森村誠一の”悪魔の飽食”は、米国の情報公開で、まったくの捏造話であったことが明確になった。中国は未だこれをプロパガンダに利用している。
ウチら地域では4月20日に雨が降って以来、なんと20日間以上雨が降らなかった。あす夜からあさって午前にかけて、台風6号に刺激され大雨が予報されている。多くの苗木植えをしたオイラとしては、待望の雨なのだ。数日前に約50本を越える苗木に、”マルチング”要するに、根元周囲の乾燥や雑草を防ぐための養生で、90×60センチのガラ袋を敷き、上に土を部分的に被せて押さえとした。ガラ袋は水通しが良いので、秘密兵器となっている。みかんの木には今ちょうど花が咲き始め、近くに寄ると、甘い匂いに包まれます。
しかし、長年メインが部屋に閉じこもっての建築設計だったので、野外で体を動かす仕事は何であれ、開始するまでは、自分にてこずることが多いです。日々の事務的仕事と肉体的仕事の自発的な同時両立はなかなか理想的には行かないものですね。
さて、以前はマスメディアのプロパガンダにより、日本の世論が形成されてきましたが、ここすくなくとも10年、ネット社会においてのコンテンツ(ブログや掲示板、SNSなど)の破竹の勢いの増加で、そこで次々これらプロパガンダの正体が暴かれ、朝日新聞、毎日新聞などの新聞界、テレビの政局番組、各政党の愚か議員などの発言がますます通用しなくなりつつあります。その中の一つとしてこのブログも参加しているわけです。
そして安倍政権になってから、いままでの運動家的なテレビのコメンテーターもだんだんバックアップする組織や人材が少なくなってきたのか、屁のように消えつつあるようで、今は香山リカとか、鳥越俊太郎とか、上杉隆とか、古賀茂明とか、・・・・・・まぁそれぞれ自爆に近いのですが。
さて、自虐的に日本の大罪とされた歴史の検証が、今米国の極秘資料の極秘期間が過ぎて公開され、次々中国や韓国の歴史を巡る糾弾が、実は嘘であったり、誤謬であったり、プロパガンダであったりと解明されつつあります。あの悪名高い”満州第731部隊”についても中国が利用したプロパガンダであったことが、米国極秘資料で明らかになりつつあります。・・・・・・・・・・
十数年前、熱海駅近くの喫茶店でお客と話をしていたら、なんと隣の席にあの森村誠一が、一人座って新聞を読んでいた。そう、あの代表作”悪魔の飽食”という検証小説の著作者だ。あとで仲間に聞いたら、なんでも当時熱海に住んでいたとか。今も住んでいるのかは分からない。1933年生で現在82歳になる。
悪魔の飽食シリーズ
悪魔の飽食 カッパ・ノベルス 1981.11
のち角川文庫 『悪魔の飽食』ノート 晩聲社 1982.5
続・悪魔の飽食 光文社 1982.7 のち角川文庫
悪魔の飽食 第3部 角川書店 1983.8 のち文庫
ノーモア悪魔の飽食 1984.1 晩聲社
当時話題になり、オイラも初版本を買って読んだ。1981年~1984年のベストセラーだった。たしかに当時そんなこともあったかもしれないと半分信じてしまうような説得力があった。そのなかには、この731部隊の目的は、細菌兵器の製造と普及が目的で、そのためには中国人を捕まえて無惨な人体実験をして・・・・・・・・・と。
日本共産党機関紙『赤旗』に連載した『悪魔の飽食』シリーズは、旧日本軍第731部隊の実情を明らかにしたものであると作者が主張したことから話題を呼んだ。護憲派として、九条の会の講演会などで発言を行っている。
その後、月刊誌に於いては、当時の関係者の証言で、そもそも、この隊はそんな細菌戦争を目的とした部隊ではなく、防疫の為の医学部隊であり、昭和15年には”関東軍防疫給水部”として統合され、”満州第731部隊”となったそうだ。やはりこの作品はおかしいとオイラもだんだんこの洗脳から醒めて行った。
戦後この話に尾ひれが付き、森村誠一の、この捏造小説が決定的にまず日本で広がり、それを日本のマスゴミが煽りに煽って、中国に伝わり、中国政府がこれを”対日本カード”として使うビジネスモデルにした。これは”従軍慰安婦””南京30万人大虐殺””朝鮮人強制連行労働”などなどとまったく同じ構図のなかにある。まさに主犯の朝日新聞系は罪が重いと思う。隣国への”ご注進”マスゴミなのだ。小朝日と言われた毎日新聞系も同罪なのだ。
