毎度毎度のスパムメールには騙されないように
今日は確定申告提出の期限日です。3日前に3日間掛けて完成させ、提出済です。例によってここ18年使っている、「Excel確定申告」のベクターから有料ソフトをダウンロードして完成させています。控除出来るものはすべて洗い出して、極力、所得を少なくしようと、涙ぐましい努力です。
今午前中は事務所でデスクワークで、午後は雨降り日以外は、果樹の下に、苦土石灰と春用配合肥料を撒いています。苗木・若木(約60本)は根本をマルチ仕立てにしているので、被さっている雑草を退けて、施肥をし、傷んだマルチの上に新しいマルチを被せる手間の多い作業をしている最中です。気候が暖かくなり、作業中汗をかくような季節に移り変わってきました。
さて本題です。
例のスパム・メールですが、皆さんのところにも頻繁に来ていると思います。特に古いメールアドレスの人は特に多いと思います。もちろんそれに引っかかるような人は少ないと思いますが、オイラは数年前、まんまと引っかかって、アカウントとパスワードを記入したために、一時乗っ取られた事例がありました。・・・・・・・・・
敵はこれを使って無数なほど大量に詐欺メールを発信し、プロバイダーから警告を受け、やっとそれに気が付き、正規な方法でパスワードを変え、正常な状態に戻りました。ただ今でも不思議なのは、時々宛名(オイラの)メールアドレスの@に至る前の部分だけで届いたりするものがあります。どういう仕組になっているのか、素人なのでわかりません。
今年になっても、月に10~15通のスパムメールが届きますが、今日はそれらのいくつかをこの記事で晒すことによって、皆さんに注意を喚起したいと思います。
まずこのメールの発信元を探ります。また見つけたサイトなのですが、受信アカウントを右クリックして、メッセージオプション(Windows 7の場合)をクリックで、出たインターネットヘッダーの内容を全部コピーして、https://www.aguse.jp/を開け、「メール」を選び、その欄にこれを貼り付け、「調べる」をクリックします。
3月は「アマゾンを語った」スパムメールが多かったです。これ下手にクリックすると、アカウント、パスワード、登録してあるクレジットカードの番号や有効期限などなど盗み取られてしまいます。だいたいパターンは同じで、まず誰かがあなたのアカウントを勝手に使っているとか、盗んでいるとかで脅かします。そして防ぐ為にパスワードを変更して下さいとかなんたらとか。指示に従うとフィッシングをされてしまいます。
以下はオイラのところに毎度来るスパムメールで、上記のサイトで調べると、発信元は、ナイジェリア、北京、アフガニスタン、イラン、ベラルーシ、インドのムンバイ、米国のとある場所などなどと意外な所から発信されています。また、そのメール発信はブラックリストに載っているかどうかも分かります。
↓ これもよく来る有名なスパムメール。まず発信元メールアドレスにamazonの文字が入っていない。アマゾンで怖いのは、購入に際して、面倒くさくないように、クレジットカードを登録してある人が多い。オイラも登録してあって、一発で購入注文が決済される。リンクをクリックしてそこから誘導され、クレジットカードのアカウントを盗まれたら、フィッシングされたら、大変なことになる。ちなみに、この発信元のアカウントをコピーして、上記サイトで調べてみたら、これは発信元は大阪だった。昨日アマゾンで物品を選んでクレジットで決済したのだが、何も問題はありませんでした。
↓ また、アップルを語った、LINEを語ったのもよく来ます。オイラはアップルやLINEは登録もしたことがありません。
その他、有名なのが、全文英語で、エロサイトを見ているお前を録画してあると。公開してほしくなければ、ビットコインで指定の金額を払えとか、知りもしない日本の企業から請求書を送るから支払えとか。まさに匿名を良いことにやりたい放題です。本当は懲らしめたいところですが、下手に連絡すると何があるかわかりません。PCやスマホの使用にまだ不慣れな人はつい騙されて被害を受けている事例は相当な数いるでしょう。あの「ネム」でしたか、ビットコインが数百億円分ネット上で盗まれた事件がありましたが、最近、国連の調査で、北朝鮮のハッカー集団が犯人だったと結果が提示されました。
日本もいつまでも「事なかれ主義」ではなく、警察・自衛隊・内閣などが一体となって、サイバーを防ぐ機関を作る時代だと実行すべきでしょう。法律的にも世界中先進国に設置されている「スパイ防止法」のようなものを作るべきです。いつまでも、「お花畑的一国空想的平和主義」では国民を守ることは出来ない時代に突入しています。
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