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2017年5月14日 (日)

ウチの耕作放棄地だった土地をユンボを入れて耕作してみました。

昔から地目が「田」の土地があり、父親の代から農作放棄地で、市から雑種地並の高い固定資産税を取られていましたが、色々対策を考え、農業耕作地とするべく、柑橘の苗を約33本植えました。その件を市の課税課に通達し、農業委員会に現地調査もしてもらった。それが2013年の晩秋だった。翌年からは農地としての評価となり、当然固定資産税も激減しました。それ以後まるで自分の孫のように手入れをしてきましたが、次々と枯れたり、未成育が出たりで、順調に育たない。仲間にその件を話したら、土地が合わないのではと。そんなことがあるのかよと思っていました。

そもそもこの土地は、オイラが幼児の頃、水田だった。町内の人が小作をしていたのを覚えている。その稲刈りの風景も見たことがあった。で、その後その小作をしていた人が離れ、父親はそのまま耕作放棄地にしてしまった。ただ毎年雑草の駆除だけはしていた。父親も自分の仕事の方が忙しかったので、ここは放置をしていた。つまり2013年までただ雑草の原野となってしまっていた。あの90年代の土地バブルがこちらの方まで来て、そうとう高額な固定資産税を払い続けていたわけで。

その後、2002年に父親が亡くなり、オイラが相続した土地なのだが。少なくとも60数年、土地の表面は耕作していなく、そこに柑橘の苗木を植えたのだが、雨水の吸収と排出が悪くなっていた状態なのでは?と考えた。その結果、苗木が次々育たなかったのでは?と。また苗木の植え込みの為深さ50センチを掘るのだが、40センチぐらいで粘土岩のような層にぶち当たることしばしば。ツルハシで掘り出したりする場面も多くあった。・・・・・・・

ここ数年、ダメになった苗木をつぎつぎ植え替え、これは真剣に考えねばに至った。今ある苗木はほとんどが2代目だ。今年、ちょうど傍の道路で数カ月間、下水管の埋設工事していた。そこをユンボ(パワーショベル)が掘り起こしている。その工事会社は、同じ町内だし、良く知っている。そこでこのユンボを使って、全面的に耕作をしてもらおうと、さっそくその社長と会ってお願いした。今の工事が終わったらということで、今回やってもらった。

表層土が長年の放置で硬くなり、大雨が降ると水捌けが悪くなり、また地下層では、大昔(数百年・数千年前)からの土石流で運ばれた巨石や玉石、小砂利があり、それらの接触部分に粘土が混じり硬化して、それらがさらに水捌けを悪くしていたのかもしれない。

来たユンボは0.9tでバケットの長さが約60センチ。ガバッと土に入り込むと地表下60センチまで掘り起こすことが出来る。耕運機ではせいぜい25センチぐらいしか耕作は出来ないし、大きな石に対面したら処置なしとなる。

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除草剤を2カ月前に噴霧したので、雑草はこのくらいに済んでいるが、もし、除草をしなかったら、雑草がボウボウと生い茂っているはずだ。

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ユンボの力はさすが凄い!スコップ数杯分の土をあっという間にすくいあげる。もちろんすでに植えてある苗木は避けながらの作業だが。そんなに密に植えていなかったから作業も早い。すくいあげ、石をさらに深く落とし、埋め戻しをする。

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見よ!こんな巨石、大石がわんさか出てきた。これは一か所に深く埋める。これら全て太古の昔からの土石流で埋まってきた石だ。

Dscf5173_r なかにはこんな大きな巨石も。バケットでは座りが悪く吊り具ロープで吊り上げました。

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これで、ほぼ耕作が完了しました。雨水での水捌けも大変良くなるでしょう。苗木もどんどん成長していくことを期待するのみです。あとはオイラが農具をつかって表面を整地する作業を待っています。

とりあえず将来、この土地は農転して、宅地として分割して売る予定です。誰か山と海に囲まれたこの南熱海地域に居を構える方いませんでしょうか。

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