2016年が始まりました。中東を中心として第3次世界大戦は始まっているのかもしれないとこの頃思います。
皆様今年も、どうぞ宜しくお願い致します。新年初のエントリーです。
世界的に、いろいろあった激動の2015年でしたが、今年はさらにカオス状態が激しくなりそうですね。年末にいわゆる”慰安婦問題”で日韓の外相同士の決着合意がされましたが、予想通り、韓国内では揉め始めているようです。
年末からの穏やかな暖冬の正月ですが、来週から冬らしい気候になりそうです。暮れから三が日、娘夫婦と孫がおとずれ、孫はまだ幼児なので楽しい大騒ぎとなりました。3日は高校時代のイサ坊と一緒に恒例となっているミカン畑で昼から夕方までBBQと新年大酒を喰らいました。二人とも大学時代から呑助なのです。
最近、イサ坊は中国の東莞市でフォトフレーム製作工場の立ち上げがあって、通っているそうです。習キンピラのお陰で、性都の汚名はなくなったようですが、・・・・・・少し淋しそうに語っていました。人民元が高くなって、そのしわ寄せを喰らっているとか。
さて今年初の記事なのですが、昨日4日中国株式市場では、またブラック・マンデーなようですね。・・・・・
なんでも今年初の取引から、”サーキット・ブレーカー”を採用して、株価が7%下落すると、途中でも取引中止にすると。オイラなんか予感がして昨日、チラチラ何度もチャート推移を眺めていました。以下1月4日の終値です。
上海、深センともに午後2時ごろから取引中止となりました。チャートが小刻みに下り、そこから値動きなし状態に。昨年大口投資家については、6ヵ月間持ち株売却を禁止という規制をつくりましたが、ちょうど8日が解禁日だったが、それより早く。政府のPKOも御屠蘇気分?か、ついうっかり見逃したのか、みるみる内に7%に近づき、取引中止です。今日の終値はPKOが効いたのか、上海総合指数は-2.6でなんとか落ち着きました。政府はどのくらいの額買い支えたのかわかりませんが。大口投資家の持ち株売却禁止令は延長するとかの話になっているようです。完全に国家統制経済ですね。
中東では、ペルシャ人でシーア派のイラクとアラブ人スンニ派のサウジアラビアとその子分国が、今日から国交断絶状態になりました。サウジで死刑判決を受けていた、シーア派宗教指導者ニムル師を他の死刑囚含めて47人を2日に処刑したことから、シーア派の国イランが猛反発したものだ。
まぁやがてなんとか治まると思うが、最悪の場合はホルムズ海峡を挟んでイランとサウジアラビアの戦争ということも考えられる。こうなると日本への原油はかつてあったように全面ストップとなり、オイルショックに見舞われる。昨年安倍政権が安保法制を通すために、ホルムズ海峡挟んでの戦争になって、若しイランがこの海峡に機雷を設置したら、その掃海に要請があれば協力すると。民主党は「イランは核問題で米国と和解したからそんな仮想はありえない、ワッハッハ!」と。馬鹿が!以前からイランとサウジは犬猿の仲だという地政学を民主党は全然知らなかったらしい。まったくお花畑政党だ。
中東を中心に見方によれば、実は第3次世界大戦が始まっているともいえる。避難民はシリア内、トルコ内、ドイツ内、他EU国内、その他を含めれば軽く1千万人以上という現状だ。そして、根本はイスラム教内のシーア派Vsスンニ派の戦いともいえる。分かりやすい宗教戦争としては、キリスト教内のカソリックVsプロテスタントの三十年戦争がある。
ボヘミア(ベーメン)におけるプロテスタントの反乱をきっかけに勃発し、神聖ローマ帝国を舞台として、1618年から1648年に戦われた戦争。当初は神聖ローマ帝国内で局所的に起きた小国家同士のプロテスタントとカトリックの戦争がヨーロッパ中を巻き込む国際戦争へと発展した。戦争はカトリックの国であるフランス王国がプロテスタント側につくなど、次第に宗教とは関係のない争いに突き進んだ。スウェーデンが参戦した1630年以降は、フランス王国ブルボン家とオーストリア大公国ハプスブルク家のヨーロッパにおける覇権をかけた戦いともなった。
両者徹底的に殺しあって、人口が半減するほどだったと。やがてハタ!と気が付いた。いったいこの戦争はなんなのだろうと。やがてもう馬鹿馬鹿しいからやめようと。人間の性(サガ)なのだが。シーア派Vsスンニ派の分裂の発端は、後継者選びの考え方の違いから発生したらしい。イスラム教最大の巡礼地はサウジアラビアにあるメッカだ。ここにはシーア派にとっても重要地だ。両者が本格的に戦争が勃発すれば、イランがサウジのメッカを占領なんてことも妄想できる。
正月は、NHKの”新映像の世紀”でWWI~WW2の映像を録画で観たのだが、これらの戦争を通して、通算億の単位の避難民が発生して欧州・中東は雑多な人種の混合が行なわれたことがありありと映像に残っていた。その歴史の知見を持っている彼らにとっては、今回のカオスも、「またか!」なのだろう。日本人はここまでの歴史がないから、びっくりしてしまう。イスラム教内の対立も徹底的にこの際やってしまうことで、やり尽くすことで次の時代を迎えることしかないように考える。無限に近い悲惨が発生するが。
今年もISISは相変わらず残虐行為を楽しんでいる ⇒閲覧注意!
