山尾志桜里は支離滅裂な記者会見で釈明したが、素人は騙せても玄人は騙せないよ。
毎年感じるのは、春、4月ごろの山里は、死臭がするのです。昨日はウチの柑橘畑に、苗木の防除と1本の甘夏みかんの木の収穫に行って来たのですが。ケン坊の畑に樹齢100年以上のソメイヨシノがあって、それが満開でそれは素晴らしいものでした。
しかし、なぜか死臭が漂っている。これは冬の間に鳥や野生動物のいくつかが、餓死か病気で死に、山中なのでどこに死体があるのか分からないが、それが気温が上がってきて、腐敗が進み、あたりに死臭を漂わせているのだろう。ちょうどソメイヨシノが咲くころから始まる。梶井基次郎の短編小説「櫻の木の下には」で、「櫻の樹の下には屍体が埋まつてゐる!」という冒頭文に始まり・・・・・とあるが、オイラなりに考えると、この春の山里にありがちな死臭をヒントにしたのでは。5月になるともうほとんど死臭が漂うことはない。たぶん骨になっているのだろう。
さて、今ネット社会で盛り上がっているのが、山尾志桜里なのだが、昨日6日自分への疑惑について記者会見をした。・・・・・・・
この記者会見、当初は午後3時からだったが、急遽変更で6時半からだと。6時台から各報道番組が始まるので、3時からだとしっかり内容を分析されてしまうことを考えて、いわばタイミング外しの戦略に変えたのだろう。それも15分遅刻しそこから約1時間の会見だった。本来目的は自分に対する疑惑の釈明なのだが、開口一番約十数分滔滔と安倍政権批判と、まったく度胸が良い。質疑応答も含めて約1時間あります
彼女は小学生のころ、ミュージカル「アニー」の初代アニー役をやったそうで、発声は基礎ができているし、ミュージカルっぽい芝居がかった発言は大得意なようだ。国会での質問や追求も彼女の中では、ミュージカルでの主役なのであろう。
女の顔は七変げと言われるが、彼女は確かに味わい深い顔をしている。場面場面で幾通りもの顔の表情なのだ。この大トカゲのような目と口で攻められたら、ほとんどの男はブルってしまいそうだ。まさに民進党の政調会長に据えたことは武器となる。蓮舫や辻元などは、彼女と比べれば軽量級だろう。
しかし、今回の記者会見では、素人筋は騙せても、玄人筋は騙せなかったという結論になるだろう。
ガソリンプリカ支出の件については
・・・山尾氏は24年分のガソリン代の支出は総額約429万円だったことを明らかにした。支部では主にプリペイドカードでガソリン代を支出し、そのレシートと引き換えに代金を精算しているという。山尾氏は、元秘書が在籍した24年7月までの期間に「不自然な支出が突出して多い」と指摘。カード124枚(248万円相当)について「支部として購入した事実がない」と説明した。 さらに、元秘書が給油所に廃棄されていた他人のレシートを使って精算していた可能性にも言及。「秘書が関与した蓋然性が高い」と述べた上で、支部としてカードの換金や有権者への配布は「ない」と断言した。・・・
特に不可解な「元秘書が在籍した24年7月までの期間に「不自然な支出が突出して多い」と指摘」とあるが、これ25年・26年もプリカ購入でかなりな金額を計上している。問題の公設秘書がいなくなっても、行われていたことには一切説明をしなかった。
問題のガスステーションは、愛知県尾張旭市内にあって、このプリカは五千円・一万円・二万円とあり、なぜか二万円のみの購入だ。レシートはプリカ購入時に自動で出てきて、このレシートを報告書に領収書として添付してあったそうだが。これに対して、プリカは買っていませんと。この秘書が、レシートのいらない人用の小箱にあるのを勝手に持ってきて、これを支出としたに違いないと思うと。
オイラも近くのコンビニで買い物をするとき、たしかに少額(数百円)のは、レジの隣にあるケースに「いらないよ!」と捨てる。しかしだ。五千円のレシートを捨てる人もたまにはいるだろうが、そんなにいるはずがないというのが常識だろう。まして二万円のレシートだ。会社経費なら絶対捨てない。この辺は田舎なので、ガソリンを二万円プリカで購入する人がどのくらいいるのだろうか?それもその日だけで二万円レシートが5枚も6枚も集まっていたと。これが連日続くということ事態、常識的には考えられない。それとも尾張旭市ってそんなに超金持ちがいて、プリカの2万円経費など10円・20円の感覚の人ばかりの街なのか。
まぁ、この記者会見の収録を観ての感想なのだが、まったく自己の窮地に動じず、堂々と嘘ばかり平気で喋る。サイコパスの疑いすら感じる。まぁたしかにこの点だけは立派というかなんというか。まさに現実の世界ではなく、虚像の世界で演じているような。また新築祝いも計上されていて、これは確実に公職選挙法違反だろうが、
一方、桜友会をめぐっては、26年分の収支報告書で「新築祝い」名目で選挙区内の店舗に2万1千円を支出した記載があることも判明。「当選御礼」の不特定多数へのショートメールの送信も認めた。いずれも公職選挙法に抵触する可能性があるが、山尾氏はこれも「手違い」と釈明。「事実を知りながら嘘をついたことはない」と強調した。
日本人一般ピープルの琴線にふれたのは、自分も同じような事をやっている者が、他の者を同じようなことで、徹底的に恫喝する風景を見たときだ。これは日本人だけではなく、人間としての共通な感覚だろう。
甘利の時はこの女、「秘書の責任で逃げるな!その議員の責任で辞職するべき」と散々公で発言してきた。それにつけてもテレビメディアはやっとこの記者会見は報道したが、なぜか温情的な解説だ。与党の時とはるかに扱いが違う。まぁもうすぐ誰かが東京地検の告発することになるだろうが。本来ここまでくれば、告発など待たずに地検が動きだすはずだが。すくなくとも参議院選挙までは続くとすれば、民進党の岡田は彼女を切らずにはいられないだろう。
永田町にも、春の死臭が漂い始めた。
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コメント
山尾しおりのみなさんとの約束
政治家のことばや行動が信頼できなければ、どうして政治家に暮らしの安心を託すことができるでしょう。
私は、うそをつきません。
私は、ごまかしません。
私は、過ちを隠しません。
投稿: | 2016年4月 8日 (金) 09時07分
良い例を挙げれば前経済再生担当相・甘利明を追及したときの発言だ。
山尾は「知らなかったで済まされる問題じゃないです。政治収支報告書に目を通さない議員なんか民主党にはいません。私ももちろん把握してます。秘書が知らなかったと言えば秘書が犯罪や泥棒をしてても雇い主の議員が知らなければ責任取らないでいいんですかって話ですよ。例え、甘利議員が知らなかったとしても秘書の犯罪、もしくは犯罪に準ずる行為があったならば、雇い主として議員辞職もしかるべきだと思います」キリ!
みんな覚えているよね。
投稿: 粥粥 | 2016年4月 8日 (金) 09時33分