今年2月の混沌(カオス)。英国と北朝鮮
今年2月は柑橘園の木を徹底的に強い剪定をしてやろうと実施をしています。父親から受け継いだ柑橘園(3代目)、成果売上から諸経費を除いての自分の人件費はというと、雀の涙ほどですが、体力の保存と趣味に徹して継続しています。成木(20歳以上)は、特に温暖な年は枝がどんどん伸び、またひねくれた枝が絡み合い、風通しを悪くし、日照を行き通らなくさせます。その結果、不良なミカン(すり傷持ち、各種病気持ち等)を多く発生させます。また天成りと言って、一部の太枝が天に向かって立ち上がり、下々の枝葉の日照を妨げます。
基本的には、上空から見て、成木の葉の真ん中が空いている状態、側面から見て全側面が葉に覆われている状態ではなく、30センチから60センチぐらいの段隙間が空いて、中の太枝が透けて見える状態に仕上げます。成木の内側の太枝からは垂直に伸びている多くの幼枝も半年もすれば大きくなり風通しを妨げますので、それらも除去します。内側方向に伸びている枝もです。その他一つのヶ所から数本の幼枝が伸びていますので、それらの本数も減らします。
そんなこんなで、1本の成木を剪定(強い剪定)するのには、40分前後かかります。ウチの園には、20歳以上の成木が30本前後ありますので、毎回、午前はデスクワークで、午後から始めて5時ごろまでやっていますが、2月15日以降今日で終了です。10日掛かりました。枝を切る為に体各部位を、ストレッチをしたり、ノコで切ったり、そのために木に登ったり、脚立で作業したりです。しかし終わったあとは、身体がストレッチのお陰でスッキリします。まぁオラウータンの気持ちになったりします。あとは切り落とした枝(相当な量)を拾い集め、段畑3ヶ所にある半割ドラム缶での焼却が待っています。まだまだ体力は十分あることを発見しつつというところです。亡き父親の本格的栽培の代替わりは、17年前からです。様々な知見を学び、だんだん本格的になってきました。今や完全なプロに成長しました(笑)。
さて本題です。
英国のメイ首相の悪戦苦闘を報道で知るにつけ、同情をしてしまいます。
このブログでの話題集めでは、ウェブサイトニュースを参照することが多いです。閲覧するのは、産経新聞のウェブ版です。産経新聞 オイラにとってイデオロギー的に一番親しめるので、つい引用もこの新聞ニュースということになります。朝日新聞や毎日新聞は引用するにも躊躇してしまいます。ウェブ版で無料で全記事読めるのはこの産経ですし。朝日は途中までは読めても、ここから先はカネを払え!オイラ「左系朝日の反日フェイクニュースなんてカネを払って読むもんか!」です。
ところで、このウェブ版産経新聞ですが、最近記事のデザインを変えたのですが、記事検索の欄がわからなくなってしまいました。今日も英国のブレグジットに関して、記事を集めようとして、検索欄を探したのですが。やはり会員にならないとダメなのか?と。しかし、試行錯誤してそれを見つけました。左最上段にある「三メニュー」をクリック⇒そして出た小窓の最上段にある虫眼鏡マークの行に検索用の用語を打ち込めば、産経新聞の記事が検索できることを発見しました。これで安心して検索ができます。
英国ブレグジット
メイ首相頑張っていますね。そもそもEU離脱の国民投票時、彼女は反対であったのに、国民投票の結果を守ろうと、あえて火中の栗を拾うことになったわけだが。強行派だったポリス・ジョンソンなんて影に隠れてしまっていますね。卑怯なヤツだよ。メイ首相のEUとの離脱交渉の結果が気に食わないと。だんだん「合意なき離脱」の方向か、再度の国民投票の方向か。これで再度の国民投票で「やっぱ、EUの残ります。お騒がせしました。ごめんなさい」なんてなったら、200年の伝統あるUKの威厳はどうなるのでしょう。
EU離脱協定の議会採決を延期 メイ英首相、「3月12日までに」2019年02月25日
