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2018年7月31日 (火)

熱海ビーチラインの防潮堤は防潮堤ではなかった。台風12号がそれをあばいたかのようだ。

いままであまりなかった、変化球台風12号。当初伊豆半島をめがけて進んできましたが、ゴルフのフックではないが、左傾して名古屋方面に上陸したようです。台風は進行方向の右側地域に、豪雨と強風をもたらします。スライスでない、このようなコースを取る台風は滅多にない。

テレビで何度も報道されていますが、小田原の海岸にあった国道135号線に高波が襲い、救急車・パトカー・乗用車数台が、高波の影響を受けたようです。湯河原の吉浜海水浴場の道路下にあった海の家の全ては、大波にさらわれ全壊したと。

そして、ウチの地域、熱海ではホテルニューアカオ本館からトンネル地下道を歩いて行く別館ダイニングルームに高波が押し寄せ、ちょうど200名が夕食をしている最中に、波が大面積のFIXガラスに襲いかかり、その衝動で割れて、数人が怪我をしたそうだ。ここは大昔釣り堀施設があったところで、そこを利用してダイニングルーム棟を増設したものだ。多分40年前後前に完成したと思う。つまり40数年間で初めての被害だった。ちょうど時刻が大潮の満潮時に当たり、海水位が1年で最高の潮位になり、そこに台風の高波と幾重にも重なった結果だった。

また、湯河原と熱海を結ぶ有料道路、熱海ビーチラインの熱海側では、海側に設けられていた波除けコンクリートが、アチラコチラ寸断され、ゴロゴロと道路に転がっていた。この光景には驚いてしまった。・・・・・・・・

この有料道路、1965年に竣工し開通した。海側に消波ブロックのテトラポットを無数に置いてあるのだが、いままでも台風の高波で、波のしぶきが道路に上がり、通行止めになったことは多かったが、道路の山側まで大波の影響を受けたことはなかった。53年間もだ。

道路海側に高さ1mぐらいの防潮堤が立ち上がっていると、オイラ思っていたが、驚いてしまったのは、ガードレールのコンクリート版でしかなかったことだ。道路海側にコンクリートの塊を載せただけだったことがバレてしまった。

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防潮堤なら、コンクリートダムのように、底盤から立ち上がり、鉄筋コンクリート造が当たり前なのだが、道路の海側に、チョコンと無筋コンクリートを載せただけ。更に道路海下は、この写真でみると、石積み擁壁のようだ。多分いままでに欠陥は見つかっていたのだろうが、せいぜい台風時しぶきが上がる程度だったので放置されていたのだろう。

地理院地図のサイトで各標高(T・P)がわかる。

地理院地図 熱海ビーチライン付近 (これポイントを右クリックすると、画面左下に標高が出てくる)
これを見ると、上の写真の道路地点は標高7m前後で、もっと熱海寄りだと5.8mと低くなっている。約1mの高さの立ち上がりがあるので、一体化した防潮堤のような様だったのに、「デクの棒」のようにコンクリートが置いてあるだけだった。まぁ、自動車のガードレールの役目は果たすが。今までなんとか持ってきたのが不思議なくらいだ。今となっては全長6.1キロのこの道路を全面改修することは予算的に難しいだろう。

ウチの前の海にある国道135号線の海岸線も今、大津波対策で約1m前後の立ち上げ計画があるが、こんな調子で設計と施工をやられたら無駄工事だ。景観は破壊されるし、大津波が予想される相模トラフの海底大地震の30年発生確率は0~5%なので、「羹に懲りて膾を吹く」ではないが、行政は何を考えているのか理解が出来ない。南海トラフ連動大地震の30年発生確率は70%と云われているが、それなら真剣に考えるのだが。全く簡単に言えば、気象情報予測で、予報が降水率70%なら、人は傘を持って出かけるだろう。しかし降水率予報が0~5%で傘を持って出かけるか?民・県・市は新たな公共事業をつくりたいのだろう。あるいはこのような計画はしてありますというアリバイ工作なのか?オイラ、町内会説明会で何回も反対を表明している。

今回の台風での柑橘栽培にとって待望の雨は、オイラの雨量計では51ミリでした。やれ200ミリ、300ミリと予報されていましたが、こんなものでした。しかし2週間続いた日照りからいっとき開放されました。

今回は日本だけではなく、欧州、北米西地域など、あの2003年欧州熱波のような状態になっているそうです。夏場に、たまに来る台風のある日本は幸せ者といえるでしょう。英国では相当期間雨が降っていないとか。スウェーデンでは、全国的に熱波と乾燥で山火事が発生して十数ヶ所一斉らしい。こんなこと初めてだと泣いています。米国カルフォルニア州もいつもの山火事では負けていません。これから農業大被害の報道が出てくるでしょう。

まさに北半球は温暖化です。しかし振り返ってみると、昨年は寒冷化の傾向が強く、日本は冷夏のような気候でした。熱波の夏と冷夏が繰り返しているようです。ですからオリンピックの2020年の夏は冷夏の可能性もあるかもしれません。

以下人為的温暖化説に対する懐疑説。オイラもこの説を支持しています。

温室効果の90%は水蒸気・・・人為的二酸化炭素の影響は極めて小さい2018/7/28

台風が過ぎ去り、次の台風が来るまで、今日の熱波の天候は続きそうです。柑橘の樹木はこの雨で、しばらくは元気を取り戻したでしょうが、再来週あたりまた潅水を考えなくてはならないか。

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