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2017年10月 1日 (日)

日本でのリベラルとはなんぞや。民進党は分裂し、リベラル派はどこに行く

オイラ、リベラルという言葉について、未だに覚えているのは、1992年の米国大統領選挙で、勝利したビル・クリントンの記者会見。彼は色々抱負を語っていたが、「皆さんは、私をリベラルと言うが、決してそのような考えはない」と当時様々な場所で語っていた。彼は民主党であったため、その当時の解釈のリベラルという悪い印象操作をされるのが嫌だったようだ。

改めて調べると、このLiberal という言葉は、非常に曖昧模糊としていて、日本と米国と英国とはちょと違うようです。肯定的に使うこともあり、否定的に使うこともあり。簡単に翻訳すれば「新自由主義}ということらしい。因みに「自由民主党」の英訳は「リベラル・デモクラティック・パーティー」です。ということは、日本では元祖リベラルは自由民主党であり、その党首の安倍晋三こそリベラルということになりますね。

1 政治的に穏健な革新をめざす立場をとるさま。本来は個人の自由を重んじる思想全般の意だが、主に1980年代の米国レーガン政権以降は、保守主義の立場から、逆に個人の財産権などを軽視して福祉を過度に重視する考えとして、革新派を批判的にいう場合が多い。自由主義的。「リベラルな思想」 

2 因習などにとらわれないさま。「リベラルな校風」

この1980年代米国では、政治的意味として、この「保守主義の立場から、逆に個人の財産権などを軽視して福祉を過度に重視する考えとして、革新派を批判的にいう場合が多い。」 ここから左系的な思想ということになるのだろう。現在の米国・英国はどのような使われ方をしているのか解らないが、日本では保守派が左系派を揶揄する場合にも使われているようだ。・・・・・・

しかし、日本のマスメディアでは、この”リベラル”を肯定的に使ってきたようです。「カワイソウナ人々の味方」「空想的男女同権」「なんでも差別反対」「憲法改正反対」「お花畑平和論」・・・・・・・・いわゆる朝日新聞論説的な、毎日新聞論説的な。

まぁ、これに反対の言葉として保守的があるが、これも実際は具体的な解釈となると難しい。ただ既存政党でのイメージとしては左系リベラル=共産党的思考・社民党的思考・民進党左系的思考、保守系=自民党的思考・民進党保守系的思考に分けられる。公明党は宗教政党なので理解不能で今は連立の為、中庸的思考で来たように思う。

オイラが妄想するに、崩壊の危機となった旧社会党(極左リベラル)のかなりが避難先として民主党に入り込み、自民党内嫌われ組みも民主党に集まった。それが2009年の民主党政権の誕生だった。とにかく政権を取るため、嘘八百並べ立て(マニュフェスト)、政治運営は稚拙を極め、混乱に次ぐ混乱。菅直人政権で、天が試したかのような、東北大震災及び原発事故、さらなる経済の凋落。それらの処理ではっきり、この民主党政権の能力のなさが国民の前に明らかになった。そんな3年3カ月だった。

2012年初冬の総選挙で民主党は政権を奪われ野党となったが、その後にも民主党政権の時の稚拙さが検証暴露され続け、その総括を求められてきたのだが、そもそも選挙の為だけの野合の衆だったので、左系マスメディアの応援にも関わらず、党として統一の綱領も作れず、党内でリベラルと保守の戦いが収まらず、分断状態が続いていた。

2016年3月に岡田代表の元で、党名を悪いイメージの付いた「民主党」から「民進党」に名前を変え、ロゴマークも変え、心機一転を図った。さらに、昨年9月の代表選で二重国籍問題が一部で発覚していた、目立つことが優先のアジテーター蓮舫を代表にしてしまい、彼女の後ろだてだった2012年政局の戦犯野田元首相を幹事長据えた。

その後、民進党党内では、リベラル民族と保守民族との対立が陰険に激しくなり、政権奪取の為の党内改革には、どちらか一方の民族を追い出さなくては、ありえない結論になっていった。しかし、法制上どちらかが自ら出て行かなくては実現することは出来ない。この結論は今年の春頃から、懸案事項としてあったようだ。

「旧社会党の分裂のようなことは出来ないかなー」との願いは両民族のトップ達は考えていたようだ。参考材料としては、今年6月のフランス国民総選挙だ。大統領となったマクロン率いる新政党「共和国前進(LREM)」の大勝利だった。右派、左派の既存政党から引っこ抜き、さらに新人を立候補させ、大勝利を実現させた。

すぐ、真似したがる面々が、日本でも出来るじゃないかと。今年7月2日の都議会選挙で、マクロン新党と同じ形態の小池新党「都民ファースト」が全員当選し与党となった事例が、7月後半から8月9月に確実にその方向に民進党を走らせた。まず長島・細野らが先遣隊で、名前も「希望の党」に概ね決まっていたらしい。

