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2014年2月 8日 (土)

NHKスペシャルの如何わしさ。「現代のベートーベン」と佐村河内守を賞賛しまくった人々の顛末

低気圧通過で、朝はミゾレ交じりの雨となり、11時に現場で打ち合わせがあったのが、相手の会社付近は高台にあり、雪の為下りることが出来ず、事前に打ち合わせは中止となった。で、もちろんソチ五輪の開会式の録画で楽しんだ。ちょと気になったのは、会場の五輪のシンボルの5つの輪うち、右の輪だけ開かなかった。あとからその疑問を解決してくれる演出があるかと思っていたら、最後まで無かった。5つの輪は5つの大陸を示す。問題の右にある輪はアメリカ大陸なはず。オバマ欠席に、わざとプーチンが嫌がらせをしたのか?

さて、また”皆様のNHK”がとんでもない番組を作ってしまい蔑みの対象になっているようで。もう今やほとんどが知っている”現代のベートーベン”賞賛番組が、とんでもない捏造だったことが発覚したことだ。

ちょうど、安倍政権の肝いりで、NHK経営委員会のメンバーが入れ替わり、1月25日の記者会見で籾井新会長が、いわゆる従軍慰安婦なんてどの国にもあったことだ発言で、大騒ぎになったまだ余韻が残っているなかで、以前の体制で作られた”NHKスペシャル”の番組が、結果的にせよ、捏造番組であったという確証が発覚してしまった。・・・・・

2月6日にゴーストラーターだった新垣隆講師が、記者会見で暴露してしまった。

佐村河内守氏を当局が調査へ 障害者詐称か 

「影武者」が演技暴露 広島市出身の被爆2世で両耳が聞こえない作曲家として知られてきた作曲家、佐村河内(さむらごうち)守氏(50)に、次々と疑惑の不協和音が響き始めた。6日に会見した佐村河内氏のゴーストライターで桐朋学園大非常勤講師の新垣(にいがき)隆氏(43)が佐村河内氏の全聾(ろう)は演技であると暴露。佐村河内氏は障害者手帳を所持していることから、関係当局は近く調査に乗り出す構えだ。

誰もが耳を疑った「全聾」の詐称疑惑。「私は佐村河内の共犯者。申し訳ありません」と謝罪した新垣氏は、「私の認識できる中では初めて会った時から今まで特に耳が聞こえないと感じたことはありません」と明かし、会見場にどよめきが起こった。報道陣からは佐村河内氏の聴覚に関して「通常に会話ができた?」「耳が聞こえないことを装っていた?」など相次いで質問が飛んだが、新垣氏は「はい」などとキッパリ答えた。

本紙記者が「障害者手帳を見たことがあるか。種類や時期は?」と質問すると、新垣氏は「一度だけ見せられたものはあります。手帳です。何級かは記憶にありません。時期は、彼が、自分の耳が聞こえないと世間に、そのようなスタンスをとった直後です」と明確に答えた。

18年間も行動を共にしていた人物の発言だけに、佐村河内氏をめぐる障害者詐称疑惑が一気に深まった瞬間だった。 これに対し、佐村河内氏側も同日夜に反論。佐村河内氏が住む横浜市内で会見した代理人の折本和司弁護士は、新垣氏の話す内容は唇の動きを見て理解していたと説明。「聴覚障害2級の障害者手帳を確認した。耳が聞こえないのは本当だろうと思っている」としたが、「だろう」と推測交じりでの反論だった。

今この”佐村河内守”で検索してトップにあるWikipediaをクリックしてみたが、一切サイトが出てこない。公開を遮断したみたいだ。多分以前は全聾の作曲家で、被爆2世で・・・とこれまでのプロフィールや賞賛の文章が並んでいて、それがほとんど嘘であったようで、ここに来てこんなことになってしまい不味いということで、公開を遮断したのであろう。

とかく、メディアは”可哀相な人”が大好きで、可哀相な人は性善であり、もちろん嘘なぞ付かないという不文律が前提としてあるようだ。このNHKもすっかり騙されて、彼を日本中に売り込み宣伝をしてしまったと。さらに、彼をNHKのドキュメンタリー番組にしてしまった結果、彼に確固たるブランド化がされて、まるでベートーベンの再来かと思わせる錯覚を与えてしまった。

