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2014年3月23日 (日)

さすがプーチン政権は凄い。ほとんど無血でクリミア半島を奪還した。さてこれから先、この地域はますます混沌としてきました。プーチンの陰謀ということに。

さすがロシアのプーチン大統領の凄さということに、欧米は再認識させられた。プーチンはロシアの威信をかけたソチ・オリンピックをそれなりに成功させることが出来たわけだが、その裏では着々と少なくともクリミア奪還を目論んでいたわけだ。

2月7日から23日まで開催された第22回冬季オリンピックなのだが。このソチというところは、もともとリゾート地ではあったが、各競技を行なえるような施設やインフラはなかった。そこでそのために建設を行い、この五輪を成功させるために日本円換算で5兆円前後掛けたともいわれている。そのソチの黒海沿岸沿い北西400キロ前後の直線距離にあるのが、クリミア半島、ウクライナ国領クリミア自治共和国だった。

昨年11月に、ウクライナでは、議会でEUとの政治・貿易協定の調印を、ヤヌコービッチ政権が見送ったことに対して、野党勢力が反政府運動を開始した。先々EU加盟まで希望をもっていた、ロシア嫌いの勢力もこれに参加で、このソチ・オリンピック開催後半まで、この混乱はますますエスカレートをしてきて、政府治安部隊と衝突、死者まで出す事態になっていった。

顛末は、2月22日、五輪の閉会前日に、最高会議がヤヌコービッチ大統領の解任と大統領選挙の繰上げ実施を決議した。・・・・・

すると、ヤヌコービッチ大統領は、逃げるように逃亡して、ロシアに亡命?した。そこから今回のクリミア自治共和国の住民投票の結果を受けてのロシア編入に至りつつあるのだが。

もともと、ソ連時代はウクライナはソビエット連邦共和国の一部だった。そしてウクライナ東部地域は、工業の発達した地域で、クリミア半島に置いてあったロシア海軍の基地のため、それを支える軍事産業も盛んに行なわれていたわけで、ソ連崩壊後もロシアは自国に従う国として、様々な面倒を見て来たが、だんだん、ウクライナ西側国民の目はロシアから離れて、EU国の仲間に入りたいと、媚EUとなりつつあった。

まぁ、このウクライナ国は、旧ソ連の置き土産のような国で、言葉もウクライナ語圏とロシア語圏の二つに分かれていた。このような国は幾つもあるのだが。もちろん歴史的ウクライナ人が人口の約8割を占め、ロシア人が約2割を占める。そもそも不凍港として重要なロシア黒海艦隊の基地のあるクリミア半島をなぜロシアは、ウクライナに譲渡を認めたのかは、様々な経緯があるらしい。これは大失敗だったとプーチンは従来から感じていたに違いない。

何でも、ソ連崩壊でロシアが極貧の頃、ウクライナにあった核兵器をロシアに戻すことを条件に、クリミア自治共和国としてそのウクライナに帰属させるという解決をしてしまったことが、その後様々な火種になってきた。もうソ連時代のロシアの属国ではないという民族自決で、やがてこのクリミアに欧州合同軍(NATO軍)の駐留の可能性すら考えられる。これはロシアの悪夢となるだろう。

プーチンとすれば、重要な五輪を成功理に終らせること、そしてその後このクリミアの奪還をかなり前から計画していたと考えられる。だから今回の事変は、たまたま偶然に起こったことではなく、ソチ・オリンピック後に実行するというスキームだったのでは?

多分昨年11月からの反政府運動の分派の中には、逆にロシア側から送られた工作員もかなりいたのではなかろうか。日本では報道されなかったが、このヤヌコービッチ大統領の不正蓄財は、彼が逃亡してから報道されたが、それ以前から国民には察知されていたことだろう。さらに、あまりににも簡単に大統領職を投げ出し、ロシアに逃げ込んだということも、不可解すぎる。かなりロシアからのカネをネコババしていたらしく、もちろんそのことはプーチンはお見通しだ。完全にプーチンはこの大統領を手のひらで動かしていたとも推定できる。

多分、このクリミアには、ロシア人系の住民人口を増やして体制を整えていただろう。多少計画は成り行きで早まってしまい、五輪閉会の1日前となってしまったが、結局大勢に影響はなかった。開催前だと、きっと昔の夏季オリンピックモスクワ大会のボイコットに発展するからね。完全にプーチンの勝ちだ。欧州も米国も手も足もでない結果となりそうだ。さすがに、元ソ連時代のKGB出身者だ。

クリミア住民の90%が賛成票を投じて、民族自決の決断をされてしまうと、手も足も出なくなってしまう。経済制裁もどこ吹く風のプーチンだ。欧州各国だって過去を問われれば、皆脛に傷持つ国ばかりだからね。プーチン大統領の演説ではそこを突いている。

一般に他国の侵略とは、武力を持って侵攻して、我が領土とするが定説だったが、数十年掛けて、平和理にその国に移住し、子供を増やし、仲間を増やし、やがてその国を乗っ取るという方法もあったわけだ。今やその方法が一番効果的な方策の時代になってきている。

戦後、条約違反でソ連が盗った北方領土も、そこでロシア人の定住者を優遇して増やさせ、その地の民族自決を振りまけば、なかなか領土を取り戻すということは難しくなっている。まさに北方領土問題が難しいのはその点であろう。

仮に、対馬に韓国からの韓国客が益々増え、合わせて在日韓国人や帰化人が対馬に続々移住して土地を所有し、定住人口が6割・7割に達して、対馬民族自決運動が起これば、独立⇒韓国併合ということもありえる話であろう。戦争なくして領土を奪うことが出来る。その延長線上には沖縄もある。現に沖縄には中国系の工作員がかなり入り込んでいるという噂も聞く。

また、今回の台湾での学生達が国会に乱入した件も、政権が中国とのサービス貿易協定の調印に関する件の反対運動だ。この運用で、中国人が簡単に台湾に移住することが出来ることになることに、若者達は大反対なのだ。台湾の言語はいわゆる同じ北京語で、漢字も中国は簡体字、台湾は繁体字の違いはあっても、殆ど同じだ。すぐ通用できる。続々中国から台湾に中国人が移住して、やがてはそれら移民達が立ち上がり、台湾が中国に編入されてしまうことが、明確だからである。日本も甘い対応をしていれば、他人ごとではなくなる。

プーチン政権は、結局は、まずクリミアの独立とロシア併合で、東側ウクライナ併合は次回に回すことで決着ということになるだろう。ウクライナは景気も低迷していて、ディフォルト寸前とも聞く。欧州もロシアの天然ガスに頼ることは、やはり危険だということに再認識した。その為の防御策をしていくことになる。

ロシアにとって、黒海の海洋への玄関通路であるボスボラス海峡は両岸トルコの領土だ。昨年イスタンブルに滞在したとき、この海峡をクルーズした。巾は3.7km~0.8kmと大変狭いが、長さは30kmもある。もしトルコがロシア艦隊・ロシア商船を通さないことになれば、全てストップしてしまう。トルコもEU圏・ユーロ圏に入りたいのだが、イスラム教国家なので、反対国が多く、思うようにには進まない。ロシアとしても、トルコにはEU圏には入ってもらいたくない。だからロシアとしては、トルコ政権は媚ロシアであって欲しいわけで、その為の工作はしていることだろう。さてこれからどうなるのか、またまた混沌として来ました。

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