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2017年5月 8日 (月)

熱海沖にも赤潮発生。フランスではマザコンのマクロンが大統領になりました。

5月の連休も明けました。蘇州のイサ坊とウチの柑橘園で恒例のBBQを夜7時まで食べ過ぎ、飲み過ぎをしました。彼は高校時代からのポン友です。道路から海を見ると、赤潮が発生していて、彼は初めてこの赤潮を見たようで驚いていました。5月~6月は晴れで凪ぎが続くと、毎年何回か見られます。テレビでは、鎌倉の由比ヶ浜や江ノ島の海岸を取材してニュースにしていました。熱海海岸、南熱海海岸までは取材がなかった。これ運が良ければ、夜真っ暗な海岸に波間に漂う夜光虫の光を見ることができます。波打ち際の砂地を踏むと、やはり青色に光る現象を見ることができます。

三島由紀夫の小説、”潮騒”を映画化した中に、波打ち際で抱き合う恋人二人に、波が被ってきて、その夜光虫が二人を包むように蛍光色に輝いていた場面がありました。その日は赤潮が発生していたのでしょう。初めて目にしたと、はしゃぐイサ坊に、その辺の話をしようと思ったのですが、ラクビー上がりのモサの彼に、そんな高尚な話をしても伝わらないだろうとやめました。

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さて本題です。7日にフランスでは、大統領選挙の決選投票がありました。・・・・・・

なんでも、今回の投票は、ペストを選ぶか、コレラを選ぶかという、どうにもこうにもの選挙だったと一部で言われていました。社会党のオランド直前大統領は、支持率が10%台に落ち込み、1回目の投票で社会党代表の候補は姿を消し、それ以前の共和党代表のニコラ・サルコジは返り咲きならず、同じ共和党候補も、1回目で姿を消し、従来からの社会党、共和党という政党政治は姿を消した決戦投票となりました。

そういえば、2007年~2012年までのサルコジ大統領は、フランス人ではなく、ユダヤ系のハンガリー移民2世だった。まぁ勿論フランス国籍だろうが。私生活は複雑で、大統領になる前で2回離婚と結婚、2008年に3回目の結婚をした。その都度子供が出来ているから、子だくさんだ。反対派からは「人間のクズ」と呼ばれたこともあった。

直前の大統領フランソア・オランド大統領も、私生活は変わっていた。

パートナーであった政治家セゴレーヌ・ロワイヤルとの間に4人の子供がいるが、事実婚関係を解消した後、ジャーナリストのヴァレリー・トリールヴァイレールと民事連帯契約となった。結婚はしていないので、アメリカのメディアなどは、ヴァレリー・トリールヴァイレールをファーストレディではなくファーストガールフレンドと呼んでいる。 2014年1月11日、フランスの女優ジュリー・ガイエとの不倫疑惑が報じられた。オランドはプライバシーの侵害として、報じた芸能誌を訴える意思を示しているが、事実関係は否定していない。1月15日、オランドは不倫の事実を認めた。これによりトリールヴァイレールは10日間寝込み、2014年1月25日、関係を解消。

こっちは、結婚はせず、事実婚だ。フランス人に多いのは、あちらには協議離婚という制度がないので、離婚するのには必ず裁判で決着しなければならず、裁判に膨大なカネが掛かり、また賠償金も膨大だ。だから緩い制度の事実婚を選ぶことが多い。当然結果として、母子家庭、父子家庭が多くなる。その援助として国が面倒を見ることで、一見厚い福祉、厚い教育補助ということになり、財政を圧迫していると聞く。私生活の瑕疵を最後は国に面倒をみさす図々しさとも言える。

イスラム国のモロッコについ最近行ってきたカミさんが言っていたが、モロッコでは4人まで妻を持つことができるが、2004年に制度が厳しくなって条件が付いたそうだ。第2夫人を持つときには、第1夫人の承諾がないと出来ないそうだ。その他も厳しくなったとか。

