることがとても役に立っているようだ。おかげでPCR検査をする意味がある人だけを検査することが可能になっている。
COVID-19の臨床的特徴は「非常に肺炎を起こしやすい」ということではないでしょうか。インフルエンザ患者を診ていても、細菌性肺炎の合併は時々あってもウィルス性肺炎自体はかなり稀です。しかしCOVID-19では、通常なら風邪程度の症状でもCTを撮影すると、複数の肺炎像が見られます。
すでに報告されているようにこのCT像がかなり特異的です。胸膜にへばりつくようなすりガラス、あるいは網目状の陰影が複数見られます。通常の細菌性肺炎とはかなり異なる印象です。他院からCOVID-19の鑑別のために患者さんが紹介されてくるのですが、CTでスクリーニングをおこない、怪しい影があればPCR検査をおこなっているのが現状です。幸いCTスキャンが2台あるため、一般患者と分けて検査することが可能でした。またCTでは明らかな多発性陰影でも、レントゲンではかなり分かりにくく、それだけでは否定できません。
国別CT(SPECTを除く)の保有数を下のグラフにまとめました。
横軸は人口100万人あたりのCT数です。赤は日本、青は日本以外のG7加盟国、緑はG7以外のOECD関連国です。日本のCT保有数は100万人あたり107.2台であり、G7平均の25.2台、OECD関連国の25.4台と比べても断トツでトップでした。日本では病院だけでなく、医師1人だけのクリニックですらCTを保有しているところを時々見かけますね。
同じG7加盟国でも国によって格差が大きく、例えばカナダの人口密度(3.4人/km2)は日本(340.8人/km2)の約100分の1にもかかわらず(wikipediaより)、CT保有数は14.8台/100万人と7分の1以下であり、都市部以外では利用の機会が限られる状況が想像できます。日本は人口密度が高い上にCT保有数は1万人に約1台ですので、とても恵まれていますね。
日本ではただPCR検査を連射するのではなく、CT検査で狙いを定め、ターゲットを絞った上でPCR検査をしているそうです。ちょうど日本の検察が有罪率が非常に高いのを絞って検挙するのと似ているのかも。そもそもPCR検査はそれほど正確ではないからです。医療崩壊を起こさず、なだらかな山に感染者を処理しているのだそうです。さて、検査について豊富にあるCT設備で、問題の武漢コロナ肺炎に絞った上で、最後の結果PCR検査判断が良いのか、韓国・イタリアのようなメクラメッポウPCR検査の方が良いのか、この先結論がでるでしょう。おっと、肝心のCT検査機が少なければ出来ませんがね。ところでCT検査機って結構高額なのですよね。
そんなこんなで、7月からの東京五輪は、各国からの援護射撃もあってか、来年2021年の同月同期間に延期が決定だろう。来週発表するだろう。
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