その問題の番組は、昨年3月31日に放送されたNHKスペシャル「魂の旋律、音を失った作曲家」だった。そもそもこの案件を持ち込んだのは、 古賀淳也というフリーのディレクターで、彼はTBSに勤務していた5年前から佐村河内に取材していたという。 本当の作曲家新垣隆が、過去何度も打ち合わせ面談をした中で、彼は全聾ではないと気がついていたという証言があるように、この売り込んだ古賀淳也も知っていたはずだろう。それをとぼけて、謂わばカネのため、仕事にありつくために、NHKに働き掛けたとしか思えない。

古賀淳也 (ディレクター) に依ると

古賀 淳也(こが じゅんや、1977年 - )は、フリーランスのディレクター。 愛媛県今治市生まれ。2002年から7年間、「筑紫哲也 NEWS23」「シリーズ激動の昭和 最後の赤紙配達人」などTBSテレビのニュース番組や報道特別番組を制作。

フリーランスとしては、NHK「あさイチ」などの情報番組の制作を担当した。 佐村河内守の取材を5年間続け、2013年3月31日放映のNHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家~」を制作。

同年10月29日、『魂の旋律-佐村河内守』をNHK出版から刊行した。

ちゃんと担当者として、NHKから仕事をもらっているし、さらに彼は著作を出してしっかり商売をしているではないか。

NHKの一般視聴者は、番組制作に関しては、きちんと番組品質管理がされているという前提で安心して観ているのだが、どうもこのNHKスペシャルもそうではないことが再認識させられたことになる。過去にも、「奇跡の詩人」(コレ!)という結果嘘番組で醜態を晒したことや、裁判問題に発展した「JAPANデビュー」の捏造番組など数々ある。また「クローズアップ現代」では、天安門事件で実は死者はいなかったとのトンデモ番組を作ったこともあった。まさに企業倫理(コンプライアンス)を逸脱する件が多い。民放でもここまで本格的に結果、捏造番組に至るなんてことは少ないのに。

特に、中国に関しては、取材や現地撮影の関係であまりにも中国サイドに気を使った内容が多いことが、ネット社会では話題となって糾弾され続けている。韓国に対してもそのような傾向が見られるようだ。9時のニュース(ニュースWatch9)でも、大越健介が古舘伊知郎ではないが、一言主観を入れることがあり、それが中国に気使っての発言が多い。これも今問題になっている。ニュースキャスターは客観的にニュースを語るべきだろう。

NHKの一部の反体制・反日職員や、反日変態新聞、朝日・毎日・東京などが、今回の新会長の籾井や経営委員会の百田尚樹・長谷川三千子を猛烈に批判しているが、これ今までNHKを操ってきた連中がそれが出来なくなる可能性があるからだろう。要は公平中立を求める放送法を守った番組であれば良く、また彼らが番組を作るわけでもないのだから、これら批判は当たらない。

まぁ、この佐村河内守って、完璧なペテン師だったようで、全聾も嘘、被爆2世も嘘っぽい。ピアノは原則弾けるはずなのに、中指に包帯を巻いて、今は弾く事が出来ないと装っている。オイラと同様幼稚な弾き方しかできないのではないか?この本当の作曲家との打ち合わせでは普通の会話は成立していたとか。それなら全聾ではない。彼の後ろにそっと行って、クラッカーでも鳴らしてみればよい、多分ビックリするだろう。

交響曲の作曲家というのは、オイラの本業の建築設計家と似ていて、各パートの寄せ集めが一体になるよう創作をすること。それには長年の修行がいて、とてもじゃないが、彼の経歴からいってとても無理だろう。これにNHK本体は騙されてしまったというお粗末な顛末でした。この件の謝罪と検証番組を作り、それこそNHKスペシャルで放送してほしい。新経営委員会の皆さん、新会長ともども実現させていただきたい。

昨年11月号の刊行だそうで。

昨年10月に発売された『新潮45』が「佐村河内守は耳が聞こえているのでは?」と予見

Kamnsades

まぁ、、皆、嘘ばっかりで賞賛していましたね。

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コメント

障害者・広島・大震災・・・・・ド左翼さんの偽善商法にみんな飛びつき過ぎだろという話ですね。

NHKスペシャルを作ったのは古賀淳也氏。彼はTBSの「筑紫哲也(元朝日記者)NEWS23」のディレクターで、この番組の広島G8サミット音楽の取材番組が佐村河内との出会いの始まり。左翼的お涙ちょうだい番組は得意中の得意という感じでしょう。

