オバマ、18年ぶりの大統領国賓訪問の評価は?そして韓国でオバマはオババと日本を人権批判。中国の天津が今凄い!
23日の夜から、24日、そして25日午前中までの慌しい国賓待遇のオバマ日本滞在であったが。まぁ、日本側から見れば、日本一点集中としてほしかっただろうが、米国から見れば、欧州、特に現在は中東やウクライナなどの問題で頭は一杯だろう。特に対ロシアだ。米国の隣国南米の国々も多くの問題を抱えている。シリアでは、問題が起きてから犠牲者は十数万人でその内、子供の犠牲者も数万人を越えている。
そんな中、米国大統領が国賓待遇で訪日したのは、18年ぶりだと。良い方に取れば、それほど米国と日本は身近な関係だとも受取れるわけで。例えば人の付き合いでも、身近な、さらに特に大きな利害関係が発生していない関係では、行事はさらりと行なうものだ。初めての関係や、どうしても利害で有利に持って行きたいときこそ、大げさな行事を行なうものだ。ましてオバマは、外交関係でもビジネスライク(businesslike)にしたい習性がある。
例によって、今回のオバマ来日について、あっち側の人達、こっち側の人達が、勝手に妄想も交えて評価をしているが。笑っちゃうのは、今回大統領として初めてオバマが、尖閣も日米安保条約第5条に含まれると共同記者会見・共同声明で出したことだ、すると瞬間技で、中国報道官がテレビで、反発発言をしたことだ。・・・・・
日米首脳会談で「尖閣諸島は日米安保の適用範囲内だ」というオバマ大統領の発言に対し、中国政府は強く反発しています。 中国外務省・秦剛報道官:「誰が何を言ったとしても、尖閣諸島は中国固有の領土である。根本的な事実を変えることはできない」 中国外務省の報道官はまた、「日米安保は特定の第三国を対象にしてはいけない」と強く反発しました。また、中国国防省の報道官も「中国軍は尖閣諸島を守る能力を完備している。他国から安全保障を提供してもらう必要はない」と述べ、日米安保体制を皮肉って批判しています。
以前からこのようにオバマは発言すると、日米の側近筋から伝えられていたので、待ち構えていたのだろう。この辺が中国はわかりやすくて、キャンキャン吼える犬のようで面白い。
今回は、国賓扱いでその雰囲気を味わうことより、実態は実務をこなしたかったことがありありと見える。今年の11月には米国で中間選挙があり、現在下院は宿敵共和党が多数、辛うじて上院で民主党が勝っているが、このままだと上院も共和党の勝利になりそうで、そうなれば、いまでもレイムダック状態の米国議会が、さらにレイムダックになり、政権運営が出来なくなる恐れがある。オバマとすれば必死状態だろう。
日本の主張も呑み込み、韓国の主張も呑み込み、「みんな仲良く平和がいい!」と。
韓国の主張といえば、オバマにオババが詰め寄り、とうとう言わせてしまった。
アメリカのオバマ大統領は韓国のパク・クネ大統領との共同記者会見で、いわゆる従軍慰安婦の問題について、「甚だしい人権侵害だ」と述べたうえで、日韓両国に対し歴史認識を巡る問題を解決して未来志向で関係を改善するよう求めました。
アメリカのオバマ大統領は25日午後、韓国を訪れ、パク・クネ大統領との首脳会談に臨みました。会談後の共同記者会見でパク大統領は、いわゆる従軍慰安婦の問題について、安倍総理大臣が先月、政府の謝罪と反省を示した河野官房長官談話を見直す考えはないと表明したことなどに触れ、「安倍総理大臣が約束したことに関して誠意ある行動が重要だ。今後、日本が大きな力を傾けてくれればと思う」と述べて、日本の歩み寄りが必要だという認識を改めて示しました。 一方、オバマ大統領は慰安婦の問題について、「甚だしい人権侵害で衝撃的なものだ。安倍総理大臣も日本国民も、過去は誠実、公正に認識されなければならないことは分かっていると思う」と述べました。 そのうえでオバマ大統領は「日韓両国はアメリカの重要な同盟国だ。過去のわだかまりを解決すると同時に未来に目を向けてほしいというのが私の願いだ」と述べ、日韓両国に対し歴史認識を巡る問題を解決して未来志向で関係を改善するよう求めました。
