ニュージーランド(NZ)漫遊の旅 13 最終章 ハムラナ・スプリングスとオークランド
色々なNZの湖を回ったが、その湖の名前は母音で構成されている。
オハウ湖 、タウポ湖 、テ・アナウ湖、 テカポ湖 、ハウェア湖 、プカキ湖 、マナポウリ湖 、ロトルア湖 、ワカティプ湖などなど。ほとんどが先住民族のマオリ語から出来ているのだろう。日本人としては母音の為、大変親しみ易いし、覚え易い。テレビ局でもマオリ語専門のチャンネルもあり、マオリ語ドラマをやっていた。日本語が母音構成ということは、南の点在していたポリネシア人、NZのマオリ人と日本のご先祖さんは、もしかして数千年数万年の時空のなかで交流が、かなりあったのかもしれませんね。
滞在した最後の湖、タウポ湖はNZの最大な表面積616㎢の湖で、ウナギやニジマスの宝庫だそうだ。ダニーデンのでんこさんの料理でウナギをご馳走になった。といっても蒲焼ではなく、ぶつ切り料理だ。大昔デンマークのコペンハーゲンでウナギのぶつ切りシチュウーを食したことがある。でも日本人には、蒲焼とごはんのうな重が一番のような。
朝、タウポ湖のモーテルを出発しました。ここから途中寄って、オークランドまでは約360㎞ありました。
オークランドに戻るにはいろいろなルートがあるのですが、直前にいたロトルア湖のホテルの位置と反対位置の湖岸のほうにあるハムラナ・スプリングス(hamurana Springs reservs)に寄りました。ここはまだ観光用として宣伝が少ないのですが、というより大勢の観光客を受け入れるキャパがないのだろう。運営は傍にあるショートコースのゴルフ場と併設になっている。
エントランスにはガチョウが出迎えてくれる。そこから遊歩道を散策するのだが。静けさと湧き出る地下水の音。
ここの湧水の説明です。1時間にオリンピックプール2個分の量の湧水だそうです。深さは15mの深さからと。三島の柿田川の湧水を思い出します。
パリから電車で1.5時間のジベルニーに画家モネの自宅と彼の植栽した庭があった。その池の庭を思い出した。蓮の花はなかったが。
遊歩道を進むと、レッド・オークの樹林の中を進む。樹齢150年ぐらいか?高さ50mとかあるそうだ。ここは時間にして1時間ぐらい要しました。
ちょうど12時過ぎぐらいにここを発ち、オークランドへまっしぐらです。途中ハイウェイのサービスエリアで遅い昼食を摂りました。もちろん燃料補給も。
オークランドに近づくに従って、道路もハイウェイらしくなってきました。
オークランドには、午後5時ごろ到着してホテルにチェックイン。今回の旅行で一番大きなホテルでした。もちろん駐車場は専用ビル内で、スロープをグルグル回りながら空きを見つけそこに駐車。やはり車の場合はモーテルが楽でいい。
まだ日没まで時間があると、すぐ近くにあったスカイタワー(Sky Tower)に行った。ここはホテル(別の)と併設になっていて、入り口はホテルのエントランスからエスカレーターで下ってタワーの入り口へ。
帰りのフライトが午前0時なので、いろいろ考えたが、まずレンタカーの返却時刻が14:00なので、先に返却することにした。そして空港まで送ってもらいそこから市内行きのリムジンバスで市内に入って、対岸にあるデボンポートにフェリー行き、そこを探索してもどり、波止場周辺を散策して21:00頃までに空港に行こうとしました。ところで荷物はどうしようということになり、i-サイト(案内所)で聞いたら、空港内に荷物預かりがあると。しかしそこにいってみたらやたらに預かり料金が高い。しかしフライト出発まで14時間ぐらいあるので、通常チェックインができない(2時間前から手続き開始)。ただ空港内は旧態の方式ではなく、セルフ・チェックインが普通だ。職員に聞いてみたら、チャレンジしてみたら?と。そこでマシンにパスポートとeチケットを照らしたら、なんとボーディングパスと荷物用タグが出てきた。タグを荷物に付け、荷物のドロップ用のコンベアーに載せたら、問題なく処理が出来た。セルフ・チェックイン方式の利点だね。もちろん成田到着でも問題なく荷物は運ばれていました(少し不安だったが)。
リムジンバスの発着所を見つけて、そのバスに乗り、市街繁華街に戻りました。
デボンポートに行くために、大きなフェリー乗り場から乗り込みました。
波止場に着いて、丘に上がる散策路を歩きましたが結構坂がきつくて、この家の辺まで来て、丘まで行かず、折り返しました。
デボンポートからオークランド市街地を眺めました。スカイタワーが、ランドマークとなっています。
ここで、NZ名物ブラフ・オイスターを味見しました。味が濃かったような、美味しかったです。
ここから波止場にあるオークランドのマリーナを見学です。二つに分かれていて、手前が大きなクルーザーで数千万、数億、数十億の船ばかりです。船が通る時、橋が跳ね上がります。ヨットクルーザーもマストが高いですからね。完璧な大きなヨットレース艇も係留されていました。
奥の方は、それより小ぶりなクルーザーの係留域でした。
オークランドは、ヨットやボートなど小型船舶の登録数は約14万隻で人口比では世界最大。オークランドに居住する3軒に1軒の割り合いで小型船舶を保有しているそうです。横浜ベイ・サイド・マリーナなんて可愛いものです。
さて、波止場には 魚マーケットがありました。AUCKLAND FISH MARKETを見つけました。
以下が中で売られていた魚類です。ここの近海で獲られたもので、どのようなさかながいるのか、見るだけでも楽しいです。そうそうオイラ、ボートフィッシングの釣り師ですから。
「ひもの」はなかったのですが、上画像のようにさかなの燻製は様々種類がありました。日本にはありませんね。
その後繁華街で夕食を摂って、またリムジン・バスで空港に戻り、午前0時発のフライトで11時間掛かって成田に日本時間午前8時に到着しました。長かったNZの旅の終了です。
因みに車の走行距離を調べたら、南島が約1,900㎞、北島は約900㎞でした。忙しかった旅なのか、ゆったりした旅だったか判定は難しいのですが、その両方だったという実感です。南島のアロータウン(Arrow Town) でサムニールのワイン、”ツー・パドックスTwo Paddocks ”の赤ワインを購入したのですが、白ワインはありませんでした。空港内の免税店で探したら白ワインがあり購入しました。そこでは、赤ワインnz$50で白ワインnz$30でした。赤の方が高いようです。
今ウチの食堂の飾りカウンターに鎮座しています。丈の高い方が白ワインでズングリの方が赤ワインです。
長い連載となりました。これを1から13まで読んでいただいた方々に感謝いたします。またダニーデンのでんこさんにも感謝いたします。
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コメント
最後にようやくブラフオイスター召し上がれて、よかった、ほっ。
とても内容の濃い、変化に富んだ、NZドライブの旅行記でした。
これから旅行される方のモデルになりそうです。
またいつか地球のどこかでお会いする日を楽しみにしています。
投稿: でんこ | 2016年5月16日 (月) 09時22分
1~13まで読みました。ニュージーランドって面白そうですね。私も今や隠居の身ですが、この記事を読んでやる気が湧いてきました。きっと奥さん(ナビゲーター)の力も大きかったのでは。それほどレンタカーに掛かる費用も大きくないですね。日本にはNZにあるようなモーテルはなくなって、同類のラブモーテルばかりになってしまいました。地方の町起こしに本格的モーテルをというのも賛成です。
投稿: | 2016年5月21日 (土) 14時46分