終戦時、米国はこの731部隊の研究成果を全て持ち去り、主たる関係者を米国まで連れて行って、聴取したとか。しかしこの正確な内容は極秘事項扱いでいままで公開しなかったことから、さらに尾ひれがついて、米国は731部隊の細菌兵器製造資料を利用するために、その取引のために当時の関係者、特に部隊長の石井四郎軍医中将を戦犯にしなかったという、都市伝説が出来てしまい、今でもそれを信じている日本人も多い。
当時、日本軍隊としては、中国大陸での疫学の研究は皆無で、大平原での河川での浄化作用については未研究だった。汚物は当然河川に流し、それが原因でチフス等の感染病は多く発生していた。またペストなどもその防疫は重要だった。それらを研究し未然に防ぐことが、ミッションだったのだ。当然資料を接取した米国も中国大陸地に於ける防疫として大変価値のあるものだった。
森村誠一は、単なる日本批判の噂話を誇張して、それも反体制でソ連よりだった日本共産党の機関紙(赤旗)に最初連載したものだった。いかに出自からプロパガンダだったかよく分かる事例だ。さらに、当時の担当した研究者達の一部がやがて医薬品メイカーの”ミドリ十字”に就職したことから、この本の影響で悪評が高まったことがある。まぁ戦後血液銀行事業での失敗も重なったのだが。当時は森村誠一にすっかり洗脳されてしまい、731部隊の残党⇒ミドリ十字⇒田辺製薬⇒田辺三菱製薬という誤った理解を作ってしまったのだ。この会社にはオイラの知人もいる。まさに森村誠一は罪が深いが、他の作品がその流れで映画になったりで評判がよく、立身出世組だ。しっかり儲けて勝ち逃げしている。
今回、米国の情報公開も開示されたことだし、森村誠一は過去の自分の撒いたプロパガンダについて自己検証と謝罪をするべきだろう。年齢から言って、そろそろだから、自分の撒いた過去のゴミは清掃するべきでしょう。
今日の記事は、愛読している以下のブログからの引用です。
731部隊の人体実験・細菌戦の嘘が改めて明らかに2 015年05月11日
米国立公文書館が731部隊(関東軍防疫給水部)に関する機密文書10万頁分を公開 《731部隊の人体実験・細菌戦の嘘が改めて明らかに》
今まで反日勢力に散々あげつらわれ日本の残虐性の一例として利用されてきた、悍ましい〈人体実験〉をしていたと言われる〈731部隊の作り話〉が、米公文書の公開で明らかになった。 こうして冤罪はひとつづつ晴らされて行く。
731部隊(関東軍防疫給水部)は細菌戦研究はしていたものの、細菌戦を行った証拠は全く見つからなかった。 米国立公文書館は、石井四郎中将を始めとする731部隊関係者の個別尋問記録や、石井中将が細菌戦研究の成果を1947年6月ごろ執筆し米軍に引き渡した事を裏付ける最高機密文書も明らかにした。
ナチス・ドイツと日本の「戦争犯罪」を調査する為、クリントン政権当時の1999年に編成された記録作業部会(IWG)は「人体実験」に留まらず「慰安婦問題」などの悪事を裏付ける文書も必死に探したが、それらを裏付ける証拠は何ひとつ見つからなかった。(つまり1999年以降の調査で「性奴隷」が言いがかりである事はクリントン政権時には既に判明していたという事だ。併し、同盟国 米国は口を噤んでいた)
奉天(現・瀋陽)の収容施設で、連合軍の捕虜に細菌実験が行われなかったかを調べたり、日本からの風船爆弾が細菌戦に使われないかを調べたりしたが「当面は細菌戦を想定していない」と結論づけた文書も発見された。 つまり米国が持っていた731部隊に関する10万ページの機密文書には、731部隊が人体実験を行ったり細菌戦を行った証拠は全くなく、戦後に言われた事は全て根拠なき捏造であったと証明されたのだ。 ・・・・・・・・・
以下は当ブログで続きを読んでください。今度熱海で森村誠一を見つけたら、この野郎と頭を引っぱたいてやりたいと思う心境です。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像
コレ!森村誠一よ!
