朝日新聞に対する糾弾は、巨大地震による津波のように波紋が広がってきている。さあ、朝日、どうする?
9月7日投票日の熱海市長選挙戦が今真っ最中。3人の候補の候補の選挙カーが入れ替わりで、ウチの前の道路を通って行く。その間に投票促進の広報カー、さらに廃品回収の営業カーそして定時の広報と外は大変賑やかになっている。
朝日新聞が、過去の従軍慰安婦報道に関して、開き直り検証記事を掲載してから、もうすぐ1ヶ月。この反響は、今までの朝日嫌い、朝日に疑問、朝日に興味無しなどを含めて、M9クラスの地震の津波の波紋が広がって来ている。この小ブログでも、慰安婦問題以外に、天声人語を含めて、全体として報道と論説が非常に偏向していることを何度も何度も指摘してきた。まるである筋の機関紙ではないかと。最近ではなく遥か数十年前からだ。
共産党の機関紙”赤旗”と見間違うほどの時もあった。また記者会見でも朝日記者は、仕掛けを掛けた質問で当事者をスキャンダルに追い込もうという気配がミエミエだったことも多かった。もう十数年も前だが、内閣改造で新大臣に”あなたは靖国神社に参拝しますか?”と朝日記者が質問をしていた。それも全ての新大臣にだ。これには当時一部から批判があったが、いつの間にか消えてしまった。朝日の「報道の自由」に押し切られてしまった。
このような大きな波紋になっているのも係わらず、朝日の系列のテレビ局テレビ朝日は一切これを話題にした番組は今だにない。共謀してきた小朝日と云われてきた毎日の系列TBSも同じだ。まったく分かり易い構図が国民に提供されている。
だが、月間雑誌のWILLや正論、週刊誌の新潮・文春・サピオ・アサヒ芸能・・・・・はこの件の第2弾・第3弾と打ち放っている。臨時国会がもうすぐ開かれるが、予算委員会での議題には申し分ないほど材料が蓄積してきた。・・・・・
朝日新聞に掲載契約をしている週間新潮や文春は今週号の掲載は一旦断わられたそうだ。
笑っちゃうのは、朝日は当初これらの広告掲載を拒否したが、騒ぎがまた大きくなったので、以前と同じように都合の悪い語句は黒丸にする条件(「売国」と「誤報」)で掲載を了承したとか。また池上彰の朝日での今回の連載コラム(月一)で朝日はその中の「謝罪すべき」にクレームを付けて、そのコラムの掲載を断わり、池上はそれなら契約と違うと以後の連載も断わったことがまた大騒ぎとなり、朝日が折れて内容を変えず掲載を認めたとか。まるで素っ裸になっているのに、今だに分からず、性器に注目してはいけないと、だだを捏ねているようなものだ。
さらに、この朝日新聞を率いる木村伊量社長は、全く当事者能力・危機意識もなく、問題の本質が今だに分からないことが明白なようだ。
1990年ごろから朝日新聞は”従軍慰安婦問題”を付け火して、韓国中が大騒ぎとなり、その煙をまるで楽しむかのように、日本国内に還元してきた。これを「ご注進マッチポンプ」という。そもそもこの問題については、一般韓国の国民には当事者能力がない。当時は漢字とハングル文字混合の文化だったのだが、戦後はほとんど漢字を捨て、ハングル文字で全てを表す文化となった。日本人がハングル文字をまったく読めないのと同じで、あちらも日本との併合以前に書かれた資料を解読することが出来ない。もちろん30年程以前の前までは、漢字も読め、日本語が流暢な庶民も多かった。新聞記者や政治家・官僚も。あの元大統領の金大中も日本語はペラペラだった。だからこの朝日が中心となって騒いだこの問題を信じてしまうほど馬鹿ではなかった。ところがパククネは、中国語は出来ても、日本語は理解不能だ。
またハングル文字の特徴で、同じ語句でも違う意味が多すぎて、文章を最後まで読まないと理解出来ないことが多すぎるそうだ。ハングル語新聞を読むとき殆どが表題だけを見てあとに続く本文を読まない庶民が多いとか。だから高度な文章で構成されるハングル文字での書物は、比較として大変少なく、英語の書物や日本の書物に頼ることが多いそうだ。
この慰安婦問題を検証する資料は、ほとんど日本語で書かれていたり、漢字混じりのハングルで書かれているので、庶民は正確な検証が出来ない。また韓国(朝鮮)に残されていた資料というものも、ほとんどない。あるのは慰安婦婆さんの捏造証言しかない。さらにこれら証言を精査すると、朝鮮戦争後の韓国慰安婦と二股掛けた慰安婦だったりして。だから慰安婦募集の広告の資料があっても即座に理解することができない。
