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2015年11月 7日 (土)

ロシア旅客機墜落。これは事故かISISの犯行か、はたまたロシアのフェイクなのか?どちらにしてもISISはもう終わりだろう。

10月31日の航空事故では、一発でロシア人乗員乗客224名が惨殺されたわけだが。産経の第1報は、

【中東支局】エジプト東部シャルムエルシェイクからロシア西部サンクトペテルブルクに向かっていたロシア「コガルイム航空」のエアバスA321型旅客機が31日午前(日本時間同午後)、離陸後間もなく消息を絶ち、エジプト・シナイ半島中部に墜落した。ロイター通信などが伝えた。乗客乗員224人が搭乗していたという。  

ロシアの航空当局によると、同機は午前6時51分に離陸後、約25分後に消息を絶ったという。同機の機長が離陸直後、「技術的な問題」が発生したために飛行ルートの変更を要請したとの情報もある。  

乗客の大半は、ロシア人とみられている。  シャルムエルシェイクは、紅海に面した同半島南部にあるリゾート地。シナイ半島の一部では、イスラム過激派の動きが活発化しているが、エジプト当局は、旅客機が撃墜された兆候はないとしている。

シャルムエルシェイクってところは、高級リゾート地で、この犠牲者となったロシア人は、ほとんどが上流階級の金持ちばかり。子供連れも多かったと。シリアのアサド大統領政権支持のロシア・プーチンは、反アサド組織とISISに対して、本格的な攻撃を開始してから約1ヶ月。これに対してISISは、このロシアに徹底的反撃を食らわすと声明を出していた。・・・・・・

そんな中起こった今回の事件だが。ロシア側は国内批判が起こる恐れ、エジプトは観光客が怖くなってエジプト観光を避けるようになる恐れから、なんとかISISのテロと結び付けたくない。やれ以前この機は尻餅事故を起こしたことがあるとか、機体にひび割れ修復をしたことがあるなど、事故説にもって行きたい。高度1万mを飛んでいる機体めがけて落とすようなミサイルは、ISISはもっていない。しかし、ISISは犯行声明を出したと報道されている。

セキュリティー検査を通り抜けた自爆テロ、または預け入れ荷物に仕掛けられた爆弾の可能性を米国、英国は広報し、現在オランダ・英国は航空会社のフライトを禁止したと。この空港の検査は、お客が金持ちや上流階級が多いせいか、結構ユルユルだったと。また検査時チップ(賄賂)を請求する係員もいるとか。果たしてそうなのか?

オイラもマニラ空港で、検査時チップを請求されたことがある。荷物に土産に買った貝殻セットがモニターに写って、中身を明けさせられただけだが、モニターを見ているアイツにチップをやってくれと。腹が立ったが面倒くさいので、日本円で200円ぐらいのチップをポイっと。

ISISでは、検査でもパスするような爆薬も開発して、これを股間に隠して通過することも出来るという情報もあるそうだ。なんたって怖いのは彼らは自爆テロをすることが、天国へ行ける最良な方法だと洗脳されているので、始末に終えない。

まだ日本のテレビでは報道されていないが、Isisの声明は単なる声明ではなく、しっかり動画で、この機が突然上空で爆発を起こしたところを撮っている。

ISISのロシア機爆破の復讐映像

例の残酷な殺し方をする時の手法にのっとて、イスラムの念仏のようなBGMでこの動画は作られている。このブログで何度か紹介したが、これスペイン語圏のサイトで、ISIS関連のまとめサイトだ。

スペイン語圏サイトのISIS関連の動画

首切り、乱射、水攻め、火あぶり、落下死、などなどISISの作った残酷シーンが盛りだくさんで、当初は見ていて吐き気がしたが、だんだん慣れてきた。このサイトは別にISISのサイトではないが、取得したISIS作成の動画も客観的に収録しているようだ。

