東京都知事選。まぁ、顔ぶれを見ると・・・・・。番外として三菱東京UFJ銀行にネット口座を持っている人、要注意です。

今月23日告示、2月9日投票の東京都知事選。昼メシを喰らいながら、昼のワイドショー番組を観ていたのだが。現在立候補を表明しているのは、舛添要一、宇都宮賢児、田母神俊雄が有力筋だったところに、突然小泉純一郎が背中を押して、湯河原で土を捏ねていた細川護煕元首相が浮上してきた。

前都知事の猪瀬直樹の後任選挙なのだが。結果論として、「都民はなぜあんな”5000万円問題”を起した猪瀬を選んだのか、彼に投票した都民が悪い！」なんて後出しジャンケン的にメディアは騒いでいるが、こんな次元で語ることが小学生並だ。前回の選挙で、猪瀬がこのような行為をしていたなんて、有権者は全然知らなかったし、メディアの誰が知っていた？結局他の候補者と比べて、猪瀬のほうがマシなんだろうと選んだわけで。とくにテレビのコメンテーターの劣化にはヘキヘキする。

東京都の人口は1200万人以上いるらしいが、これは北欧の国々のトップを決める選挙より、格段に多い。ところが毎回、結局人気投票的になってしまい、嘗て美濃部や青島幸男を選んでしまった苦い経験がある。今回の顔ぶれを見ても、最有力筋が舛添要一だと。・・・・・・

前回の候補者

二日前までの候補者予定

自民党都議連はこの舛添要一を推薦ではなく、支援という方向を決めたとニュースにあった。自民党本部でもそれに従うようだが。国民の選択とか都民の選択とか、よく綺麗ごとをメディアは語るが、結局立候補した人物の中から選ぶしかなく、仕方がないからコイツに投票しましたがほとんどだろう。あとは、選挙プロパガンダ化する、報道機関がどのように煽るかが、毎回の選挙風景となる。

また、ほとんど当選の可能性が無くても、票を割らせるためにあえて疑似餌を覚悟で立候補なんてのも毎回だ。本人とすれば、”あとで、良い事”があるから、疑似餌になる価値があるのだろう。

今回、絶対当選してもらいたくないのが、共産党、社民党推薦の宇都宮賢児で、彼が知事になれば、またあの美濃部都政の再来となるだろう。「1人でも反対があれば橋を新設しない」の再来だ。今は”原発ゼロ”の反原発の烏合の衆の受け皿だ。東京都と原発は直接には関係ないが、なにかにつけて取引の材料とするだろう。左傾弁護士グループの”希望の星”なのだから、分かり易い。左傾裁判の目白押しとなる。

そこに、フラフラと細川護煕だ。若い人は実体験がないだろうが、あの小沢一郎に担がれて、1993年8月9日 - 1994年4月28日まで総理大臣。約8ヶ月で佐川急便からの裏献金（借入金と云われているが）がばれて、政権を投げ出した。今回の猪瀬の問題と同じことで辞職した。それも金額は1億円以上。あの領収書のパターンも殆ど同じだった。たしかに政権内部基盤が、各政党の寄せ集めだった環境もあるが、内容より”いかに格好良く”の表面的なパフォーマンスに明け暮れ、内容のない総理だった印象だ。まったくオイラも期待が損なわれた。2010年9月の民主党代表選では小沢一郎を応援したり、2012年には、小沢と野田首相の間に入って仲介役（失敗）をやったりで、湯河原に篭っていても、政治が忘れられないらしい。まぁ、血筋が良いだけが取り得といえば取り得か。

それを、原発ゼロに豹変した小泉純一郎が背中を押したのだが、これは反原発の有権者を二分させることが狙いと見る。そう宇都宮の票を割らせるためだ。彼は自民党には、始めの頃所属しただけで、日本新党⇒新進党⇒・・・と、今の民主党の残党と馴染みが良く、野田は日本新党の時、細川に世話になったらしい。どうも小泉は外国の化石燃料メジャーがスポンサーになったのかと思う程なのだが。

田母神俊雄の立候補は、当然本人も当選するとは思っていないが、これまで来た、朝日新聞・毎日新聞の自虐史観的戦後レジームに風穴を空けたいからかもしれない。日本維新の会代表、石原慎太郎が背中を押したようだ。彼とすれば自説を公にアピールできれば満足だろう。

それにしても、最大与党（都議でも）の自民党も情けない。”火中の栗”を拾う根性のあるのが1人もいない。舛添要一は、2007年7月の参院選で自民党比例で初当選したが、当時比例のトップ当選をしたことで自信をさらにつけたが、自民党内でスタンドプレー的発言が多く、だんだん仲間から嫌われることが多くなり、政権交代後、自民党が一番弱っていた時期に、後足で砂を掛けるように離党した。もちろん自民党は比例当選なのにと、敵対行為として除名処分にした経緯だ。

