最後の安倍首相とトランプ大統領の夕食会の最中に中共の鉄砲玉、北朝鮮がまた弾道ミサイルをぶっ放した。
ここ数日は、寒波到来で特に列島の日本海側は記録的な大雪に見舞われている。鳥取県・島根県では30年、40年ぶりとか。温暖化が進んでいるとの話に逆行しているようで。温暖化ガスの世界的増加でどうたらこうたらなのだが、30年40年前も今と同じだったのか?という矛盾に毎度反論したくなる。数年前に米子から電車で出雲大社の方に行ったのだが、電車の窓から眺める一般住宅の屋根には、必ず雪止め役物が付いていて、現地の人に、こちらは毎年雪が積もるのか?と聞いたら、昔はよく雪が降ったが、このごろは少なくなったと言っていた。今回の大雪は、大昔の時代に気候が戻ったのか?
天気予報を見ると、伊豆半島・関東(北部は除く)は毎回雪から逃れて、晴天が続いています。ウチの柑橘園の回りや、熱海中心部はすでに”あたみ桜”が開花しています。ピンク色の花で、これインド原産の寒桜で、明治初期にイタリア人が持ってきたとか。ただ迫力のあるのは、やはり4月のソメイヨシノ桜ですね。
あと連日話題になっているのが、トランプ大統領と安倍首相の2回目の会談とゴルフプレイです。会談といっても、これからの具体的なことは、担当に任せて、骨太のところだけ共同会見で発表されました。まず首脳同士の信頼を高めるための親睦を徹底しようと。・・・・・・
ゴルフ楽しそうですね。因みに二人がやっているのは、日本では「ハイ タッチ」ですが英語では「high-five(ハイ ファイブ)」と言います。英語人にハイタッチと言っても意味が通じません。ファイブは5本の指を示します。ゴルフしている最中にケンカをしなくて良かった。円満ゴルフで終了しました。スコアーは秘密でしょう。
ホワイトハウスで首脳会議と共同宣言を済ませた後、エアーフォースワンで両陣営は、フロリダのパームビーチにあるトランプ所有の会員制リゾートホテル(マル・ア・ラーゴ)で再度の会談と食事会とゴルフプレーに挑んだ。2015年9月にフロリダのオーランドでWDW、そこからマイアミを経由してキーウェストまで行ったのですが、このフロリダのパームビーチ(Palm Beach)というのは、フロリダ半島の東海岸沿いで、南端のマイアミから北にひび割れしたような東海岸線を行く途中にある。
ひび割れしたような、運河のような水辺が南北に続き、東海岸は砂地のビーチだ。フロリダは米国民が老後を暮らすもっとも理想的な地域で、東西両側地域とも素晴らしい住宅群が続いている。ゴルフ場、マリーナ、海水浴その他スポーツ、保養、ほとんどを網羅している。しかも1年を通して温暖だ。まぁたまに大型ハリケーンの通り道になるが。
昨年からドナルド・トランプを観察してきたが、やはり予測に反しない、赤ら顔のおじちゃんだったようだ。過去不動産開発業として、数えきれないほどの成功を収めて来て、自信だけは、人の百倍といったところか。まるで安倍首相を愛犬を可愛がるように親しみを籠めていたように見えた。人がいなければ舐めまわしていたかもしれない。まぁ安倍首相はプーチンと続いて、まるで猛獣使いのような。
英国のメイ首相が訪米して初首脳会議をしたが、円柱がある外廊下を二人で歩いているシーンがあった。嗤ってしまったのは、トランプはメイ首相の手を握って、さらに彼女の手の甲を右手で軽く叩いていた。ちょうどキャパクラで、ヒヒオヤジが女性の手にしているようなイメージ。それが円柱を超え次の空間に来たとき、それはなくなっていた。きっとメイ首相が振り切ったのだろう。安倍首相にも握手の最中それをしていたようだ。憎めない男だ。
もてなしも、とにかく暖かく迎い入れる田舎西部の人の良いおっさんぶりを連想させた。とかく、不動産開発業者の成功社長というのは、偉ぶったのが多いが、それとはまったく反対の対応に意外性を感じた次第。かつて三井不動産の社長になって、東京ディズニーランド用地や浦安の埋め立てを成功させた江戸英雄氏を思い出す。オイラ彼とは様々な縁でお知り合いだったのです。