お前の嘘が今やこんなに成長したぞ。
そんなに嬉しいか?
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コメント
ソースであるはずの米公文書の具体的内容自体を原文で誰も提示してないようですね。今の所疑わしい情報です。
本当なら産経や新潮等、プロの保守系ジャーナリストも飛びついてるはずですが。
そちらのソースが見当たらない。
反日勢力に付け込まれない為にも、疑わしい情報には飛びつかない方がいいと思います
投稿: | 2016年10月22日 (土) 23時55分
ソースは、IWG (Interagency Working Group) Final Report 2007 でしょう?マイケル・ヨンさんが慰安婦問題のついでに731部隊による人体実験と南京事件についても、NO SMOKING GUN(=証拠なし)と書いていました。IWGファイナルレポートは米国立公文書館にありますが、下のリンクからダウンロードできます。レポートには、ナチスの戦争犯罪についての部分が大量に入っているので、日本に関するところだけ誰か抄訳してくれたらいいですね。
https://www.archives.gov/iwg/reports/final-report-2007.html
投稿: ちぃ | 2017年8月23日 (水) 06時13分
悪魔の飽食はフィクションであると本人も認めているという記述がしばしば見受けられ、実際、科学的にあり得ない記述、捏造写真が満載です。でも森村誠一自身のブログ”回想~悪魔の飽食~卑怯な匿名”は言い訳がましいことと、右派からの脅しがあったなどの記述など、フィクションであることを認めていません。
投稿: | 2017年8月27日 (日) 18時06分
よく抗日ブログなどには載ってるようですが、慰安婦が手にしていたのは軍票だったとかで、諸アジアに於いては紙切れと化していたんだとか。
まぁ、敗戦国のことゆえ当たり前のことでして、日本も物的や人的に多大な被害を被ってる分けですから、言ってみれば共同体みたいなものでしょうか。
アジアの方々には言っては何ですが、日本としてはどうにもならないことだと思います。
左翼派はネットにこのような情報を持ち出して来て、慰安婦が高給取りだったのはまったくのデタラメであり、やはり従軍慰安婦は真実だったと言っている始末です。
しかし問題なのは戦争後期ではなくて最初どうだったかであり、彼女達が慰安婦として連れて来られたのは初期な分けなら、それら後期の情報はまったく意味のない話であり、本題をすり替えないで貰いたい分けです。
それと、自由軍慰安婦に関してはこちらのブログに載っています。
【 従軍慰安婦問題の真実!アメリカ報告書でも潔白が証明! 】
https://japanandworld.net/archives/2701
いまだ日本と対戦中だったアメリカの調査であり、その時はおそらく日本を悪者にしたくて調べ挙げたのかも知れなくて。
けど、あとで間違っていたとなるとアメリカ情報機関の名折れであり威信に関わります。
それなのに何の問題も無かったと記されているなら、余程何も無かったと言うことでしょうか。(笑)
情報機関は各国に散らばっていたそうで、大々的に調べたのなら世界にも知れ渡っていたことでしょう。
なら、後に成って間違ってたでは済まされない分けで、20人ほどしか取り調べなかったと言うのはアメリカの方便かもで、余程無念だったのかも知れません。
八年も掛けたということなので、何処かに日本の失態が語られてないかと、躍起になっていたことでしょう。
おそらく調べた挙げた人数や書類は相当な数だっのではないでしょうか。
日本兵の手記と言われてる物に、日本軍の慰安婦虐待が語られているのも有ったようですが、どこの馬の骨かも分らぬ紙切れなどに、アメリカは公的な意義を見出せなかったのでしょう、作り話だったでは済まされない分けでして。
投稿: | 2018年1月26日 (金) 13時31分
>反日勢力に付け込まれない為にも、疑わしい情報には飛びつかない方がいいと思います
自分でろくに調べもしないで上から目線で他人に説教を垂れる茶々松君。
パヨクにとってこれ以上のカモはいないでしょうね。
投稿: エネルギー名無し | 2018年8月 2日 (木) 05時46分