第一次安倍政権で厚労大臣にさせてもらって、福田、麻生と同じ大臣を約2年やったが、とにかく”目立とう”という言行が多くて、やっぱりなとオイラは見ていた。朝生の番組パネラーで彼を始めて知ったのは、30年以上前だったが、それから幾度も彼の言行を見て来た者とすると、自己顕示欲の塊で、討論でも話はアッチコッチに飛び、知識をひけらかし過ぎるので、「いったい、何が言いたいの」と聞きたくなるくらいだ。元女房の片山さつきの方がまだ政治家らしく説得力があるし、人徳もあるように見える。

昨年参院選には出馬せず、啼かず飛ばずになっていた新党改革の代表も降り、どこかの知事選を狙っていたのだろう。新党改革は荒井の”今は1人”となってしまった。一旦政界を下りて、昨年からやたらにテレビ番組に出演していたが、常に”私が大臣をやっていた頃”を必ず発言の中に織り込む。そして説得力のあまりない言葉があっちへこっちへと続く。昔と全然変わらない彼の性格にはヘキヘキしていた。そこへ、突然猪瀬の辞任になって、都知事選再出馬になったわけだが。彼の悪癖は、個人で突っ走ること。仲間や部下と協調しながら事を運ぶという当たり前のことが性格的に出来ないのだろう。そんな舛添に都の職員がどこまで真剣についていくか疑問なのだ。

まぁ、国政としての自民党は、都議自民党が与党なので、舛添要一ぐらいなら、言うことを効かせられると思っているだろうが、またスタンドプレーで国政に悪い影響を及ぼさないよう注意するべきだろう。彼は政府のカネでフランス留学が長かったので、それなりのフランス語は出来るだろうが、それをひけらかすから彼が嫌われる原因ともなっている。

東京自民党のHPでは、BBSが大炎上中だ。舛添要一なんて支援するな！と。

TOKYO自民党BBS（掲示板）

そのまんま東（東国原英夫）も、日本維新の会では、目立とうにも目立つことが出来ないことがやっと分かり、やはりどこかの知事選を狙っていたのだろう。昨年12月17日に議員辞職したのは、猪瀬の都知事辞任が見えて（18日に辞任）きて、都知事選再出馬を狙ったことはミエミエだ。まったくコイツは姿かたちもハイエナのような野郎だと前々から思っていたが。後だしジャンケンで公示寸前で出馬を掛けるつもりで、眠った振りをしているが、情勢からすると、”そのまんま、寝てしまう”かもしれない。人気投票好きな東京都民といえども、さすがに、「東京都民を舐めるなよ！」と獲得票は僅かになること請け合いだよ。

まぁ、東京都知事選の選挙権のないオイラが言うのもなんだが、それでも過去15年東京都民だったこともあるし、娘家族も東京都民だし、東京都知事は国政にも大きく影響するので大変気になるところなのだ。まぁ、オイラが有権者だったら面白いから田母神俊雄に投票するだろう。平和ボケの都民を目覚めさせてもらいたい。

ところで、別の話題です。

三菱東京UFJ銀行でﾈｯﾄ口座を持っている人に要注意です。

最近このようなメールがオイラのところに来ました。(注：オイラの宛先アドレスは、一部消してあります。危ないからね）

（画像上クリックで拡大）

当初のは、差出人名が文字化けでした。

次は完璧でした。

続けて同じように。

で、この三菱東京UFJ銀行のフリーダイヤルに電話して確かめたのですが（ここの問い合わせメールアドレスの表示が無かったので）、この件を担当者と話をしたら、これはインチキだそうです。多分このURL（サイトアドレス）をクリックして、登録を続けると、IDやパスワードを入力させられ、口座から勝手に引き落とされることになります。

実はオイラはこの銀行に口座は持っていません。なんでもよいから、手に入れたメールアドレスに送って、中にはこの銀行にネット口座をもっているのもいるだろうとの思惑でしょう。そうならラッキーってなことに。

最初のメールの文字化けは、多分外国、とくに中国から送られているように思えます。というのは中国からのメールで、このような文字化けがたまにあるからですが。中国国内でも、このネット口座からの盗み取りが多発しているそうです。　　コレ参照

天下の三菱東京UFJ銀行ものんきな受け答え対応でした。これは大問題なのですが、なぜかそれほどこの銀行は切迫感は感じられませんでした。もしオイラが取引している銀行なら、うっかりすると、登録してしまったかもしれません。

取引している人で、うっかり登録をしてしまった人は、大至急この銀行に、この件の問い合わせをしてください。