ニュージーランド(NZ)漫遊の旅 9 ダニーデンからクライストチャーチ。そして地震5年後の当地の見学です。
ただ海から上がってくるのが、日没前後で季節も10月から1月がシーズンだそうで、その海を眺めるだけにした。
ペンギン見学は子供が多いので、このような子供の遊び場も用意されている。海岸前の公園です。ここのトイレを借りました。以下が詳しいブログ記事です。 オアマル (オマル) Oamaru
このような道路をひたすら走りました。カミさんが船を漕いでいないかチェックしながら。
昼食の時刻になったので、テムカ(Temuka)の町に寄りました。ここは近くにある川でキングサーモンが釣れるらしい。町はごく普通の田舎町です。ただここで製作された陶磁器が有名だとか。工房が多くあるらしい。
ここのレストランで昼食を摂りました。
やがて、2時過ぎにクライストチャーチのモーテルに到着です。
初日ここに着いた日の夕方、モーテル傍にあったハグレイ・パーク(Hagley Park)内を探索しました。今度は、2011年2月22日に襲われた大地震後5年、現在どうなのかを調べてみました。
ダニーデンのでんこさんはこのクライストチャーチにも一軒住宅を持っていて、そちらは貸してあるそうだ。しかし地震で液状化現象が発生して、基礎が傾いてしまったと言っていた。政府が災害援助の対策をとってくれたが、いろいろ問題が多かったと。政府のカネで建築会社が修復工事をするが、人手不足で東南アジアから工事人が来て修理をするのだが、的確ではなく、中にはカネだけとって逃げてしまった事例もあると。未だこの家は借りてくれているが、少し傾いたままだと言っていた。
大きな被害はハグレイ・パークの東側、クライストチャーチ・セントラルで、ここのエリアは以前から中層階建築が多かった。そこに地震の揺れが大きくて、傾いたり、亀裂が入ったり、使用不可能になった建物が多かった。この地は海に近い砂地だったのを造成してきた歴史がある。また湿地帯でもあった。千葉県浦安と同じような地層だったのだろう。当然液状化現象は起きる。また地耐力も少なく、杭打ちも的確ではなかった建物に被害が出たようだ。
過去記事を探したら、オイラのブログでも記事にしていた。
昨年9月に続いてまたクライストチャーチに直下型地震。今度の被害は大きい!2011年2月23日 (水)
昨夜のテレビ報道番組は、ニュージーランドの現地時間22日午後0時51分(日本時間同午前8時51分)で、震源はクライストチャーチ郊外5キロの深さ4キロ付近で起こった地震の報道で一色だった。昨年9月4日にも同じ地域で、M7.0の直下型地震があったが、この街の郊外40kmと離れていたため、震度は今回ほどではなく、まして朝方4時半ごろだったので人の活動時間からは外れていたのが幸いだったようだ。死者はゼロだった。
今回は、日本人の語学留学生がいた建物が、押しつぶされ、未だに日本人11人の安否が分からない状態で、その件を延々報道がされている。映像で観ると、この6階建てのビルだけが総崩れとなっており、周囲の建物は傾いた様子もない。もちろん全体としては、かなり被害を受けた建物も多かったみたいだが。致命的なのは、前回被害を免れた組石造(レンガ造)のクライストチャーチ大聖堂がもろくも下半分を残して崩れてしまった。
でんこさんの話では中層階の被害を受けた建物は未だに修復や建て直しがスムーズにいっていないのが多いと。未だに修復工事中の教会
周辺は圧倒的に木造の建物が多く、これらはは修復や建て直しが済んでいたようだった。
そんな中を、街は活況を取り戻していた。
この時の地震は、街中心から少し離れたリトルトン付近が震源地、深さ約5㌔、マグニチュード6.1でした。また呼び名はクライストチャーチ地震ではなく、この辺一帯を表す「カンダベリー地震」となっています。これは直下型地震で、すぐその後3月11日に日本で起こった東北大地震のプレート型地震(Mw.9.0)とはちがい、今年4月14日・16日の熊本地震と直下型地震としては同じです。
色線はオイラがドライブした経路です。やっと振り出しに戻りました。
夕食は、セントラルにあった日本レストランで済ませました。大通りを挟んで向こうには、きらびやかな建物がありました。クライストチャーチCasinoでした。中だけ見学をしました。
翌日は午前11:25発のオークランド行きに乗るため、8時に出発。まずガソリンを満タンにして車をレンタカーに返却して、空港まで送ってもらい、フライトのチェックインをしました。
ガソリンは、レギュラーでnz$1.8=¥144/Lでウチの前にあるGSは今¥122/Lですから18%ぐらい高いです。
この南島でのレンタカーでの走行距離は約1,900㎞でした。
チェックインはセルフで出来ます。ボーディングパスが出てきて、さらに預け荷物のタグが出来てきますので、それを付けてベルトコンベアーにドロップします。
ニュージーランド航空のデザインは、マオリ風シダの葉のデザインですが、個性的過ぎるような。
さあ、次は北島の漫遊です。
NZ漫遊の旅はまだまだ続きます。
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