2014年最大の祭り、総選挙が終わった。これから4年間の安定政権が定着してほしい。泣き笑いの総選挙ヨタ話
今日は雨降りになり、柑橘類収穫は中止です。あと数日でとりあえず今年収穫の分は終了なのですが。とにかく前記事の通り、ここに来てモノラックレールの修理に5日取られてしまったのが、遅れの原因ですが、今年はみかんに関しては裏年になってしまい収穫量が少なくて、大変楽でした。ポンカンもそろそろ良い味になって来ましたので、早々に収穫して、予措をしてから貯蔵しようと思っています。
今年最大の祭り、総選挙が終わりました。結果は自公の与党の獲得数は、ほとんど変わらず、衆院の2/3以上を確保しました。野党の獲得数も前と比べ、大騒ぎになるほどの変化はありませんでしたが、最大の話題は、民主党代表の海江田万里が落選したことです。そもそも野田から代表を受け継いだ海江田は無理があった。安愚楽牧場詐欺投資の広告塔で、日銭を稼いでいた経済評論家が、いつの間にか野党の民主党代表になってしまった。だまされた被害者からの告訴の裁判はまだ続けられているらしいが。
まぁ、2012年12月の総選挙で民主党は大敗北して、代表を誰も引き受ける勇気がないところを、海江田が引き受けたことは評価に値するが。ただあまりにも役不足だったということ。もしかして彼はピュアー過ぎるのかもしれない。・・・・・・・
民主党は彼の辞任を受けて、新しい代表探しを開始している。細野豪志との噂もあるが、彼の発言は理路整然としたところはあるが、海千山千の他の議員を抑えつけるだけの力量があるのかどうか。ネット社会になって、あのモナとの路上キッスの画像がいつまでも出回っているから、それも家族サービス(娘の運動会中)を返り見ない行動だったからね。三島のオバア達は自分がモナになったかのような錯覚に陥って、「あの子は・・」なんてセリフをつかって妙な同情心があるとか、三島のトシ坊が言っていたが。これでもう一発なにかあったら、再起は出来ないかもしれない。もて過ぎる男にも辛いところがある。オイラその気持ちは十分わかる(笑)。
枝野も、あの民主党政権のとき蓮舫とやった、事業仕分けの大空騒ぎや、原発事故の時の空発表の繰り返しで、稚拙な人物像の評価が顔に染み付いている。弁護士上がりなので、喋りは旨いのだが、ここまで来ると「大豚のようにビービーと・・・・」というようなイメージがつきまとう。安倍晋三に核マル派から献金を貰ったなんて国会で言われてしまった。時の首相が言うのだから確信を突いている。まぁ、そんな訳で、枝野もいい加減にしてほしい。
フランケン岡田も、もうマイナスのイメージが顔相に定着している。ある町のシャッター通りで街頭演説をした。「見てください!このシャッターが閉まってしまった店舗を!これが自民党政権の政策のお陰です!」と。そしたらある聴衆が、「そうじゃない!郊外にイオンが出来たからじゃないか!」と。岡田の実家がイオンの創設者だからね。まぁ、彼の発言をこの10年聞いているが、まったく頭が良いとは思えない。思考回路がどうも変に感じる。
民主党は、日教組などの組合が頼りの派(旧社会党系)とリベラル保守系とに大きく分裂した方がよいだろうが、そうなると党勢が二分することになるから、それが怖くて出来ない。
今回の総選挙で笑ってしまったのが・・・・・
最初のNHKの当選確実が、
菅 義偉の発表に始まって
最後の495番目のNHKの当確が、選挙区で落選の比例復活当選の
菅 直人だった。
この菅(スガ)と菅(カン)って漢字が同じだから、まったく鬱陶しいほど紛らわしい。
当選はしたが、この菅直人スレスレでしぶとい奴だ。いつまでも醜態を晒してほしくはない。まったく市民運動家上がりって、厚顔無恥が多いね。まぁ、コイツがいる限り、民主党の足を引っ張るだろうが。そういえば辻元清美も選挙区当選だと。大阪10区って変わったところらしい。
それにしても、2012年12月の総選挙で、あれだけ大騒ぎした原発ゼロ運動はどこへ消えてしまったんでしょうね。科学的でない放射線怖いの放射脳の皆さんよ。先頭を切っていた朝日新聞がここに来てあの体たらくで、追随していた毎日新聞、東京新聞、関連テレビもほとんど無かったかのように静かだった。本当に彼らの主張に確信があるのなら、今回はもっと声が大きくなっても不思議はないのだが。