もう、しつこいパク・クネの迫りに、どうでも良いからと、主張を伝言したのだろうが、これを詰めていくと、朝鮮戦争時の米軍用慰安婦問題にまで発展する危険性があることを、はたしてオバマは承知しているのか。慰安婦の証言の半分は、明らかに終戦後に起こった朝鮮戦争の時代ということになる。「ジープで運ばれた」「クリスマスにどうたらこうたら」「性病治療で檻のある部屋に(モンキーハウス)」などなど、当時言われた洋公主問題まで含まれてしまう。 韓国陸軍本部が1956年に編さんした公文書『後方戦史(人事編)』には「固定式慰安所-特殊慰安隊」とあり、朝鮮戦争中は「特殊慰安隊」または「第5種補給品」とも呼ばれた。
「甚だしい人権侵害だ!」と認識しているなら、日本だけではなく、全世界の国々に向かって発言すべきだろう。いくらパク・クネの告げ口でも、オバマの側近達は「これには気を付けろ」と忠告してあげなかったらしい。歴史の事実が頭にないから、すぐ乗ってしまう。軽い、あまりにも軽すぎる大統領だ、オバマは。
日本は、いくらオバマが声明を出そうと、この件は譲れないと。今行なっている検証作業を煮詰め、「朝鮮人女性を強制連行して従軍慰安婦にした事実はない。これは結局日本発の捏造話だった」という結論を、閣議決定、国会決議をして世界に発信すべきだ。その捏造主が朝日新聞・左傾反日弁護士・左傾反日議員らであったことも付言して。
オバマの残る訪問先は、マレーシアとフィリピンだが、覇権に忙しい中国に対して、どのような発言をするか興味がある。
中国といえば、じわりじわりと不動産バブル、影銀行バブル、地方政府バブルの三位一体バブルの崩壊が現実化してきているようで。
「東方のマンハッタン」が中国最大のゴーストタウンに 天津市「実質上破産」か(14/04/24
天津市は2006年、「東方のマンハッタン」と称して響螺湾でビジネス特区の建設に着工した。政府が600億元(約1兆円)を投資し、39のプロジェクト、49棟の超高層ビルの建設を開始したが、2年間の建設ラッシュの後、多くの工事は中断した。 「3割は1年以上、放置されている。ほかの建設プロジェクトもすべて止まっている」。香港のフェニックステレビはこのように報じ、同ビジネス特区は「中国最大のゴーストタウン」と指摘した。
今年1月の当局の統計データによると、中国でGDP第5位の天津市は、直接負債額が2246億元(約3.7兆円)で、2013年1年間の同市の財政収入の1.28倍に上る。米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は24日、海外中国語メディアの情報として、汪洋副首相が2月の国務院の会議で「天津市は計5兆元(約82兆円)以上の債務を抱えており、実質上破産している」と発言したと報じた。
天津といえば、北京に行く海の玄関口の大都市だ。1980年に団体船で行ったことがあるが、あっちこっちに崩壊した建物が多くあって、これはいったい何ですかと通訳に聞いたら、1976年に起きた唐山地震の被害ですと。これ当時日本には報道は伏せられていたようだ。M7.5の直下型地震で死者は60万人以上という米国の報告がある。これが今や、耐震設計がどこまでかわからないが、超高層ビルがバブルで乱立している都市になったのだが。
我々が知る以上に中国政府がこれら事態を知っているのは当たり前だが、ここ数年中国に何回も行ってこの不動産バブルを見て来た者の1人として、これがやがて経済崩壊にならないとすれば、今までの経済学の理論は間違っているというほどの過剰投資だった。中国はやがて必然的に来るであろう経済的死に体に、今や思考停止になっているのではなかろうか。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の動画
見よ!天津における
東方のマンハッタン開発の
工事中止状態を。
こりゃ、半端じゃない!
2013年米国CBS放送の60minutesっていう番組から
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