結果として、この慰安婦問題は、朝日新聞が誤報・捏造を交えて、日本でキャンペーンを張り、それを韓国メディアが反日を基本に置いて翻訳して報道する。より残虐に。このキャッチボールが続いて、韓国内ではこれを題材に映画やテレビドラマでさらに、涙、涙の残虐ドラマに仕立て上げる。これでは韓国民も火病を発して怒りまくるわけだ。
韓国政府はこれをこれ幸いと、活動組織には裏で資金提供でさらに煽らせる。これは日本からだんだん少なくなる様々な援助をさらに勝ち取るためだ。政府と活動組織の共同作戦に結果嵌ってしまったのが、今の日本なのだ。”河野談合”で韓国に騙されてしまったのは日本国政府だった。海外で注目されるリベラルを売り物にしてきたこの朝日新聞の報道が、非確信的なのか、確信的なのか分からないが、この問題の中心的な存在だったことは明らかだ。
また、この朝日新聞報道に間違ったネタを提供したいつまでも懲りない面々も段々浮びあがって来ている。人権だの正義だのを隠れ蓑にして、自分の商売の材料にしてきた自称作家や研究者、人権弁護士、ジャーナリスト、テレビ番組のメインキャスターとコメンテーターとまことにキリがない。今一番慰安婦問題への糾弾で活躍しているのが、元NHKだった池田信夫だろう(池田信夫のブログ)。以前からこの問題に対するの尖兵だったが、今さらに力(リキ)を入れている。
この上の図で、これの総括が朝日新聞の報道なのだ。ここにはないが、「従軍慰安婦」なる新語を作って口火を切ったのが千田 夏光(せんだ かこう)で2000年12月に死亡している。彼はエロ小説家だったのだ。
・・・・1964年、毎日新聞発行の写真集『日本の戦歴』を編集時に「不思議な女性の写真を発見し」「この女性の正体を追っているうち初めて慰安婦なる存在を知った」後、「従軍慰安婦」という用語『この人が勝手に創った造語』を用いた
初の著作『従軍慰安婦』(1973年)を公表。1973年には、『従軍慰安婦 正編』を上梓し、その中で「従軍慰安婦」という語を戦後の文書ではじめて使用した。その後、日本や韓国をはじめとする慰安婦問題に大きな影響を与えた。 ・・・・・
これが当時流行ったエログロ小説、官能小説の題材となり、エロ映画の題材までになった。当時オイラの愛読した”濡れて開く”の宇能 鴻一郎(うの こういちろう)と同じようなジャンルだった。後に東映映画(1974年)にもなった。あの頃はエロ映画と云われて流行ったものだ。今だに友人カン坊はこの雰囲気でないと楽しめないと言っていた。
国連人権委員会などに強烈に働きかけ、決議の材料となったクラワスミ報告書の材料を持ち込んだのが、人権弁護士の戸塚 悦朗(とつか えつろう)だ。結局はでっち上げだったが。
韓国人慰安婦の対日補償請求運動を支援し、1992年2月国連人権委員会で、朝鮮・韓国人の戦時強制連行問題と「従軍慰安婦」問題をNGO「国際教育開発」の代表として初めて提起し、日本政府に責任を取るよう求め、国連の対応をも要請するなど、今日の慰安婦問題に多大な影響を与えた。
この国連への運動は、福島瑞穂の内縁の夫(事実婚)の元中核派弁護士、海渡 雄一(かいど ゆういち)も熱心にやっていた。バックは日弁連ということは衆知の事実。まったく日弁連ってどんな組織なのか理解が出来ない。
また福島瑞穂と共謀したのが高木 健一(たかぎ けんいち)弁護士だが、韓国やインドネシアで慰安婦なるものを探して、賠償金が獲れると裁判をけしかけていた。また慰安婦側の弁護士で商売をしていた藍谷邦雄(あいたにくにお)など盛り沢山だ。昨年6月5日に橋下発言を受けて、BSプライムニュースで秦郁彦と論争していたが、コイツは詭弁ばかりだった。いわゆる賠償金訴訟ビジネスをしていたわけで、慰安婦の人権をとの主張はいいが、実は裁判賠償商売をしていたのと違わない。
まだまだ慰安婦問題で詐欺的商売をしていた面々は多くいるが、最後に歴史家同士の争いで、秦郁彦に相対して、従軍慰安婦問題を継続させたのが、吉見 義明 (よしみ よしあき)で、
