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2016年11月 9日 (水)

あのトランプが大統領になってしまった。まさに「晴天の霹靂」で各国は頭を抱えることになるだろう。

今、日本時間午後4時半。米国大統領選の開票なのだが、獲得選挙人がクリントン215人、トランプ257人となっている。まさに「青天の霹靂」が起こった。ネットニュースのAbemaTVからなのだが。クリントン陣営の集会では、クリントンは敗北演説をしないことを陣営が説明をした。完全にトランプの勝利が決まった。

まぁ、今回の大統領選は、「鼻つまみ者 or 嫌われ者」どちらかを選ばなければならないという有権者にとって地獄の投票だったと言われている。こんな選挙は米国史上初めての劣化選挙となるのだろう。日本のメディアは、事あるごとに日本は劣っている。米国の政治と民主主義を見て見ろと偉そうにのたまっていたが、3回のクリントンとトランプの候補者討論会を見れば、これが大統領を選ぶ討論会かよと驚いてしまうことが多すぎた。

そもそも、パパブッシュが大統領になって、その後息子ブッシュが大統領になったことも異例だが、今度は夫クリントンが大統領になって、その後今度は女房クリントンが候補に成り上がる。日本の人口の3倍を擁するこの国には、なぜその程度の人材しかいないのか?政治のトップの人選が、まさに限られたエスタブリッシュメントの中だけで廻されていた証しなのかもしれない。・・・・・・

英国のEU離脱の国民投票の結果も「晴天の霹靂」だった。日本も驚いて日経平均が一時1000円前後下落したが、今日も昼前後に、クリントンが振るわず、トランプ優勢が見えてきたころ、一時1000円前後下落した。円レートも105円から101円のドル売り、円買いになった。米国はどうなってしまうだろうとの不安が、ドル売りとなった。

(後記:翌日にはすぐ株価も円も戻しました。)

米国のサイクルは、民主党が大統領をやると、次が共和党というセオリだそうだが、今回のトランプがあまりにも資質が劣化しているので、さすがに共和党の幹部連中もサジを投げ、今回はクリントンに投票するとまで言わせた。

トランプは不動産王であると同時に、自分のTV番組を持ち、好き勝手にずばっと言いたい放題だったのが、かえって視聴者にすっきっり感を与え、それが彼の人気を盛り上げてきた。ちょうどかつてのTBSのあさズバの「みのもんた」のような存在だったのだろう。その程度の奴が共和党の大統領候補に成り上がったわけだ。共和党の他の候補者は完全に、このトランプに出し抜かれたという情けない連中だった。

米国のメディア界は公正中立、客観報道なんてことは守らなくてもよく、特にテレビは日本のような放送法なんてものは昔はあったが今やない。だからテレビ番組でさえ、カネで買える。当初予備選でトランプが出馬したとき、面白可笑しく彼に注目を集めた。その後行け行けドンドンで、最後には共和党側の候補者になってしまった。

それでも、良識派と言われる専門家達は、こんな奴が米国大統領に選ばれるわけがないと。政治経験もなく、政治的知見もなく、ただただ面白可笑しく発言しているトランプを嗤っていたわけで。日本の中でもまったく同じだった。オイラも最終的にはクリントンが大差で選ばれると思っていた。しかし、テレビメディアが民主党オバマの政権運営を散々批判しているうちに、ズバっと断言できる人間に任せたいと思うようになっていったのでは。また民主党オバマ大統領のマイノリティー優先・リベラル優先・口だけ平和主義・一見人道主義などなど白人の米国民には不満が溜まっていたようだ。まさに揺り返しが起こった。

日本で言えば、あの「みのもんた」に政権を任せたいと思うようになっていった。まさに有権者が劣化していたともいえる。一説には白人の比率が多い州では、オバマのお陰で黒人層、ヒスパニック層の待遇が上がり、いままで優位だった白人層が喰っていけなくなったと感じている者が多くなったと。またこれ以上米国に移民を入れてほしくないと。

さらに、先進国で行き過ぎたグローバル化で、既得権益者(白人層)がどんどん追い詰められてきていることが、危機感となって現れたのだろう。英国のEU離脱も移民に職を奪われるが大きな要因だった。またグローバル化で金融資本主義となって、カネを転がすだけで、巨万の富を手に入れている者達への妬みと反発も盛り上がってきていた。ヒラリー・クリントン陣営はそいつらの仲間だと思うようになってきた。また夫のビルクリントンが背後にいることで、クリントン財団利権の院政が行われるかもしれないと。

今、AmebaTVをつけたらトランプが勝利宣言をしていた。これで決まってしまったようだ。ちょうどあの2009年の日本の総選挙で民主党が勝利したとき、「これまでの自民党政権にダメを出そう」「民主党に一度任せてください」という風潮を思い出す。

さて、トランプがこれから具体的に世界一の大国である米国をどのように運営していくのだろうか。昔、米国の映画で大統領選をテーマにした映画があった。その大統領候補は大変雄弁でとうとう、大統領になってしまった。彼はその後悩む。大統領になるにはなったが、これからどうしようと。今韓国で危機的になっているパククネは、チェ・シンスル達側近による政治にすがっていった。これが全ての間違いだった。彼女には大統領としての知見も勇気もなかったので、政治をチェ・スンシル陣営にまる下請けをさせていた。

正式の大統領となる来年から、トランプ大統領の政治が始まるが、様々な多くの難関で、多くの問題を起こすことだろう。その影響は日本のみならず、多くの国々に悪い影響をもたらすことになるだろう。ただ、これまでの国際政治の流れが変わることは確かだ。

話は逸れるが、知り合いの民進党(元民主党)の市議会議員に「なぜ、民進党は代表にあの蓮舫なんか選んだんだ?」と訊いたら「米国の初の大統領は女性クリントンになるだろう。いわゆる女性リーダーの時代が流行する。だからそれに乗って勢いの良い蓮舫にしたんだ」と。残念だったね!

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トランプの公約一覧

・中国・日本を始めとするすべての輸入品に対して20%の関税をかける。
・大統領選に勝利・就任初日に、中国を「為替操作国」に認定する。
・中国のハッカーや模造品に対して規制を強化。
・中国からの輸入品には45%の関税。
・中国の冒険主義を思いとどまらせるために、東シナ海と南シナ海での米軍の存在感を高める。
・米国・ロシア間の協力を増やす。
・メキシコ国境では35%の輸入税を課す。
・メキシコとの国境に万里の長城を築き、不法移民を認めない。
・不法滞在者のメキシコ送金は押収し、メキシコ人の労働ビザや越境手数料を引き上げる。
・イスラム教徒は入国させない。
・シリア難民は受け入れない。
・イスラム国はやっつける。資金源である石油を爆撃。
・尋問について、米国法で禁じられている水責めなどの方法を支持。
・医療目的でのマリファナ合法化を許可する。
・連邦政府の支出の無駄を削る。
・米軍の規模と能力を拡充する。
・日本へは米軍による防衛費を要求する。年5,830億円全額だ。
・もちろん韓国も一緒だ。
・TPP(環太平洋経済連携協定)はゴミ箱へ放り込む。
・法人税の最高税率を35%から15%に引き下げ。
・年収2万5千ドル未満の単身世帯と年収5万ドル未満の夫婦世帯は所得税を免除する。
・税制簡素化、及び減税(但し、富裕層は増税)。
・相続税は排除。
・金持ちだけが利用できる税の抜け道を潰していく。

投稿: トランプ | 2016年11月10日 (木) 09時51分

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