今や中国経済が大幅に凋落しつつあることは、国際的見地からも判明されている。2010年GDPが日本を追い越したあたりから、中国政府は有頂天になり過ぎ、軍事的覇権に邁進しているかのようだ。追い詰められたISISは中国西部のウィグル自治区などイスラム教地区に蝕枝を伸ばしているとの噂もある。
2016年は各国のトップの外交政策のまずさが、次々露呈して国民から馬鹿にされ、政変が起こりそうですね。オバマ・メルケル・エルドアン・プーチン・オランド・キャメロンなどなど。アジアでは習キンピラ、またパククネなど1年持つかどうか。 ポスト閔妃で終わりそうな。
まぁそんな中、安倍晋三はまともな方ですよ。「挑戦、挑戦、挑戦!」でこの日本を運営して行くと。「朝鮮はもう知らない!」と。このブログは、安倍首相を暖かく応援しています。
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コメント
補足
スンニ派もシーア派も自分たちの信条や象徴、宗教的実践は非常に近いと考えているが、一方で両派にはいくつかの重要な違いがある。
1. 後継者めぐる問題
シーア派は、イスラム教の預言者ムハンマドの後継者は義理の息子イマーム・アリーであり、イスラム世界の指導権はムハンマドの子孫に引き継がれるべきだと信じている。一方、スンニ派はイスラム世界の指導者は必ずしも世襲される必要はないと考えている。
2. イマーム・アリーとその家族の崇拝
シーア派はイマーム・アリーとその子孫を崇拝し、イマームと11人の子孫を祭る聖廟に年に1度巡礼する。
3. 多数を占めるスンニ派
世界のイスラム教社会の約90%はスンニ派で構成されており、数ではスンニ派がシーア派を大幅に上回っている。サウジアラビアやバーレーン、アラブ首長国連邦といった一部のペルシャ湾岸諸国の政府当局者はスンニ派だが、イランとイラクはシーア派が政権を握っている。シリア政権はシーア派の分派であるアラウィ派だ。
4. 礼拝スタイル
シーア派とスンニ派の祈り方は異なる。スンニ派は両腕を組む一方、シーア派は腕を組まない。スンニ派は日に5回の礼拝を順守しているが、シーア派は日に3回に凝縮している。
5. 統治
シーア派のほうが階層構造による統制が強く、生存する宗教指導者らを信奉している。一方、スンニ派は通常、過去の宗教指導者たちが記した学術的書物に従っている。
投稿: | 2016年1月 6日 (水) 13時09分
中国政府が、年明けの株価急落を受け、株式相場の下支えに動いたことが関係者の話で明らかになった。当局系の資金で株式を買い入れたほか、大株主による保有株売却の禁止措置を維持する方針を示したという。
関係者によると、中国証券監督管理委員会(証監会)は大株主による株式売却の禁止措置が週内に期限を迎えた後も、この措置を続けることを上場企業に伝えるよう証券取引所に口頭で指示した。この措置は中国株が大幅下落していた昨年7月に半年間の期限で導入されていた。
今回の動きは、昨年夏の相場急落時に前例のない株価下支え策を講じた当局が再び介入に踏み切ったことを示している。中国株式相場は年明け最初の取引だった4日に急落し、時価総額5900億ドル(約70兆5000億円)相当が吹き飛んだ。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160106/mcb1601060500007-n1.htm
投稿: | 2016年1月 6日 (水) 15時09分
1月7日の本日、中国株式本年2度目のサーキット・ブレーカーが。開始から1時間もたたないのに上海総合-7.32で取引中止。深セン-8.36で中止でーす。明日はどうなるか?
投稿: kabu | 2016年1月 7日 (木) 15時15分