①女性の方から離婚を申し立てることができる。

②妻が慰謝料、養育費をもらうことができる。

③離婚前の住居を妻がもらうことができる。

④新しく2人目の奥さんをもらう時には、1人目の奥さん(既存の奥さん)に承諾を得ること。

その他は従前と変わらずの戒律があり、皆夫人を平等に扱わなければならない。だからよほどの金持ちでなければ出来ないそうだ。

話が逸れたので元に戻します。

7日、昨日の選挙で、国民戦線の党首ルペンを破って、39歳の若さで第25代フランス大統領になったのが、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Jean-Michel Frédéric Macron)だ。オイラ若き日、あの「エマニュエル夫人(Emmanuelle)」の映画で股間を硬くしたことがあったが。この名前は男でも女でも使える名前なのか?まぁ語尾のスペルに違いがあるが。

17歳の時、25歳年上の高校教師と恋愛し筆おろしをしてもらったのか、2007年に自分と変わらない歳の前夫との子供3人いるなかで、夫婦になったと。結婚なのか事実婚なのか分からない。日本ではほとんど例がないだろう。

Emmanuelmacronwithhiswife_rフランスでは、私生活について干渉しないというのが法則らしいが、一般には結婚をして伴侶になったら、家族を守り一生を添い遂げるというのが人間らしい人間という考えだ。フランスでもカトリックでは同じ考え方なのだが、どうもそのようなことには頓着しない国民性なのか。

例えば、日本で大臣が、首相が結婚しているのに、在職中に不倫をしてそれが発覚とか、それが原因で離婚したとか、25歳もの姉さん女房とか、まず選挙に当選しないだろう。口の悪い有権者から「人間のクズ」と言われるのは当然だ。これ日本だけではなく一般他国でも同じだろうと考える。フランスならではということらしい。

さらに彼の場合は、政党には属していない謂わば無所属だ。議員経験もない。大統領と云えども、議会運営もしなければならない。現在の国民議会議員で彼をサポートする体制はない。6月に議会選挙があるはずだが、フランスの政党というのは原則連立政権なので、数が多く、日本人の知見では分かりずらい。

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まぁ、与党とすると圧倒的に社会党、野党が共和党ということになるが、今回で両党を支持する国民は圧倒的に減ったということになる。ルペンはリベンジを目指しているようだが、国民戦線の政党でいくのであろうか。マクロンは両方の中間を目指しているとか言っているが、どちらと手を結ぶのか。過去の伝手は社会党だったのでその方向なのか。

フランスに過去3回程行ったことがあるが、パリ以外はほとんど田舎の農業・酪農が中心。最初20代後半には、レンタカーで、パリから南にロアール沿い、そこからツール、サン・マロー、モンシャンミッセル、ノルマンディー、シェルブールで、パリに帰ったが。まぁ土地はフランス・ドイツと繋がっていて、これがほとんど山ナシの平地だから農業用地には事欠かない。それがEUの影響で農産物の値が下がり、廃業が続いていると。家電などフランス製品なんて見たことがない。兵器など重産業は従来から活発らしいが。

失業率は10%超え、若者対象では20%に近い。

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マクロンの出自は

2008年、ロスチャイルド家の中核銀行であるロチルド & Cie(フランス語版)に入行する。2010年には副社長格にまで昇進し、一時期の年収は200万ユーロにも上ったという

投資銀行の出だ。彼の頭の中は金融の社会。つまりフランスをEU離脱の英国に変わって、金融立国にしたいのかもしれない。あのジョン・F・ケネディーは若き大統領だったが、44歳の時だった。このマザコンのマクロン大統領は39歳。5歳違うが政治経験なしでこの5歳の差は大きいと思うが。

やはり、フランス人ってポエム的で美辞麗句が好きで、やたらに正義を振りかざす場面が多い。シャンソンの国だ。シャンソンの美辞麗句が国民を支配しているような。しかし過去は世界中に植民地を作り、その上がりで華麗なる建造物、都市整備をしてきた。モロッコでも、フランス語とアラビア語が公用語。嘗てのフランスの植民地だった。まぁその点は周辺国と同じだが、特に反省はなく、過去の栄光にすがりついているような印象がする。とにかく日本人とは全く変わった人種だと思うが。

9日はお隣韓国の大統領選。文在寅(ムン・ジェイン、1953年1月24日 - )が当選するだろうが、日本人にとっては、ペストかコレラかエボラかといった選挙だ。まぁ韓国からの甘い言葉に気をつけよう。

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