9月28日の衆院解散後の午後から行われた民進党両院議員総会で、代表の前原が説明して最後は満場一致で了承されたとあるが、どうもその時、前原は党内リベラル派は排除されることは説明しなかったようだ。単なる移籍だと。本来自分の生き死にに関することを、おとなしい羊のごとく了承するわけがない。多分執行部は知っていたのでは。もう分裂するしかないと。

その後小池側から、「少なくても憲法改正反対、安保法制反対で白紙撤回の議員は排除されます」と来た。翌日からと今日になって、一般議員は詐欺にあったようだとやっと気が付いた現在だ。

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まぁ、こんなトンチンカンな喜劇はない。嗤ってしまうね。といって衆院は解散だから、この衆院メンバー5人以上で新党立ち上げは法制的に不可能。参院ではまだ民進党は生きているから、参院議員で新党を立ち上げるしかないが、残された時間は10日までだから、1週間ちょっと。あとは、社民党にでも入れてもらって急場しのぎしかない。なんて脇の甘い議員達なのだろう。

ところで先遣隊、細野豪志なのだが。

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Dotuporg1351338 2017年バージョン細野

これ今は改心したからOKなのか?

民進党のリベラル民族と保守民族は、小池によって分裂させられたことになる。今から思うと蓮舫代表の不思議な突然の辞任、山尾志桜里の醜態による離党など、どうやら誰かがこのシナリオを描いていたような気がする。あまりにも良く出来過ぎている。

第1幕が終わり、次は第2幕だ。そこには恨み辛み血みどろの復讐劇になるのか、ならないのか。

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コメント

「つい先日内閣を改造したばかりじゃないか!」 という言葉は 「つい先日党首が変わったばかりじゃないか」 がブーメランになり。
「大義がない!」 という言葉は 「当選の為に民進籍持ったまま他党の推薦受けての戦いにどんな大義があるの?」 で返され。
「最終的には全員一致した」 はずの民進党からの推薦無しにも、後になって 「やっぱり民進党の推薦で出れないか」 とワガママを言い。
「全員引き受ける」 という党首の言葉を聞いて行ってみれば 「いや、選別するけど?」 という至極当たり前の事を言われて混乱し。
「憲法改正反対」 のビラを持って国会で叫んでいた人が 「そうでしたっけ、ははは」 とばかりに自らの主張を変えて尻尾を振る。

いやー・・・・正直、お腹いっぱいです。どれだけ美味しいご飯を食べさせたがるのか、この党は。

それにしても・・・・結局、最初から最後まで、まとまる事が出来ない集団でしたねぇ・・・・。

投稿: | 2017年10月 1日 (日) 14時47分

昨日3都物語の記者会見で小池氏は「細川内閣で、1993年北朝鮮情勢が厳しくなった時、社会党閣僚が仕事しなかった。そこで少数与党の羽田内閣を作らざるを得なかった。政党は安全保証や憲法観が一致していることが必要。」現在の北朝鮮情勢は危機的で、安部首相の国連演説にもあるように、日本の危機でもある。この状況を見ても、ぶれない小池氏は数少ない優れたリーダーに思える。彼女はカイロ大学生のとき中東戦争が起り、カイロは爆撃されている。国の安全をいかに図るか、日本を世界で尊敬される国にできるかということに本気で取り組んできたようだ。筋を通すこともしっかりしている。9月29日の都知事記者会見でも都知事としての記者会見と、希望の党党首としての記者会見をはっきり分けた。後の会見ではバックの五輪マークなどを取り外させている。

投稿: | 2017年10月 1日 (日) 18時49分

細川内閣の伊藤運輸大臣(社会党)はWikipediaでは、アメリカに亡命したロシアKGBレフチェンコの証言では「グレース」。というコード名のKGBスパイという情報があった。

投稿: 追記 | 2017年10月 1日 (日) 18時57分

今回の衆院選挙、小池の出馬は絶対ない。
結局自民党の圧勝ということになりそうだ。
多分300議席は超えるのでは!

投稿: | 2017年10月 2日 (月) 11時15分

日本政治家、報道界は、少なくとも矜持があるのなら、「リベラル」などという、意味不明な言語は使うべきでなく、「漢字」か「かな」で表現できる言語を使うべきまたは作るべき。外国語かぶれもいい加減にせよ。政治用語という重要な表現で、各人受け取り方の違う、意味曖昧なイメージでこの用語は使うべきではない。これは日本の政治家、ジャーナリストがいかに劣化しているのかを示す証拠だ。

投稿: | 2017年10月 4日 (水) 11時22分

リベラルって、左翼と言われたくない人達の自称です。

投稿: | 2017年10月28日 (土) 17時54分

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