しかし、もっと笑えるのが佐村河内の自伝が幻冬舎から出てること。イデオロギーや真実を完全無視で「売れる本」に徹する見城社長のブレない姿勢に、笑いを通り越して尊敬さえ感じます。

投稿: | 2014年2月 8日 (土) 20時55分

音楽CD販売「新星堂」(茨城県つくば市)は、一連の商品の店頭撤去を全国130店舗に指示した。

東タワーレコードやHMV、山野楽器は「メーカーの指示待ち」という。

 CDやDVDの発売元の日本コロムビアは出荷を中止し、インターネット配信も停止。

佐村河内さんの自伝を出版している幻冬舎は絶版を決めた。

 一方、佐村河内さんから著作権管理を任されてきた日本音楽著作権協会(JASRAC)も、公式サイトで「権利の帰属が明確になるまで作品の利用許諾を保留する」と発表。作品の演奏や放送ができなくなった。

 全国ツアーを主催する「サモンプロモーション」(大阪市)は今後の公演中止とチケット代金払い戻しを決定。4月に公演を予定していた東京都江戸川区の区総合文化センターは「区と相談してすぐに中止を決めた。信用できない公演を区民に提供できない」。

 東日本大震災犠牲者にささげたとされる「ピアノのためのレクイエム」。本人を招き昨年3月に演奏会を開いた宮城県石巻市の小学校は「静かに見守るしかない。ただ残念」とコメントした。

投稿: asca | 2014年2月 8日 (土) 21時00分

「サモンプロモーション」によれば、

被爆者を両親として広島に生まれる。4歳から母親よりピアノの英才教育を受け、
10歳でベートーヴェンやバッハを弾きこなし「もう教えることはない」と母親から告げられ、
以降、作曲家を志望。中高生時代は音楽求道に邁進し、楽式論、和声法、対位法、
楽器法、管弦楽法などを独学。17歳のとき、原因不明の偏頭痛や聴覚障害を発症。
高校卒業後は、現代音楽の作曲法を嫌って音楽大学には進まず、独学で作曲を学ぶ。

1988年、ロック歌手として誘いを受けたが、弟の不慮の事故死を理由に辞退。
聴力の低下を隠しながらの困難な生活が続く中、
映画『秋桜』、ゲーム『バイオハザード』等の音楽を手掛ける。
1999年、ゲームソフト『鬼武者』の音楽「交響組曲ライジング・サン」で脚光を浴びるが、
この作品に着手する直前に完全に聴力を失い全聾となっていた。
抑鬱神経症、不安神経症、常にボイラー室に閉じ込められているかのような轟音が
頭に鳴り止まない頭鳴症、耳鳴り発作、重度の腱鞘炎などに苦しみつつ、
絶対音感を頼りに作曲を続ける。

2000年、それまでに書き上げた12番までの交響曲を全て破棄し、
全聾以降あえて一から新たに交響曲の作曲を開始。
同年から障害児のための施設にてボランティアでピアノを教える。
この施設の女児の一人は、交響曲第1番の作曲にあたり佐村河内に霊感を与え、
この作品の被献呈者となった。2003年秋、『交響曲第1番《HIROSHIMA》』を完成。

投稿: aiyaa | 2014年2月 8日 (土) 21時08分


後日の参考に!

NHKスペシャル ~魂の旋律 音を失った作曲家~
初回放送 2013年3月31日(日)

放送映像より以下テロップ
取材協力 石巻市立湊小学校 伊藤裕太
撮影 松宮 拓
技術 高橋 亮治
音声 高田 秀一 増田 隆
映像技術 丸山 義隆
CG制作 竹下 裕章
音響効果 高石 真美子
編集 北森 朋樹
取材 小林 諭
ディレクター 古賀 淳也 木下 千種
制作統括 吉田 卓哉 佐藤 克利
制作著作 NHK

投稿: 陳湖臭 | 2014年2月 9日 (日) 11時12分

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