逸話として、彼は自分の会社が手掛けた現場を見に行ったのだが、本格的に地下足袋を履いて行ったのだが、そこの現場監督が「オイ、職人はあっちに行け」と言われたそうだ。近くにいた側近が飛んできて、その現場監督を叱りつけたとか。この江戸氏は趣味が畑仕事で、野菜作りや園芸が大好きだった。いわゆる飾り気がほとんどなかったと。ただ事業に対する情熱は半端ではなかった。ディール(取引)が上手かったらしい。話も早口でポンポン出てくる。相談役になっていた頃もそうだった。
トランプが今やっている混乱は、選挙公約で言っていた項目を無理やりぶつけているに過ぎないのではないかと思う。とにかく1回でもぶつけて見ることで、公約について誠意を見せることにエネルギーを費やしているのではないだろうか。当時から無理と批判されていた公約だからといって、「え!そんなことを公約したっけ!」と惚けるような卑怯者にはなりたくないのだろう。例えば、2009年政権を取った民主党。公約をより具体的な公約だと「マニフェスト」などと、アチラの用語を持ってきて、かならず実現させると。その後どうなったか?「そんなこと言いましたっけ、ウフフ」と恥もも外聞もなかった卑怯さだったね、民主党は。民進党になったら、マニフェストという用語はこれから使いませんときた。
先ほど、12時からのNHKニュースを見ていたら、北朝鮮が日本時間朝8時ごろ、中距離弾道ミサイルをぶっ放した。ちょうどフロリダで首脳同士ゴルフを終え、シャワーを浴びて、最後の夕食会の頃だった。あきらかにその時間を狙ったのがミエミエだ。
【パームビーチ=田北真樹子】安倍晋三首相とトランプ米大統領は11日深夜(日本時間12日午後)、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、米フロリダ州で共同記者会見に臨んだ。詳報は以下の通り。
安倍首相「今般の北朝鮮のミサイル発射は断じて容認できない。北朝鮮は国連決議を完全に順守すべきだ。先ほどトランプ大統領との首脳会談の中において『米国は常に100パーセント、日本とともにある』ということを明言された。そして、その意思を示すために今、(トランプ氏は)私の隣に立っている。私とトランプ大統領は日米同盟をさらに緊密化し、そして強化していくことで完全に一致した」 トランプ大統領「米国は、偉大な同盟国である日本と100パーセントともにある」
そもそも北朝鮮は中共のヤクザ社会で言えば「鉄砲玉」、親分の言いつけなら、なんでもやるように躾られている。前科で国連の経済制裁を受けているのに、なぜあんなに元気なのか。中共が大河超えで物資を北朝鮮に運んであげ、北朝鮮の鉱物資源を買ってあげているからだ。中共は国連決議など屁の河童なのだ。
今回のミサイル発射は、中共筋が刈り上げ金豚に、「首脳二人をチョイ脅かしてやれ」が本筋だろう。どうせ再度の経済制裁決議でも、北朝鮮は「カエルのツラに小便」だ。中共が暖かい目で援助してくれる。そもそも北朝鮮が弾道ミサイルや核爆弾を持ってしまったのは、あの6か国協議で、何年もダラダラ協議状態をさせ時間延ばしをさせてやったのが、結果としての今の北朝鮮がある。もちろんバックで仕切っていたのは中共だ。技術的にもそうとう援助したであろう。あの時ジョージ・ブッシュ大統領が悪の枢軸国で徹底的に叩けばよかったのだが、イラク問題もあり、この6か国協議に乗らざるを得ない方向に中共主体でもっていかれた経緯だ。日本の左系マスゴミも協力して世論作りをした。
トランプ大統領「米国は、偉大な同盟国である日本と100パーセントともにある」と記者会見で言ったが、何か迫力がなかった。心の中で「何かやばいことになった」と呆然としたのではないだろうか。さあ、安倍首相はトランプ(米国)の言質を取った。北朝鮮に関しても、日本と米国は一心同体だ。
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