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2019年4月16日 (火)

4月中旬の出来事。パリのノートルダム寺院(大聖堂)の尖塔付近が炎上、そして倒壊。

このブログの投稿サイト、ココログは新しいデザインに4月から変わり、ようやく慣れつつあります。未だに試したことのない機能もありますが。旧より良いところもあるし、悪い(やり難い)ところもあるしです。

今、統一地方選挙運動の真っ最中で、ウチの事務所の隣棟の1階の一部をある市議会議員の後援会事務所として賃貸しているのですが、大変賑やかです。他の候補者の宣伝カーも行き交い、まさに選挙戦真っ最中。彼は、大昔に熱海青年会議所での先輩後輩で、さらに大家と店子(タナコ)の関係。主義主張はともかく、彼に投票をすることにしています。21日が投票日ですが、カミさんは今シンガポールで三女の産後の面倒を診に行っているので、彼女の票はありません。その分、同じ市内にいる次女夫婦にお願いしてあります。ただオイラは煩わしい選挙運動には参加していません。

4月中旬過ぎは野菜の種撒きの季節です。約900㎡ある宅地に囲まれた先祖からの畑ですが、約33本の柑橘の苗木若木が植わっていますが、まだ空きが沢山あり、昨年からそこで自家消費の野菜の栽培を楽しんでいます。何を植えるか色々悩みました。昨年は、ニンニク、小カブ、九条ネギ、小松菜を植え、まあまあの出来でした。今季は、アスパラガス、ミョウガ、スウィートコーン(ゴールデンラッシュ)、枝豆を植えました。これらは、一度土作り、マルチ敷などのこしらえを完璧にすれば、雨と太陽と曇りがそれらを育ててくれ、たまに管理(追肥等)をするだけでそれなりの収穫が出来ます。さらにネットサイトの拡充で、その栽培方法などの情報が至れり尽くせりで収集できます。それらは文章だけでなく、栽培の動画まで無尽蔵にあり、昔だったら、先人に教えを乞うものでしたが、今やその先人を超えた情報を得られる時代となっています。

さて本題です。

今、フランス・パリはさらに大騒ぎになっています。

 

確か28歳の頃、今から40数年前にカミさんと二人でフランスに行きました。当時カミさん、JALだったので家族割引を使って行ったのです。別に金持ちだったわけではありません。レンタカーで確か約1000㌔走りました。ロアール街道から、西海岸沿い、サンマローに2星の宿を取り、モンサン・ミッシェルも観に行きました。当時買った小銅鍋の幾つかを今も自宅の食堂に飾ってあります。で、その時初めてパリ市内バス観光をして、ノートルダム寺院にも行きました。内部見学もして、屋上にも行きました。建築設計家のタマゴとして、屋上の防水仕様はどうなっているのか興味を持って観ました。なんと一面厚い鉛板が敷きつめられていました。当時は今のような便利な防水建材はなく、防水に加工性の良い鉛の板が利用されていたことを発見しました。

近年では2012年にパリを中心に郊外にも足を伸ばしました。

10月のパリ。小雨混じりの雲り空の日々だった。1年の半分以上は寒い日が続く。

展望バスの市内観光でゴシック建築で有名なノートルダム寺院にも行きましたが、内部見学には長い行列が出来ていて、更に寒空でカミさん、体の調子が悪くなったと先にホテルに帰ることになり、ノートルダム寺院の内部見学は以前したことがあるので、ルーブル美術館を再度見学に変えました。そのノートルダム寺院が大火事となったと、今日のワルドニュースで続々報じられています。

パリ、ノートルダム大聖堂炎上中 16日2時

世界文化遺産のノートルダム大聖堂で火災 90メートルの尖塔焼失

【パリ=三井美奈】フランスを代表する観光名所、パリのノートルダム大聖堂で15日夕(日本時間16日未明)、大規模な火災が起き、中央部分の屋根が崩壊し、高さ約90メートルの尖塔(せんとう)が焼失した。消火作業は16日未明(同16日朝)も続き、周辺の交通は遮断され、観光客らが避難した。 

ルモンド紙(電子版)によると、出火元は屋根裏にある改修工事用の足場付近とみられており、検察が捜査を開始した。消防ヘリコプターによる上空からの放水は「建物全体の崩壊につながる恐れがある」として見送られ、約400人の消防隊が地上から消火活動を行った。ロイター通信によると、消防士1人が重傷を負った。出火は午後7時前で、閉館時間の後だった。・・・・・・・・・

いままで、この尖塔の躯体構造なんて考えたこともなかったが、木造躯体だったようだ。その上に仕上げ材で包んでいるのだが、内部的には木造躯体で、もしかしたら、木造躯体に油性の防腐材が塗られていたのかもしれない。だから火が大きくなった。よほど大きな種火がなければ、断面積の大きい木躯体があんなに燃えるものか?さらにあまりにも火の勢いが強かったのは尖塔の中は空洞になっているので、それが煙突の変わりになったのか?もちろん財宝を守ろうと消火水の投入をためらったことの原因もあろう。さらにこの寺院は数週間前報道であったように、屋根に取り付けられた緑青色の銅製聖人の像が、改修のためにクレーンで取り外されている映像が報道されていた。今まさに大規模改修中だったようだ。

まだ出火原因が特定されていないが、これはフランス人の威信が傷つけられたのと同じ事。マザコンのマクロン大統領も失禁状態だったのでは。エッフェル塔、ルーブル美術館クラスが大損傷をしたのと同じ様なものだ。今年に入ってパリは例のイエローベスト・デモが続き、いまでもご盛んな状態だ。そのデモもさらにエスカレートしてきて、店舗の破壊、強奪が多くなってきて、テロがいつ起こっても不思議でない状態だ。出火場所は屋根裏にある足場からとの報道だが、まさか国外労働者が寒いので火でも焚いていたなんてことはないだろうか?あるいは、改修仕様で火に弱い発泡スチロールを断熱裏打ちなんてことは?またフランスなども、屋内の喫煙は厳禁だが、屋外の喫煙はOkayだ。その捨てたタバコの火が・・・・なんてことも考えられる。しかし、もしも新しいテロの一貫として、過失に見せかけた放火テロだったら・・・・・。純粋なフランス人はその様な事は考えることもしないが、フランスに来て虐げられていると感じている移民、またはその子孫の中には、一発やってみようじゃないか!どうせオイラ達はムスリム(イスラム教徒)で、この建物の価値感は皆無だよと。

ロンドンもそうだったが、このパリ、貧しい東EUからの移民、かつて宗主国だった国からの移民、そして中東・北アフリカからの難民の移民、不法滞在者など異文化人のルツボとなっている。2012年に行ったときも、あのパリジェンヌ達はどこへ行ったのよという感じだった。

どの様に捜査が進んで行くか大変興味があります。

 

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