小泉純一郎、細川護煕ども、命を掛けた主張ではなかったのか?それとも米国オイル業界スポンサーがカネや便宜を出さなくなったからか?また大江健三郎、落合恵子、日弁連、瀬戸内寂聴ら”9条の会”の皆様、これもまたまるで存在していないかのように静かだったね。やっと自分達の運動が中国・韓国・北朝鮮の工作員に操作されていたことに気がついたのか?いや、それほど頭の良い連中ではないようだが。
もちろん、それらの媒介として存在していた、メディアがこちら方面には一切動かなかったのが原因だろうと思うが。8月・9月・10月と続いた朝日新聞のこれまでの工作捏造報道が矢面になり、他のメディアには一罰百戒の効果を発揮したのか静かだった。ただ、選挙日数日前になって、あの自民党310だの320議席確保必至などの報道が新聞・テレビで連日流れたが、これによってオイラも油断して比例には自民党ではなく、次世代の党を書いてしまった。橋下徹も選挙前に敗北宣言で、自民党は300議席を軽く超えると。何かマスメディアの最後っ屁工作のような匂いがしてならない。昔ヤクザがやった”ほめ殺し”作戦だ。
自民党の勝利で、悔しいのか中国や韓国はメディアを通して「安倍晋三はますます憲法改正を目指して、右翼化して行くことを警戒する」と。日本だけは軍隊を持ってはいけませんだって?そもそも普通の国家になることが右翼化なのかねー。軍備拡大、覇権主義全開の中国や、徴兵制の韓国軍を持っている韓国に、言われたくはないね。甘く見ているのか、極東3国は日本に対して厚かましく内政干渉し続ける。安倍晋三に期待する一面は、このような内政干渉を旨く撥ね付けることが出来る信頼がある。外務省人事の総入れ替えをしてほしい。
さて最後に”次世代の党”の大敗の件だ。まず党名が普及する時間が無かったこと。さらに党名がカメレオンのように変わり続けたこと。メインだった石原慎太郎自体がやる気が無くなったこと。母体が”自民党”⇒”国益と国民の生活を守る会”⇒”立ち上げれ日本”⇒”太陽の党”⇒”日本維新の会”⇒”次世代の党”とまるでその場しのぎのカメレオン。これじゃあ、有権者も付いてこれない。
当選者は平沼と園田だけで、他は全員落選だった。幹事長の山田宏、比例順最後だった石原慎太郎、中山、桜内、田母神、西村眞悟、増田そしてなぜかここに来ていた中田宏。皆知名度はあるのだが、どうもテレビメディアがこの”次世代の党”の取り上げ方が意識的に消極的だったように感じる。いくらネット社会が盛り上がっても、シャバの世界ではまだまだだったようだ。
また、山田宏や中山などの、従軍慰安婦は捏造だとの国会での発言が今回の朝日新聞を窮地に追いやった手柄でもあるが、この党が大きくなるとさらにメディア界が窮地に追いやられる恐れがあって、報道界はほとんどこの党を無視した疑いもある。さらに、これらの問題に関して、有権者は安倍晋三なら旨くこの問題を解決してくれるだろうとの期待を感じて、なにも訳の分からないアントニア猪木も参院で抱えている次世代の党を応援するところまでは行かなかったのかもしれない。
無所属候補で落選となって「オジャンダ」になってしまった渡辺喜美にしても、自民党に砂を掛けて飛び出したモロモロは、どうも今回では壁に突き当たったようだ。小沢一郎はその元祖のようなもの。平沼・園田・亀井静香も同類だ。舛添要一は都知事に逃げてなんとかなのだが。ロイドメガネまで掛けて格闘した荒井広幸の新党改革もゼロに終わった。もうこの党は消滅だろう。彼も小泉の郵政改革で飛び出したのか、はじき出されたのか。またまた、分をわきまえずに自民党を飛び出す議員も出てくることでしょう。小泉進次郎・河野太郎などもその候補かもしれない。あと名前を忘れたが大デブがいたね。
アベノミクスの効果、特に賃金の上昇がないがテレビ報道でメインだったが。何を稚拙なことを言っているだよ。たった1年か2年で企業の給料が目に見えて上がるなんてあるわけがない。平均的だが、企業は儲かったら今までの借金の返済⇒設備投資⇒人で不足になる予想が見えて給料・待遇アップの順だろうが。誰でも経営者になればこれが常識だろうが。もちろんここに来て雇用者数はアップしている。
