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2016年5月 2日 (月)

ニュージーランド(NZ)漫遊の旅 3 ドライブ1日目のあれやこれや

NZのフライトには、NZ航空(Air New Zealand)を使いました。これはANAとの提携便で、直行便です。往復で11万円前後。カミさんが選んだので、調べてみると、もっと数万円安い航空があるのですが、これらはすべて日本からその航空会社の本国や他を経由するので、日本からオークランド到着まで、33時間前後などという信じられない程の時間が掛かります。しかしそれでもこのフライトでさえ、成田からオークランドまで11時間前後も掛かります。日本からニューヨークに行くのと同じような時間が掛かります。

で、機内での映画ですが、盛り沢山の映画が用意されているのですが、すべて日本語字幕なしの英語版で日本の映画は2本のみ。ニュージランド内でロケ撮影した有名な「ロード・オブ・ザ・リング」も英語だけで観ましたが、何が何だか分かりませんでした。大昔の映画「上流社会」もです。

今回、この旅行に備えて、8インチのアンドロイドのタブレットを購入して、WI-FIで接続してインターネットも楽しむつもりでしたが、NZ航空の機内サービスには、これがなかったようです。オイラ未だに携帯電話はガラ系で、スマホは娘たちが駆使しているのを眺めるだけでしたので、今回の旅行中にその使い方をマスターしようと挑みました。・・・・・・・・

もちろん、NZの各ホテル(モーテル)にはどこもWI-FIサービスがありましたが、これが無料のところと、有料のところとが混在していました。有料でもnz$2とかnz$10とかまちまちです。無料の時しかしませんでしたが。テレビが面白い番組(ワールドニュース等)を提供できないのであれば、客室やロビーはWI-FI無料サービスにすべきと希望するのだが。

14日・16日の熊本地震・エクワドル地震はWI-FIを通じて知りました。もちろんブックマークしてあるサイトは、日本にいる時と同様に観ることが出来、これから向かうNZの各地の情報も検索して再確認をしました。もうタッチ・パネル操作は中級となりました。

さて、オークランド空港に朝8時到着して、今度は国内線でクライストチャーチ空港行きに乗り換えたのですが、このドメスティック・ターミナルが別棟となっていたので、専用バスで移動しました。そこから10時発クライストチャーチ行きで、11時25分に到着しました。低空を飛んでいたので、空から大地をパチリです。人間の存在や痕跡を見つけるのが難しいくらい荒涼とした大地が続きます。

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到着後、事前に予約しておいた、ACEレンタカーに迎えの電話をしなくてはならないのですが、どうして良いのか分からない。そこで空港内の”i - SITE”(観光案内所)のおじさんに尋ねた。これどこも、リタイア組のおじさんなのです。すぐ向こうにある壁面に施設広告が並んでいるところの下にテーブルがあり、そこに電話がある。ACEなら44番で直通で繋がるよと。電話したら、20分以内にそこに行くと。色々なレンタカー会社の迎えが来るスペースがあるから、そこで待てと。まぁそのスペースが分からず、空港前広場にいた職員らしきに聞いて待っていた。

Dscf4359_r やがて迎えの車が到着し、後ろの牽引車に荷物を載せ出発です。

Dscf4148_r 空港のすぐ近くにレンターカー会社が軒を連ねています。

ここで手続きになり、当初ネット予約した金額通りではなく、さらに保険のようなものを掛ける必要になった。ネット予約では保険が込みになっていて、さらにデポジットがどうたらこうたらと。文句を言ってもこちらは日本語での予約決済済み(9日間¥21,772+¥12.585)の書類を示し、しかし相手は日本語が出来ない。結局プラスnz$19×9日とオプションのナビゲーション(カーナビ)nz$10×9日となった。この日本でのサイトは英国の会社が運営していて、ウチの会社はそこから注文を受けていると。ウチと直接予約決済をすればもっと安くなると言っていたが。(ただし英語テキストでの予約契約だ)

ともかく、これから南島内、走行距離約1,900キロの旅を始めた。とにかく次の目標地点までの距離がけっこうあるので、毎日ドライブ時間は実質で3時間4時間という具合だ。

自動車はニッサンの小型車種で、どうやら日本からの中古輸入車だ。日本語で注意ワッペンが貼ってある。ナビゲーションは多分中国製で中国内で見たことがある。手のひらサイズで、入力も読み上げもすべて英語だった。前面ガラスに取り付けることも出来るが、カミさんがナビゲーターだから、彼女に持たせ操作をしてもらった。

ともかく予約してあるモーテルの住所を入れ込み、出発したのだが、メカ弱、方向音痴ぎみのカミさん、最初どう扱ってよいのか分からず、ともかく練習の意味で市内を走り回った。右折、左折を逃しても、まだ先に行って挽回することが出来るというコツをやっと学んだ。クライストチャーチの中心の外、郊外をグルグル走り回った。

予約してあるモーテルを見つけたのだが、まだチェックインの時刻2時前だったので、すぐ近くにあるハグレイ公園(Hagley Park)を囲む車道に駐車して、この公園内を探索見学をした。ロンドンにハイドパークという大きな公園があるが、大変似ている。大変美しい水辺や、樹齢数百年という大木があった。また2011年に襲われた地震の影響なのか、大きく傾いている大木もいくつか見つけた。

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この公園には植物園やバラ園、また片側隅にカンタベリー・ミュージアムという博物館があって、NZの動植物の歴史、NZの開拓の歴史など観れる価値のあるものが多かった。

Dscf4154_r カンタベリー博物館(Conterbury Museum)

Dscf4153_r キウィー(Kiwis)の剥製も

南島の旅でまた最後にここで過ごしましたので、このクライストチャーチの詳細は後記事にて取り上げます。震災5年目ですが、中心部の中層ビルは、未だに復旧工事がはかどっていないようです。

チェックインの時間になったので、日本で予約してあるモーテルに行きました。ここNZにはこのモーテルが主流で、モーテルが軒を並べて建っています。受付棟(Reception) に行って簡単な説明を受け、キーをもらい部屋に入ります。WI-FIはこの時パスワードをもらうか、キーホルダーに表示がされている場合もありました。車は部屋の前に置けます。日本では昔、規制が厳しくなって(風俗問題で)数が少なくなり、またラブホテル化してしまったようですが、北米、豪州、NZでは、一般のドライバー客用ホテルとして健全に利用されています。日本の地方でのモーテルの復活が望まれます。

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さてここから翌朝9時半ごろモーテルをチェックアウトして、国道1号線⇒79号線⇒8号線を走って、テカポ湖に向かいました。走行距離は約224キロです。(画像上クリックで拡大)

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途中、ジュラルディーンという小さな町に立ち寄り、大変評判の良いチーズ(全てホームメイド)の店に立ち寄りました。これダニーデンのでんこさんのお勧めでした。

Dscf4170_r ジュラルディーンの町。ここで昼食もしました。

Dscf4168_r ”Talbot Forest Cheese”というお店で、様々な種類のチーズが売られていました。全て自家製です。ブルーチーズ・スモークチーズ・ナチュラルチーズなど10個ぐらいをお土産用に買いました。

そこから、またドライブを開始。雄大な山々と放牧場の草原を見ながら、制限速度の時速100キロ以上でテカポ湖(Lake Tekapo)を目指しました。時速100キロ以下に落とすと、後ろが渋滞して来るのです。 

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NZ漫遊の旅の記事は続きます。

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