TBS局ってもはや日本のがん細胞だね。習キンピラ主席の賄賂徹底取締りで、中国はどのように変わっていくのか?
連休も後半となりました。ウチらの地域については、天気予報が当たらない。4日は午後から60%の降水率だったのが、少しパラパラのお天気雨。今日は完全に雨予報だったのが、先ほどネット天気予報ではがらりと変わり、午後20%で夜は10%だった。まったく時間単位でチェックしないと的確な予報を得られない。今日雨だと信じて、昨日早々と帰った観光客も多いだろう。まぁ仕方がないが、予報なんてこのくらいのものだろう。
3日は暑いくらいの晴天の中、スーヤンのイサ坊とウチの柑橘段畑で、BBQで午後いっぱい飲み喰いとヨタ話だった。現地に向かう車の中で、午前にやっていた反日プロパガンダ番組のサンデーモーニングを見ていたらしく、「まったく酷い番組だね」でオイラと話が合った。今回は安倍首相の米国での会談や演説に、評価どころか、今にもとんでもないことが始まるごとく、関口宏、田中秀征、姜尚中、西崎文子、安田菜津紀、岸井成格らが全一致で批判の全開。姜尚中などは、日本人でもないのに黒板を使って説教していた。特にイサ坊は安倍晋三と同じ大学だったのか、憤慨していた。
また前日土曜日の報道特集も、相当一方的で、例の金平茂紀と日下部正樹の二人でTBSのやっているもう一つの反日プロパガンダ番組なのだが、
彼はこれも観ていて、「まったくTBSって局はなにを考えているんだろうね」と。「アメリカにおける日本近現代史研究の第一人者ジョン・ダワー氏 」とまったく頓珍漢な変人米国人を引き合いにして、あーだこーだと。
さて、BBQが始まっての話だが。懸案だった国営商社のゴンちゃんは出所したの?と聞いたら、・・・・・・
いや当分塀の中だと。過去記事にもしたが、イサ坊が中国で商売をする為の重要なパートナーで、現在の取引もきっかけは彼の紹介と設営だったとか。
オイラもイサ坊のガイドで中国に行く度に、彼とは会った。なかなか好感な男だった。数年前からスペインのラマンチャからワインを輸入して、中国国内販売事業を進めてきた矢先だった。そのゴンちゃんのラマンチャワインを飲みながら話を聞いたのだが。
彼も習キンピラ主席の賄賂徹底取締り政策の網に掛かってしまったらしい。
中国では贈収賄事件の罪については、一般論だがこのようになっているらしい。贈収賄でその金額が10万元(約200万円)の場合は懲役10年。20万元(約400万円)の場合は、10年+1年で11年。30万元の場合は、10年+2年で12年が原則らしい。だから、日本円で数千億円の収賄となると、計算上は懲役では済まなく、死刑になることも多いそうだ。情状酌量で終身刑もあるのかどうなのか聞かなかったが。
で、そのゴンちゃんなのだが国営商社の仲間がまず捕まり、厳しい追求で芋づる式に逮捕が広がり、そしてゴンちゃんのことろまで触手が広がったようだ。そのかず、数十人の中の一人。ゴンちゃんの罪状金額は約30万元だったとか。いろいろある中で、あの中国一、いや世界一の規模になっていた、広州フェアー(広州交易会)に会社として多くのブースの権利を持っていて、世界中の企業が押し寄せ、ブースが足りない事態のなか、別枠で収賄を受け、ブースの手当てをしたことも含まれるらしい。国営商社だからゴンちゃんは準公務員でもあるからね。
イサ坊云わく、十数年前初めて会った時は、平均的サラリーマンだったのが、どんどん豊かになっていって、子供は英国に留学させるは、高級外車を持つは、南京の高級住宅地に家を持つ(オイラも訪問したことがある)は、やはり中国の贈収賄が当たり前の世界だったからであろう。
ちょっくら中国に偵察に行ってきました。大地に人と車が溢れていた。2010年10月21日 (木)
とにかく、中国はどん底貧民から、金満民までの格差はもの凄い。しかし、どん底貧民でもそれなりに生きていける。その所得でも超安く買えるところがある。5円・10円の世界がある。タバコ一つとっても、1箱3元(50円)から、700元(1万円)まである。もちろんこの最高価のタバコは一般に売られてはいない、いわゆる賄賂用で、もらった者はそれを別の賄賂に使い回すという循環をしているそうだ。それがグルグル賄賂回りをしている。だから実際には誰も吸ったことがないという笑い話まである。タバコは双方で勧め合う交友の武器で未だに健在なのだ。
食事も最低では5元(70円)もあればお釣りが来る。ビール中ビンが2.5元(35円)、缶ビールが1.5元(20円)で買える。ということはそれだけの大格差が地方だけではなく、都市部にさえある。片や不動産バブルで需要の数倍の規模で分譲マンションが続々建設されて、おびただしい数の棟が、投機対象か、それとも売れないのか、明かりの点かない真っ暗なマンションがより多く目だってきている。それが大都市部だけでは無く、田舎地方都市にも。だから不動産バブルが崩壊したら、かなり危険な経済状態になりそうだ。なんとなくそれが迫ってきているかのように感じる。
じゃあ、出所祝いどころじゃないねと言ったら、そうんなんだよと。しかし彼の場合その罪状金額30万元を即刻政府に納付したので、裁判の判決は12年から11年になったとか。もちろん彼は控訴をしていて、まだまだ裁判が続くそうだ。なんたって、この手の被告が多すぎて、当然裁判が満員状態となっており、延々と裁判に時間が掛かるそうだ。その間、彼の部署は、後輩の社員が受け継いでいるらしい。またゴンちゃんに会える日はいつになるのか?
連休前に帰国したイサ坊、香港から帰ってきたので、なぜ香港から?と聞いたら、香港でもフェアーがあって、それを見てきたとか。彼は毎月の内半分以上を中国に滞在。ビザの場合以外パスポートだけだと滞在期間は15日以内となっていて、期限オーバーの恐れがある場合には、一旦香港に行って、再度中国に入ると、また15日以内なら滞在できるそうだ。
翌日は、同じ場所で、今度は孫を含め家族でBBQと周辺の探索でした。孫は沢蟹取りで夢中で、しばらく家で飼うそうだ。これで今年の5月連休の過ごしは終了しました。
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