ニュージーランド(NZ)漫遊の旅 6 クイーンズ・タウンの近郊グレノーチまで行き、テ・アナウ湖そしてミルフォード・サウンドでフィヨルドを体験
前記事の続きですが、クイーンズ・タウンからワカティブ湖の湖岸に沿った道路を北上して、この湖の最奥にあるグレノーチー(Glenorchy)まで行き、そこをから引き返して、またクイーンズ・タウンに戻り、そこから次の宿泊地テ・アナウ(Te・Anau)に向かいました。
道路の両側は、羊・牛・鹿などの放牧地と広大な畑が続きます。畑は時節柄、麦類や野菜なのでしょうがはっきりわかりませんでした。
このような羊や牛の群風景は当たり前になってしまい、省略しています。また時々牛や羊が道路を横断するので、それに注意しろとの道路標示がありました。ほとんどの道路は、昼間走りましたが、夜これら道路を時速100キロで飛ばすとなりますと、大変勇気が要ります。ガードレールなし、道路照明は一切なし、山岳道路は崖の落石防止網などはなしですからね。名目は自然保護からなのですが。落石については常に検査をしているとのことでしたが。昨日でしたか日本で崖から大石が落下して、軽自動車の補助席にいた女子学生が死亡したらしい。道中で落石があった場所の除去作業していた現場に2度ほど遭遇しました。そこで30分ぐらい待たされました。
このNZには、人を襲う可能性のある、熊、蛇、狼、危険野獣などは一切いません。地形的に大海が移動を阻んで来たのです。まさに穏健な動物の天国なのです。犬や猫は入植者が持ち込みました。・・・・・・・
ナビゲーションはまったく便利でしたが、なるべく近道を探すのか、これで大丈夫なのかという道にはいりこむことがありました。また最新のデーターを更新していないようで、時々おかしな指示が出ていたこともありました。まぁ日本においても同じようなことは起こりますが。
道路は山岳地を過ぎ、穀倉地帯のようなところとなりました。やがてテ・アナウの街に到着しました。静かなテ・アナウ湖の湖畔にある街です。夕方到着し、モーテルにチェックインです。周囲を散歩したり、飲食街通りを歩いたり、スーパーに行ったりで楽しみました。
今回、ミルフォード・サウンドへは、クルーズ付のツアーに参加しました。一部険しい道路が続くので安全の為と、日本人女性ガイドが説明をしてくれるとのことでした。これも日本からネットで予約しました。
翌日、モーテルからすぐのセンターに行き、手続きをしてツアーバスを待ちました。バスが来て乗り込むともう多くが乗っていました。クイーンズタウンからのお客でした。
景観のよいところで、トイレ休憩。ツアーバスとお客。皆中国からの観光客
ここも途中名所で、ミラー湖(Mirror Lakes)という水面がカガミのように映る湖です。
次の休憩
途中、短いでしたが、初めてNZでトンネルを通過しました。調べると道路トンネルはNZ全土で9本あって、このトンネルもそのうちの1本とのことです。
やがて、バスはミルフォード・サウンドに到着しました。
出港して、フィヨルドの大海側、タスマン海を見て戻ります。
船は滝のすぐ近くまで寄りました。この滝のしぶきを浴びると、10年寿命が延びるとか。
タスマン海がやっと見えました。この先きはオーストラリア大陸です。ここでUターンです。
アザラシ(シー・ライオン)が数匹昼寝をしていました。このフィヨルドの景観はとても写真では表すことができません。大自然の畏怖を感じました。
バスは同じコースを取って戻りました。バスのガイドが、クイーンズ・タウンまで帰る人に、到着が夕食の時間を過ぎるので、テ・アナウに着いたら、水上飛行機でクイーンズ・タウンまで行けますから、ご希望の方は知らせてくださいと。オイラ夫婦はテ・アナウ湖には夕方5時ごろ到着で、周囲を探索した。
このように水上飛行機やヘリコプターが発着していた。いずれも観光用だ。
この湖の断面説明。海抜202mで最深396mだそうだ。
湖岸が散歩道となっていて美しい。
中国と云えば、オイラ過去多く訪れたことがあるが、中国には青く澄んだ海がない。天津の渤海湾、連雲港、上海の海沿いに行っても、泥水を薄めたような色をしている。青い海は南海島周辺ぐらいしかない。今回のクルーズには中国人観光客が大勢乗っていた。日本を訪れる中国の観光客も、日本の青い海、青い空を見ることが大変貴重なようです。
このテ・アナウに2泊して、翌朝でんこさんが住んでいるダニーデンを目指しました。
NZ漫遊の旅は、まだまだ続きます。
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