嘘か真かノーベル賞級の大発見。ガンを90%以上発見できる方法が見つかった。線虫さま様のようだ。
3月も中旬となりました。この時期は柑橘類の木の剪定の時期です。時間を選んで毎日剪定をしています。1本のみかんの木をじっくり剪定するのには30分前後掛かります。もちろん切り取った枝を収集してコンテナーに入れ処分する時間までいれると40分前後となります。今日午前には2本剪定をしてきました。例えば二股に分かれた枝はどちらかを切断。また垂直に高く伸びた太枝は、枝分かれのところから切断します。全体の高さが2.7mを超えないように整形します。こうすると木の内部により日が当たり、より風通しも良くなります。また最重要なのが枯れ枝の撤去です。枯れ枝が害虫の棲家となり、果実に様々な害を及ぼします。もう3日目なのですが、今回不思議なことが起こっています。みかん園のすぐ傍には、渓流が流れているのですが、このごろカワセミを見ることが多くなってきたのです。さらに1羽何故か私に懐いているかのように、近寄ってくるのです。
カワセミは羽色が大変美しい野鳥です。剪定をしていると近くの枝に止まって、じっとしています。すぐ近くに行っても逃げません。まぁ、やがて離れてどこかへ行くのですが、また戻ってきます。場所としては1ヶ所ではありません。なぜか不思議に感じたのでカミさんにその話をすると、「お父さんが、あの世から戻って息子を監視をしているんじゃない?」なんて冗談を言います。今月21日は13回目の命日を迎えます。死因の原発癌が肺腺癌でした。
さて本題です。
監視するためにテレ朝の報道ステーションを最近自動録画にしてあって、CM・不要場面を飛ばしてみているのですが、12日の放送で「線虫を使ったガン検査」についてがあって、眉毛に唾を付けるかのごとく、ネット検索したのですが・・・・・・
なんとこの発見は嘘ではないようです。従来からこの手の話はテレビで大騒ぎに取り上げられ、その後どうなったのかと探してみると、屁のように消えてしまったなんて話が多くありました。
オイラが覚えているのは、「ガンの免疫療法の丸山ワクチン」「万病に効く紅茶キノコ」「アルミ製料理器がアルツハイマー病の原因」「ガン退治の特効薬アガリスク」「尿を飲むことで万病対策」「船井総研お勧めのガン治療用野菜スープ」・・・・・・・・まぁ小さいものから大きいものまで、まずテレビが無責任に取り上げ大騒ぎを起こし人々に記憶させ、いつの間にか消えてしまいが多すぎた。大騒ぎをしたテレビ番組は訂正も謝罪もしたことがない。
今回は線虫を使った、ガン検診ということなのだが、これ信じて良いのかわからない。もし公開されていることが全て本当なら、これは本当のノーベル賞ものだと思うのだが。小保方のSTAP細胞のような顛末にならなければ良いのだが、と思っています。
これ九州大学の研究グループが開発したと。
”尿の匂い”と”虫”で早期のガンも発見できる技術が開発中。期待が持てすぎる!2015年03月12日
体長1ミリほどの線虫を使い、がんの有無を1滴の尿から高い精度で判別することに成功したと、九州大などの研究チームが発表した。
がんのにおいに線虫が引き寄せられる現象に着目し、ヒトの尿に対する線虫の行動から95%以上の確率でがんを判別する。
費用は検査1回100円から数百円程度、約1時間半で結果が出る。日立製作所などと組んで装置の開発を進めており、2019年にも実用化を目指している。
もともと、一部の医療研究所では、ガン患者の尿とそうでない尿を別々に置き、臭覚の鋭い犬に嗅がせて陽性、陰性を見つける研究はあったらしい。しかし犬の環境変化や体調の影響で確率が大変低かったと。たまたま内視鏡の医者が、サバに当たった患者の胃を調べたらアニサキスが集中的に食らいついていて、取り除いたらその部位が初期のがん細胞だったと。アニサキスというのは線虫なのだが、どうやら犬と同じくらい臭覚が鋭く、それも悪性ガン細胞の部位が好きらしい。
そこで、シャーレの片方にガン患者の尿を1滴入れ、もう片方にはそうでない人の尿を1滴いれて、そこに数十匹の線虫を撒いたら、あら不思議、ガン患者の尿に線虫が移動して、そうでない人の尿には近づかなかったそうだ。ガン患者の尿が大変好きらしいと。
↑画像。ガン患者の尿には線虫が群がり、反対側には、ガンでない人の尿があるのだが。
以下は、この研究を公開した九州大学の研究グループのサイトです。
尿 1 滴で短時間・安価・高精度に早期がんを診断! 九州大学広報室
たぶんここまで発表すれば、国から莫大な研究補助金は出るだろう。しかしここまできているのに、実用化は2019年だと。いやあと10年掛かると。遅くとも再来年の2017年には実用化が出来るのではと素人考えなのだが。
とにかくこれが本当なら、朗報だ。ましてこれ世界に先駆けての発見だよ。まてよ!世界に対しての特許はどうなるのだろう。まず来年のノーベル賞、数年かけて世界的に特許を確立して、一般実用化という予定なのかしら。
ともかく、いままでの発見のように、数年後には屁のようにこの話は消えていたなんてないことのように、記憶しておくことにする。
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