2007年(平成19年)4月17日、林博史との共同記者会見で、「慰安所は事実上組織的な'性奴隷'だ。慰安婦たちは強圧による拉致や誘拐で募集され、監禁された」とし、「安倍総理は狭義の強制性という言葉を動員して強制動員を否認しているが、中国の山西省での裁判資料やフィリピンの女性たちの証言、オランダ政府の資料などを見れば、日本軍や官吏による強制動員が行われたことは明らかだ」と述べ、「安倍総理と政府は、慰安婦の強制動員に伴い、女性の尊厳性を無視したことに対し、明確な立場を示して法的責任を負わなければならない」と要求した。
「諸外国の軍人による性暴力もあったが、それは「慰安婦」制度とは別のものであり、それらを混同させて、日本軍「慰安婦」制度を免罪することはできない。」などがあり、「何よりも日本自らが犯した深刻な性犯罪である「慰安婦」制度とさまざまな性犯罪を真剣に受け止め、事実を認め謝罪と個人補償をおこなったうえで、他国の問題を提起すべきである。」との考えを述べている。
最近ではこの吉見は、強制連行の証拠は見つからなかったが、慰安所における強制性はあった。だから日本は謝罪しろと。同じように、
更に、元朝日新聞編集長松井やより や元NHKの反日ディレクター池田恵理子 らをトップとした、従軍慰安婦糾弾組織ピラミッドが存在していた。
まぁ、ここまで朝日新聞が非なるものを認めなかったのは、彼ら学識経験者の見解が朝日を後押ししていた結果、 こんな顛末になってしまったのだろう。
日本人はべつに朝日新聞がなくなっても困ることはない。戦前あれだけ国民や政府を煽って、戦争に向かわせた朝日新聞だ。戦後は極端な自虐史観に基づいた反体制を、反日を煽る新聞に。
一旦廃刊して、社名も変えて出直すべきだと思うのだが。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像
”週刊現代”2014年9月6日号より
なかなか各者のスタンスが分かって面白い。
オイラは、A1:いいえ-A2:はい-A3:いいえ、なのだが。
あなたは?
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コメント
そもそも英語を敵性語として排除しようと世間に呼びかけたり、
ベースボール一連の用語を全部日本語にしたのは朝日新聞だから、
戦前から変わっていないとも言えるw
英語を敵性語として排除しようと呼びかけたのは朝日新聞で
一部の馬鹿な国民がそれに従って英語を使う人々を弾圧した。
その逆に軍部では戦前も戦中も英語は当り前に使われていた。
投稿: | 2014年9月 4日 (木) 13時33分
朝日って発狂したように政府の特定秘密保護法案に反対してたよな。秘密を持つなんて戦前に逆行するとか
それが自社の気に入らない文言は隠して黒塗りにするという・・・
投稿: | 2014年9月 4日 (木) 13時36分
>同ページは朝日新聞社外の人間には閲覧不可能。また他メディアに内容が漏れないよう、「閲覧する際には、個々人のパスワードを打ち込まなければならず、誰が印刷したかまで、会社側が把握できる」(現役社員)という。・・・・
馬鹿な社内体制だねー
画面をハードコピーして、「ペイント」にペーストすれば、印刷記録を残さず、一般コピペ もせず
簡単にコピーや印刷が出来るんだよねwwwww
投稿: イヒヒ | 2014年9月 4日 (木) 14時55分
8月9月は雑誌購入費が掛かりすぎて困るよ!
投稿: | 2014年9月 4日 (木) 14時58分
はっきりいって、業界では朝日だけが狂っている。それも特定の独裁者ではなく、社内の左翼的な「空気」が暴走している(地方紙はそれをまねている)。
これに歯止めをかけるのは、現場の「下克上」しかない。今回の記者の反乱が天安門事件になるか、ジャスミン革命になるかはまだわからないが、そのゆくえは内閣改造よりはるかに大きな影響を日本社会に及ぼすだろう。
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まぁ、あまり期待はしないが。
投稿: | 2014年9月 4日 (木) 16時27分