ュージーランド(NZ)漫遊の旅 5 サム・ニールの家のあるクイーンズタウンやクロムウェル
前記事の、マウント・クック国立公園内のホテルから、今度はクイーンズ・タウン方面をめがけて車を走らせました。
義理の従兄になるサム・ニールが、映画「ジュラッシック・パーク」の日本公開に合わせて、熱海に来ました。1993年ころの話です。オイラが熱海を案内したり、当時の熱海市長に会わせたり、接待をしました。まぁ熱海は御忍びでしたが。この時、NZのクイーンズ・タウンに家を建てたと。友人の建築家に設計させたと。そしてその間取り図をその場で丹念に描いてくれました。せっかくだからとその出来あがった間取り図の下にサインをしてくれと頼んだら、OKとサインをしてくれました。今でもそれを額に入れて保存してあります。オイラが設計した高級旅館のリノベーションが完成していたので、そこに泊らせ、夜は内輪で宴会でした。熱海には御忍びでちょくちょく来ていて、90年の時には大浴場に連れて行き、正しい温泉の入り方を指導しました(笑)。また浴衣に着替えて、カラオケでデュエットをして楽しみました。それ以後も節目節目に交流をしました。
曲目は♪砂に書いたラブレター♪や♪ヘイ・ポーラー♪などなど。
クイーンズ・タウンの紹介として、なんでも箱根をもっと大きくしたような湖の街で、国際的なリゾート地であり、冬は素晴らしいスキー場が多くあると。また夏場はトレッキング、マリンスポーツなんでもありだと。まぁこの歳になると食指は動きませんが。・・・・・・・・・
プカキ湖を今度は左手に見ながら分かれ道に戻り、南西に進みました。険しい山間部を貫いた道路でした。でもトンネルは一切ありませんでした。
やがて、ダスタン湖というのが現れて、そこを右手に見ながら行きました。やがて、果物や野菜栽培が盛んなクロムウェル(Cromwell)に到着しました。
まぁ派手な果物をモデルにした広告塔です。周囲が果物畑ばかりなので、景観上目立たないのでこのような派手なシンボルを。町起こしに努力が見られます。
また、この地方はワイナリーが数多くあり、このクロムウェルには、周囲から持ち込まれたブドウを醸造する工場が多いそうだ。ここのワイナリーのブドウはピノ・ノアールというヨーロッパ系のブドウだそうだ。サム・ニールもワイナリーをいくつか所有して、”two Padoocks”という高級ワインを世界中に出荷している。まぁほとんど彼のスタッフが従事していて、彼は本業の映画・ドラマで忙しいが。
ここを過ぎてさらに渓谷の中の道路を進むと、ど派手な看板とアロー川渓谷に掛かる橋が。
ここはNZでのバンジージャンプで有名なカラワウ(Karawau)橋で、ここを渡るとレストランや、様々なスポーツの案内予約センターとなっている。
BBQ料理がメインで、カミさんラム・ステーキを食べたのだが、とても美味しかったと。またこの地方の推薦ワインもテイストが出来る。昼食と休憩を摂って先に進みました。
途中で少し遠回りをして、アロータウン(Arrow Town)を通りました。ここはクイーンズタウンから22キロ離れた近郊で、150年ぐらい前、近くのアロー川から砂金が見つかり、ゴールドラッシュの町で当時栄えました。肉体労働者として中国人が送りこまれ、中国人居留地跡もあるそうです。今はその町の古さを売り物に観光地となっています。まさに西部劇で出てくるような小さな田舎町です。初冬の紅葉が有名だそうです。
ここの町の酒屋で、サムのところの”ツー・パドックスTwo Paddocks”の赤を買いました。nz$62だったか。しかし、帰りの空港の免税店ではnz$50でした。GST(消費税)15%と観光地価格がプラスなのでしょう。
ラベルでの説明に、”PROPRIETOR. Sam Nell”との記載がありました。”経営者、サム・ニール”ということで。ニュージーランド産ワインはコルク栓はなく、すべてスクリュー・キャップ栓なので、コルク栓抜きは必要ありません。コルク栓はEU国のみということになるでしょう。密閉技術の発達です。日本でも販売しておりますので、宜しくお願いいたします。
やがて、クイーンズタウンに到着しました。予約してあったモーテルの位置が分りづらく、何度か街をグルグル回りました。街としての規模はそれほど大きくないのですが、中心街は洗練された店舗が軒を連ねていました。このワカティブ湖の湖畔にそって小さな岬のようなものがあり、ちょうど散歩コースとなっていました。
ワカティブ湖の岬周遊歩道は、40分ぐらいで周れます。中心街には多くの観光客がいました。ここでは中華レストランに行きましたが、いまいちの料理でした。湖畔広場では黒人の大道芸人がパフォーマンスをしていて、人を集めていました。
ここで1泊して、翌朝このワカティブ湖の湖岸に沿った道路約46キロを走り、このワカティブ湖の奥地、グレノーチー(Glenorchy)という人口200人の小さな町に行き、静かな湖畔を楽しみました。静かな村のようですが、シーズンはマリンスポーツ・登山・トレッキングの基地となるそうです。
ここで、昼食を摂り、再度クイーンズ・タウンに戻り、西に向かい、テ・アナウ湖を目指しました。ここはフィヨルド見学の為の基地としました。このフィヨルドは、ミルフォード・サウンドの観光クルーズで見ることができ、大変有名です。ミルフォード・サウンドはノルウェイのフィヨルドを想像させます。
次記事へ、NZ漫遊の旅は続きます。
| 固定リンク
« ニュージーランド(NZ)漫遊の旅 4 テカポ湖とプカキ湖とマウント・クック | トップページ | ニュージーランド(NZ)漫遊の旅 6 クイーンズ・タウンの近郊グレノーチまで行き、テ・アナウ湖そしてミルフォード・サウンドでフィヨルドを体験 »
コメント