夏が近づいたので,船をドックに入れて整備です。長く船に乗らないとなんか億劫になってしまって。
今日は仲間と共有の船を整備のため、熱海港からアタミ・マリーナまで操船しました。海係留の船の場合には、最低限年一回は船底塗料塗装、ドライブ周りの貝の撤去、電蝕予防の鉛板の交換をしなくてななりません。この船のエンジンの場合冷却水(海水)をドライブから吸い込んでエンジンを冷却しているので、その吸い込み口に細かい貝が付いて、吸い込みが悪くなると、オバーヒート気味になり、最悪エンジンが動かなくなることもあります。車でのラジエターのオバーヒートと同じです。
昨年は、手違いがあって結局それをやらず、ほぼ2年ぶりということに。午前10時に港で仲間1人と合流して、新メンバーの彼に操船を教えながら出航。まぁ、ボロ船(約30年経過)なので贅沢は言わないが、さすが多分船底にもドライブにも貝がびっしりついているようで、最高2,500回転はするのに、1,700回転ぐらいしか出ません。ちょうどのんびりトロールをしている時のスピードです。
オイラは昨年は、7月に1回乗ったのだがスルメイカ狙いが、まったく坊主で、獲物を変え伊豆山沖でトロールしたら、ゴマサバ20本前後いったのだが、それ以来船は出していなかった。仲間もほとんど乗らず、そのまま係留しっぱなしだった。新しいメンバー募集中なのだが、景気が悪いのかなかなか難しい。今会費を払っているメンバーは8人ぐらいしかいない。いかがですか?・・・・・
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今回の船の移動は、オイラが担当することに。またいままで別のマリーナでやってもらっていたのだが、ここのマリーナはオイラの自宅に近いので好都合なのだ。散歩がてらに進行状況を見ることが出来る。
整備代で馬鹿にならないのが、船の上げ下ろし代で往復で3万円前後掛かる。まぁ、貝取りや、清掃や、塗装は肉体労働だから、それが高いか安いかは推定が付くが。その他の部品交換も推定がつく。しかし船の部品は自動車と違ってかなり高いことが多い。
船をマリーナに入れ込み、台車の上まで操船して、あとはマリーナーの人が調整して、そのままウィンチで引き上げてくれ、作業場まで移動する。
案の定、船底やドライブにカラス貝の稚貝がびっしり。ドライブの凹部にはカキも沢山ついていた。まずドライブ周りから貝を削り落としが始まった。
ヘラで削り落とし、ホースで水洗い洗浄。
スクリューについている電蝕予防の鉛冠もぼろぼろ。マリーナスタッフもあまりの貝の多さにブツブツ言いながらやっていた。午後無料で手伝おうか?と言ったが、かえってやりにくくなるので結構ですと断わられた。
黒いのがカラス貝の稚貝で、びっしりでこれが喫水線から下、船底のフチまでびっしりついていた。ドライブの海水吸い込み口の巾の狭いガラリには、やはり稚貝が発生していた。
明日に掛けてさらに貝を取り洗浄して乾燥させ、亜鉛系の船底塗料を塗ります。その間に部品の交換もします。
明後日には完了しそうなのですが、あいにく台風8号が迫ってきており、果たして海が穏やかかどうか。またマリーナも台風仕度でポンツーンを上げたり大忙しになる。まぁ、港に帰還させるのも迷ってしまいます。船の置き代もかかるので、整備が終ったらすぐ撤去がよいのですが。
海の沖合いを見たら、いつもスルメイカが獲れる漁場に、船が7・8船いましたので、今イカが釣れているのかもしれません。相棒のケン坊と一緒にイカ釣りで大漁狙いですなぁー。
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