オイラが思うに、このISISの手法は、嘗てのモンゴル帝国の侵略の仕方を真似しているように見える。なぜ短期間にモンゴルから中国、インド、中東、欧州の覇権を握れたのか?その戦法は、最初攻めたとき、徹底的に恐怖感を与えるような残酷な殺し方をアピールしながら、その噂を浸透させ、次に攻められる側はその恐怖に怯え、対抗することなく逃げるか、降参するか、どちらかで攻め続けた戦法に習ったのではないか?まして今やインターネットを使って瞬時に恐怖の公開が出来る。

しかし、そろそろカネの力もそぎ落とされ、米国や近隣国、さらに最近はトルコ、ロシアが戦略に加わり、このままではISISは崩壊するとの危惧から、今回の犯行にも至ったのではないだろうか?ロシア人の金持ちを一発で皆殺しにして、ロシア国民にプーチンの攻撃をやめさせることが出来ると踏んだのか?

多分これは逆になるだろうと考える。9・11の米国同時多発テロと同様、ここまで来ると強い愛国心で固まっているロシア人は、怒り狂って恐怖どころか徹底的にISISを皆殺しにせよと世論は動くかもしれない。するとプーチンは国内世論に支持されたISIS攻撃が出来るだろう。

ウクライナ問題、ISIS問題、中東からの避難民による民族大移動、EU諸国は莫大な経済負担を強いられ、経済は下降する。ということはEU国の経済発展に寄り添ってきた資源国ロシアもますます経済は下降してくる。特にロシアはウクライナ問題をやりすぎて、先進国から経済制裁まで受けている。

金持ち国家であるはずのサウジアラビアも、原油安で財政悪化に苦しむようになり、すべてのインフラ・プロジェクトを中止する状況に追い込まれた。このままでは5年後にサウジアラビアは破綻するという声まで出てくるようになった。

そして現在、欧米各国と激しく対立するようになっているロシアもまた追い込まれてボロボロになりつつある。ロシアは5年後どころではない。

この原油安があとどれくらい続くのか分からないのだが、2016年になると、いよいよロシアは政府系ファンド「予備基金」の資金が底をつく。 にも関わらず、ロシアはウクライナからシリアに関与して、ただでさえ枯渇しつつある国費を軍事費に回している。 プーチン大統領の支持率は80%近くあるのだが、反プーチンのジャーナリストや政治家が片っ端から逮捕・暗殺される中での支持率だから、それは実態を表していない。

これはまったくの妄想陰謀論だが、今回の爆破は実はISISの犯行ではなく、プーチンがこれらの問題を一挙に解決するため仕組んだ犯行で、ISISの一部をだまくらかして、ISIS本部の犯行に結果させるためのフェイクではないだろうか。まず米国、英国からISISの犯行と思わせ、現在違うだろうと拒否の姿勢を見せ、やっぱりISISが犯人だと。ロシアは国家を挙げて、今年中にISISを崩壊させると。

ISISはモンゴル帝国の戦法に習い、ロシアは米国の9・11の復讐戦法に習う。これあくまでもオイラ素人の妄想陰謀論です。

それにつけても、極楽トンボの日本なのだが、この頃外国からのお客が莫大に増え、どこもかしこも、外国人がウヨウヨだと。今年は2千万人の外国人の訪日になりそうだと浮かれているが。まぁこれはアジア人に対してのビザ発給の緩和があるが、欧米人も大幅に増えている。オイラのポン友、カナダのロイドとメール交換をしたら、姉さんと友人たちが今日本に観光する計画だと。

これは、日本に興味がある以前に、今やヨーロッパは避難民の大量移入で、中東その他も混乱していて、まったく安全ではないと。円安になり、まして高級レストランでもチップ制度のない日本に行くのが一番お得ということらしい。世界が安定すれば、また以前のように、世界的有名地への観光に戻るだろう。

まぁこの際、徹底的に日本の良さを売り込むことで、良い評判を高め、その輪が広がるように頑張ることだろう。外人客の急激な増加は、このような背景があることを認識して報道をするべきだろうと思うが。日本は世界一安全な国、これは一番重要なことだ。特に女性客にとって。

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