やがて、雇用者の奪い合いが始まり、そこで本格的な給料・待遇アップが再燃するんじゃいか?。バブル前の1980年代後半ごろには、新卒者の奪い合いで、劣化学生にも数十社からの就職案内が届いて、至れり尽くせりだったのをお忘れか?オイラ建築界だから覚えているが、大工や職人の手間の手取りが一日2万~3万円だった。いやそれ以上の時もあったのだ。これも数年掛かってその効果が出てきた。もちろんバブル崩壊はもう御免だが。
数年前の異常な円高で、海外旅行は有利だったが、考えてみれば海外旅行で皆が日本の蓄えを海外で使えば、その分日本の富みは減る。超円高が続いて、海外に日本企業が生産を移せば、その企業の利益は増えても、海外の労働者の給料総額は増えるが、その分国内の労働者の分が海外に差し替えられる。まぁ、これが基本的考えの原点だ。
ちょうど程良くというのが難しいのだが。日本が豊かになる、そのGDPを上げるには、国内で回るカネを増やすしか方法がないのでは。しばらくはこの最高値から比べると40%ぐらい円安になっている。海外から来る観光客は40%もお得、輸出も40%も対ドルで安くなり、輸出競争力も高まる。これでしばらくは乗り切ってほしい。
この辺を安倍晋三政権に期待するところだ。
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コメント
人には運というものがある。一国の首相にもそれがあって、どんな優秀な首相でも、海外の動性、国内の動性に関して、運が悪いと奈落の底に落ちていくことになる。その反対に幸運が付いている人には様々な良い環境が舞い込んで来る。今の安倍晋三には、この幸運に囲まれて来ていて、原油の国際価格の極端な値下がり、円安の定着、隣国の中国・韓国・北朝鮮の経済の没落傾向、これらがアベノミクスを成功させる原動力にもなりつつある。
人を選ぶなら、幸運が付いている人を選ぶべきなのだ。もちろん、幸運を呼び込むためには、その人の天賦の資質が必要であることは言及するまでもないことだが。ただボサーとしていては、幸運は来ないかもしれない。
帝王学に学ぶまでもなく、一つは原理原則を教えてくれる師を持ち、その教えを尊ぶこと。
二つ目は、自分に対して直言してくれる朋友を持つこと。
三つ目は、幕臣、優秀な専門的アドバイザーを抱え、大切にして、そのエキスを吸収できる素質を持つこと。
投稿: | 2014年12月17日 (水) 10時40分
今回の解散はこれしかないと思われる絶妙のタイミング。素人考えだと、消費税は確かに上がったが、まだ誰も納税していない。納税は来年1月だ。増税対策の大バラマキはすでに実施済み。与野党とも選挙準備はしていない。前回民主、前々回自民、共に大きな議席を死守し続けた後大敗。議席数を守ろうという印象がでてきたら、おしまい。何はともあれ、与党大勝で、良かった。日本のために良かった。
投稿: | 2014年12月17日 (水) 16時33分
次世代の党のアントニオ猪木参院議員が12日に離党届を提出していたことが17日、分かった。党執行部預かりになっているが、幹部の一人は「党を出たいという人を無理に引き留められない」としている。
党関係者は、離党届を出した理由について「北朝鮮対応をめぐり、平沼赳夫党首らと意見の違いがあったためではないか」との見方を示した。
投稿: | 2014年12月18日 (木) 09時34分
朝日の新路線とは反日本に戻る事のようだ。21日の朝日デジタルの高松選管不正事件の報道を見ればわかる。この事件の本質は自民党・衛藤への312票をゼロにして白票としてカウント。選管職員は当然懲役で刑務所に入るべき程の大罪だ。朝日デジタルはこの詳細に触れず、開票時間の重圧と予算不足がもたらした気の毒なミスという論調で報じている。高松選管の不正は度々これまで行われていたようだ。何故これが執行猶予ですまされるのか?裁判官の倫理性も疑わしい。
投稿: | 2014年12月21日 (日) 14時57分