イギリスのテリーザ・メイ首相は24日、イギリスの下院議員は3月12日までにブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)協定に関する採決を行うとの方針を示した。 欧州連合(EU)とアラブ連盟の首脳会談(サミット)に出席するためにエジプトのシャルム・エル・シェイクを訪問中のメイ首相は、今週中に「意味ある投票」を行う可能性を否定した。 一方で、EUとの「前向きな」協議は「なお継続中」で、3月29日に迫った離脱も「手の届く範囲にある」と話した。・・・・・
・・・・・首相によると、イギリス政府はEUと、アイルランドと英・北アイルランドの国境問題をめぐる「バックストップ(防御策)」についての協議が続いているという。 イギリス議会では、バックストップが発動すると実質的にイギリス全体がEU関税同盟にとどまるほか、北アイルランドがそれ以外のイギリス各地と別扱いになることが問題視されており、離脱協定の承認を妨げている。・・・・・
・・・・メイ首相は1月、バックストップの代わりとなる取り決めをEUと再交渉することを議会に約束している。 メイ首相はまた、3月末のEU離脱後も首相職に留まりたいとの意向を示した。自分の仕事は「ブレグジットを実現することだけではなく、国内の課題についても対応したいものがある」としている。 首相は昨年12月、次回の総選挙では党首として保守党を率るつもりはないと表明していた。・・・・・
それにしても、英国議会の議員達、こんなに劣化しているとは思わなかった。まぁ、日本での野党議員も似たり寄ったりかも知れないが。EU(欧州連合)側としては、すんなり英国が離脱出来ないようあの手、この手で工作をしている。英国が実績を作ってしまったら、イタリア、スペインも後に続くかもしれない。現在EU加盟国は28国で、ドイツ、フランス、英国を除けば、貧乏国ばかりだ。ドイツ・フランスはキツイだろうね。
ところで、スイスはEU加盟国ではない。まぁ人口は850万人程度だから良いところだけ取ってうまくリッチに国家運営をしている。数年前に自転車で世界一周の旅で知り合ったアキラ君にスイスの国家運営の詳細を教えてほしかった。The Earth on a Bicyde
そもそも英国連邦は以下の16カ国で構成されている。これがかつての大英帝国の名残りだ。
「合意なき離脱」で、この英国連邦経済圏を生かして、この先どうなるか分からないEUなぞあてにしないで、未来に向かって行くべきだ。リスクを数年覚悟すれば、明るい未来が見えてくる。頑張れ!メイ首相。
北朝鮮
報道では、金王朝の金ブタが鉄道でやっとベトナムのハノイに到着したことで大騒ぎだ。まさに劇場演出国家にふさわしいストーリーで。演出リーダーは彼の妹。米国からのトランプも到着したようだ。明日と明後日はこのニュースで大騒ぎとなるが、トランプも認めているように、今回の首脳会談で、北朝鮮は核爆弾と運搬ミサイルの廃絶はしないようだ。結局「朝鮮戦争の終戦宣言」だけで終わりそうだ。「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」なぞ、「そんな事言ったけ?」と忘れてしまったかのようだ。 日本の拉致被害者の返還なぞも、実現しないだろう。この国は非情な犯罪国家であることを忘れてはいけない。
トランプの思惑は来年の大統領選までこの問題を長引かさせるつもりだろう。国連の経済制裁も、米国の経済制裁もサラミ・スライス方式で緩和させる方向になるかもしれない。そしたらこの20年何度も繰り返してきた、北朝鮮のいいとこ取りがまた再現される。とにかく陰謀と嘘が最後の切り札の国だからね。核ミサイルに関する6カ国協議も結局騙され続けた。
北朝鮮のような国は徹底的な兵糧攻めで、核・ミサイルを諦めさせるしかない。これが実現してこそ、お隣が静かになるだろう。エセ飢餓報道に騙されてはイケナイ。北朝鮮に温情的な発言を繰り返す、自称文化人よ、いい加減にしてもらいたい
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