舛添要一よ、山尾志桜里と同じ戦法で逃げを打ってきた。両者に共通するのはサイコパス的資質なのか？

法人の確定申告の期限が月末で、どんどん作業を進めなくてはいけないことは、じゅうじゅう承知しているのだが、あれやこれやで時間を潰してしまう。昨日も午後２時から今旬の舛添東京都知事の定例記者会見を最後まで見てしまった。２時間15分だ。

先週の記者会見で、あれやこれや問い詰められ、雪隠詰めになったかのような態勢を挽回するかのように、今回は作戦を替え、民進党政調会長の山尾志桜里方式に変えたようだ。彼女も弁護士に調査を依頼してそれが済んだ後に公表しますで、ガソリーヌ問題は、今停止中だ。まぁ参議院選挙が近付けば、与党はこれを民進党へのネガチブキャンペーンをはるだろうから、一時の休息ということになるだろう。

今、最大に厚かましい政治家と云えば、この山尾志桜里と舛添要一だ。・・・・・・

昨日の舛添の記者会見、記者の質問に対して、「政治資金規正法に関してのことは、公正なる第三者組織に調査を依頼します。今そのために弁護士さんに依頼を打診していますから、その調査が終了した時点で結果を報告します」と。全ての質問に対して、この答弁だった。その数45回以上。

その弁護士に対しての報酬はどこから出すのか？の質問に、「それは勿論自費で出します」と。記者の突っ込みも大したことはなく、ほぼ一方的に舛添のペースだった。オイラ聞いていて腹が立ってきた。「自分が選んだ弁護士に調査をさせるということは、それも報酬も自分が支払う、これは第三者組織と言えないのではないか！。これこそあなたお得意の詭弁ではないか！」となぜ言えない。まさに記者達も劣化している。

完全に東京都民を舐めきっているし、当日の記者達をも舐めきっている。アンケート調査では、この記者会見で舛添の発言に納得できないというのは95％以上だそうだ。彼の出自をみればまさに田原総一郎の朝生が生んだモンスターがまた一人だ。

勿論、かれを東京都知事にしてしまった東京都民の有権者だが、あの時の選挙は有権者に同情する。オイラもかつて15年間東京都民だった。第2の美濃部になりそうな宇都宮、放射能風評を100％信じている小泉に担がれたバカ殿の細川、都政には馴染みがない右翼の田母神、その他捨て駒。これらから選ばなければならなかった。噂では舛添の女房は創価学会の婦人部の幹部とか。公明党がしっかりサポートをした。彼に裏切られたことのある自民党もそれに乗っかるしかなかった。まして東京五輪も決定してその国家事業を前にしてだ。

ネットで絵画の購入は、彼の女房が、舛添のIDを使ってやっていたことがすぐ分かる。絵画の購入と将来の転売は彼女担当だからね。この件は舛添と女房の夫婦つるんでやっていたことがすぐ分かるはず。注文や決済の日時・時間は記録に残っていて、その時間に都知事が何をしていたかを突き合わせれば簡単だ。だから、購入作品の大方は、旦那の趣味ではなく、女房の趣味ってこと。

与党は選挙で応援をしたが、舛添が都知事になって、与党に逆らえば、懲らしめる材料はしっかり掴んでいる。かなり与党が舛添をコントロール出来ると踏んでいたのでは？しかし彼の資質はそれを超えていた。豊富な都の資金を自分のために、まるで餓鬼のように頬張っていたことが発覚したわけで。また国税の塊の政党助成金をも、「せこい、せこい」だが無限とも言えるほど頬張っていたことが暴露された。

オイラは、この舛添を知ったのは約30年ほど前、朝生（朝まで生テレビ）だが、当初は発言が新鮮に感じた。オイラと年齢はほぼ同じだし。しかしだんだんテレビ出演が多くなるに従って、コイツはサイコパスの一種ではないのか？と疑うようになった。とにかく弁舌で相手を打ち負かすことしか頭にないような。とにかく自分をアピールする発言ばかりだ。

そうこうする内にいつの間にか自民党からの参院議員になり、３期厚生労働大臣をやり、その後自民党仲間から爪弾きされたのか、自民党に後ろ足で砂を駆けて離党し、新党改革の代表。それをも党内でのあまりにもスタンドプレーが甚だしく、また鼻つまみ状態となり、さらに離党して無所属浪人状態だったところに、都知事戦が舞い込んで旨く隙間をねらって選挙で勝ったわけだが。公明党の全面サポートで。

政治資金規正法は収受に対しての規正法であって、収支についての規正法ではないことをしっかり学んでいて、自分のポッケに政治資金を入れても問題ないと。まぁ見事なほど、自分のポッケに入れていたという顛末だ。しかしその報告書が有権者に公表されるということは、有権者がその使い道を判断でき、その可否は有権者に判断にゆだねるということが法の主旨になっている。

すでに市民団体が虚偽記載で検察に告発している。公職選挙法でも引っかかる事例もありそうだ。法に触れなくても、道義的には完全にアウトになっている。2014年２月11日から在職なので、任期は2018年２月までで、あと21箇月もある。次の選挙はもう無理だとしても、東京五輪の準備期間中だ。それももっとも重要な時期なのだ。東京都民のほとんどが信用しなくなった都知事がそこまで持つとは思えない。

都議会で2/3を占める自公が彼を認めなければ、都議会中に彼は辞任ということになるのが定石だろう。もちろん野党は早く再々都知事戦を願うだろう。猪瀬は百条委員会の前に諦め辞任した。舛添は今都知事のイスに噛みついてでもしがみ付いているが、いかにネズミ男であっても、オオカミ中年（老年）であっても、集団の攻撃には耐えられないだろう。

離婚２回、結婚３回、愛人２人　婚外子３人の武勇伝も、「歩くペニス」で一喝だ。資産は約三億以上。もう良いだろうここまで成り上がれば。一罰百戒ではないが、このようなタイプの政治家は日本人には受け入れられないということが政治の中で衆知されることが必要だ。

2014年当時の参考記事

さあ、明日から細川音頭と舛添音頭の始まりだが。その舛添要一にまたまた”不都合な真実”が発覚したようで。2014年1月22日 (水)

一粒で２度おいしいオイラのブログ：今日の動画 

５月20日の定例記者会見のフルバージョンです。