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2016年7月12日 (火)

左系論陣を張って来た永六輔が今月消えた。参院選で戦後初めて衆参与党が2/3超え状態となった。

大学を卒業して、新宿中落合にあった伯父の建築設計事務所で5年間修業をした。アトリエ的規模の事務所で、毎日ラジオを流してあって、それを聞きながらドラフターを動かし、設計図を描いていたわけで。時刻は忘れてしまったが、今月7日に逝去した永六輔の「誰かとどこかで」(1967年から46年間)を毎日聴いていた。相手の女性の名前は何だっかのか記憶にない。彼は寺の住職の息子であったが、寺を継がず、作詞家からテレビ・ラジオのマルチタレントとなっていった。当時は同様の活躍をしていた小沢昭一、野坂 昭如で中年ご三家と言われスーパースター並の扱いをされていた。しかし時代はどんどん流れ、そのご三家最後の生き残りも7月に旅立った。

5年ほど前に、珍しくラジオを聴いたら、この「誰かとどこかで」の番組をまだやっているではないか。もちろん永六輔なのだが、もうほとんど聞き取れないような呂律であった。番組スポンサー(桃屋)も同じだった。翻って見ると、彼は作詞家だけあって、「言葉の転がし」が大変旨かったように思う。記憶にあるのは、宮沢賢治の「雨にも負けず」の詩で、「・・南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい・・・」のフレーズを大変評価していた。雨にも負けず

当時人気が盛り上がり、全国で講演依頼が引っ張りだこになり、あちらこちらに講演に出かけたが、そのダイレクトな左系的物言いに、聴いた人達から反感を買っていたようだった。少なくとも静岡県保守系では「永六輔なんて呼ぶな」が多かった。・・・・・・・・・

中年ご三家含めてスーパーヒーローと錯覚して、マスメディアを通じて活躍しすぎたわけで。やがて視聴者に飽きられ、各所でトラブルを起こし、陰でしか活躍の場がなくなっていった。安保条約反対、憲法9条を守れ、日本は朝鮮・中国さらにアジアに悪いことをしたらから謝り続けなくてはならないという自虐史観を植えつけてきた。朝日新聞の路線通りに。

作詞家、シナリオライターとしての当初の素晴らしい才能が、政治運動をし始めたころからどんどん鈍っていったように感じる。「人を引き殺したくないから自動車の運転はしない」という発言は彼の心情を表しているように思える。「戦争は人を殺すから9条を守れ、軍備は持つな」と通じている。他国から攻められて国民が無残に殺されることもあるという思考は全然なかったようだ。

今も健在な、永六輔の流れをくむかつての仲間たちだが、結局テレビ・ラジオに出て何ぼの世界の住人たちは、政権批判をしなければ全然目立たないわけで、批判的だからこそ、テレビ・ラジオで取り上げられる傾向は以前から、これからも続いていく。犬が人を噛むニュースより、人が犬を噛むニュースの方が貴重というものだ。それもバックには朝日新聞・毎日新聞など従来から裏を取り仕切ってきた大手メディアが付いているし、なにかと便宜をはかってくれる。

今日になって、野党統一候補で、あの鳥越俊太郎が都知事選に立候補だって。安保法制や参院2/3超えにじっとしていられなくなったと。安保・憲法と都政がどう結び付くのか、まさにトンチンカンを平気でいう評論のみのジャーナリストだ。口だけ大将男が。これこそ知名度だけの男だろうが。もうこういうのは止めようとあれほど言っていたのに、また繰り返すのか。自分のがんの手術までテレビに売り込んで番組収録をさせ、手術代と治療代にあてがっていたことになる。今回は落ち目のテレビ・ジャーナリストの知名度向上活動の一貫だ。

今回の参院選の結果で、戦後初めて衆参それぞれ与党+αが2/3以上の議席を確保するという1947年施行初めて約70年ぶりという結果となった。世界中で一回も改正したことがない憲法を持つ国は日本だけである。96条の衆院2/3+参院2/3以上の発議があって、国民投票過半で改正という超硬性なこの条文が、この70年間全く改正ができなかった理由なのだ。もちろん一神教でない日本国民のバランス感覚も原因なのだが。

現在の選挙制度や、そもそもの96条の縛りに起因しているわけで。このような状態に達したとしても、それは一時期のこととなるだろう。当時GHQは、9条と96条を押しつけて、とりあえず当分変えられない憲法を作り上げた。米国とすれば日本の復讐が一番怖かったわけだ。米軍は民間人虐殺など当時の戦争法違反を多くしていたからだが。

超硬性の恐いところは、日本のようにたとえ改正出来たとしても、さらにそれを補正する意味で、さらに改正したくても、また人の一生に値する期間待たなくてはならないことだ。日本国民の国民性は、一神教の国民のように、1人のまたは数人のヒーローに万雷の賛同をするという国民性ではない。へそまがりの多い国民性なのだ。

憲法改正で最初に変えなくてはならないことは、衆参2/3(66.66%)条項ではなく、衆参4/7(57.14%)条項にして超硬性を少し緩めるべきだろう。これなら20年ぐらいの間隔で実現することはある。また憲法の前文は日本人の伝統・文化的考え方をもっと取り入れるべきだと思う。

昨年の安保法制によって、当分9条の改正は切迫しているわけではないので、時間をおいても良いのではないかと思う。こまごまではあるが、89条の

89条:公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

現在国は私学にも助成やNPO・NGOにも助成をしているが、これは89条違反で、解釈で抜け道をつくって助成している。憲法学者も、マスメディアもこれは報道しない自由を通している。現実に合わせて、必要性があるなら、改正すべきだろう。

同じ敗戦国ドイツでさえ、戦後、憲法改正は59回もしている。 日本は0回だ。

粒で2度おいしいオイラのブログ:今日の音楽動画

作詞:永六輔 作曲;中村八大

”黄昏のビギン” いいねえー! 

合掌

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