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2013年12月 7日 (土)

イスタンブル漫遊-6  どこに行っても人、ひと、ヒトで一杯だった。街の建築物と夜の街について。

BS、ワールドWAVEで知ったのだが、現在カオス状態にあるシリアから、周辺国に難民が続々避難して、受入国を混乱状態にしているそうだ。そしてこのトルコにもなんと54万人のシリア国民が難民として来て暮らしているとか。シリア内乱では、既に犠牲となった死者は10万人以上、その内子供は1万人以上に登っている。民族自決の鉄則のなか、国連があっても殆ど機能していないことを、日本人も自覚するべきだ。このイスタンブルはヨーロッパ側なので、殆どその影響は見なかったが、シリア側に近い地域は、かなり影響を受けていると思う。この辺はクルド族が多いので、この先どのようになるかだが。

8日間のイスタンブル滞在だったが、11月の中旬でそろそろシーズンオフなのだが、街中人、人で溢れかえっている。目ぼしいどの通りも、夜の歌舞伎町のように行列のような。推測としてなのだが、まず世界中から来る観光客はもちろんなのだが、近隣の国からの観光客が多い。近隣とは、スペイン、イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、北欧、そしてロシアとその周辺国。またここは、ムスリムの大巡礼地となっているので、巡礼に来たついでに、観光もということなのだろう。このムスリムの観光客が圧倒的に多い気がする。

街中の案内標識から、様々表示はトルコ語のみ。外国にへつらって英語を下に表示なんてことはしない。このへつらいがないから、より外国に来たという感動がある。熱海もそうだが、外国人に便利なようにと、日本語、英語、韓国語、中国語並列なんてことはしない。これ、スペイン、フランス、ドイツもそうで、丁寧に来客の国の言語を並列するなんてのは、日本だけかもしれない。もちろん英語でさえ、一部を除いてほとんど通じない。「事前に勝手に調べろ!」がグローバル・スタンダードなのだ。分からないから身振り手振り、片言英語で聞く。すると相手も片言英語で親切に皆教えてくれた。中には片言英語さえ通じないこともあったが。

今回は街の中をブラブラ歩きをしたことについて・・・・・・

やはり、日本と同様でトルコは地震が多い。大地震も多くあったが、謂わば地震国だ。イタリア、ギリシャ、トルコなどの周辺はまさに地震の巣のような。さすがにかなり以前から、建物は地震の弱いレンガ積造、石積造の一般建物から、鉄筋コンクリート(RC)造に変わってきている。ここ150年の間だろう。かなり古くなったRC造の建物が、繋がっているかのように密集して建てられている。

これは、ホテルのレストランから撮ったのだが、なんと複雑な屋根となっている。そうそう、今流行りの太陽光発電パネルなぞは、一切見なかった。この屋根で大雨で雨漏りはしないのか、心配した。

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このような、中層の建物が、隣と隙間なく連続して建てられている。かなり古い建物も多いが、地震の時は大丈夫なのか。震度6強以上に襲われたら、将棋倒しのように崩壊するかもしれない。

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Dscf2539_r_2 大通りから入った裏通りの様子

Dscf2505_r 特に1999年に、ここから東に80km離れたイズミットでM7.6の大地震があった。この影響はここでもかなり受けたはずで、その影響で立ち入り禁止の建物を幾つか見たが、詳細に調べればかなりの数があるだろう。

Dscf2503_r 左右建物に隣接した中で、新築工事か?上に太い仮設パイプで、左右の建物が倒れないようにしているのか?

Dscf2458_r 新築工事は多く見たが、地震国の建築としては、柱、梁のサイズが細すぎる。日本ではありえない設計のようだ。耐震設計基準が大変緩いようだ。

Kahdatrsa これは、そのイズミット大地震の時の写真(借物です)

今回東京に取られてしまった、2020年オリンピック。イスタンブルとしては、オリンピックに合わせて、都市大改造をしたかった気持ちがありありと感じた。現にオリンピック・バブルに照準を合わせたかのような開発が始まっていたようだ。さらに観光名所もこの際改修をしておこうとか。まぁ、東京の次を狙うことしかない。

夕方から夜に掛けては、なお一層何十もあるメイン通りには人が溢れている。季節がら、ちょうど栗とムール貝の季節だ。屋台で昼間から夜まで通りや広場で売っている。

Dscf2254_r これパリでもこの季節の定番。たしか100gで10TLだったか。ホクホクして大変上手い。

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一方これがムール貝。貝を蓋を開けると、味つきライスの両側にムール貝の身が付いていて、一口で食べる。美味しいだよ。1個1TL(約50円)だった。

Dscf2528_r このように全て調理済み。これにレモンを絞って一口に・・・美味しい。

また、紅茶なのだが、一般にチャイ(Cay)という。これまぁ、どこでもかしこでも、皆、頻繁に呑んでいる。出前もあり、ベンチに座っていると売りに来る。カフェテラスでも、これだけ注文して駄弁っている。最低1TLで、カフェテラスだと、席料も入ってか、3~4TL。さらに必ずどこでもこのチャイ・グラスなのだ。

Dscf2369_r底が厚くなっているので、落としてもグラスの縁が割れることがない。ちなみに6個入りのを土産とした。大変呑みやすい。インドもチャイがあるが、そちらは一般にミルクティーなのだが、これは砂糖をいれて純粋に呑む。皆1日に10杯程度は呑むそうだ。受け皿はセット売りではガラスで、このように店で呑む場合には、その店みせで、独自の磁器の受け皿にしている。

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これがトルコの定番、ドネル・ケパブ。牛肉・羊肉・鶏肉などの肉の塊をシャフトに幾つも刺して大きい塊にして、側面からクルクル回しながら加熱して、表面が焼けたら、スライスしていく。肉の種類によって、その塊の色が違う。このスライスした肉をパンに挟んだり、味つきライスと一緒に食べる。

トルコ料理はどちらかというと、バーベキュー料理が基本のようだ。さかな料理もそれが多い。キッチンが狭くても調理が出来ることも利点なのだろう。さらに、分厚い、血のしたたるステーキ料理というのは、ほとんど見ない。もちろん豚肉料理は一切ない。またひと皿の料理の量が日本と同じくらいで、欧米のように食べきれないほどの量ではない。(物足りない人は二皿摂らないと満腹にはならない量)

主に夕食は、新市街のタクシム周辺で摂ったのだが、メイン通りは夜遅くまで人で溢れている。ショッピング店、飲食店が無数にある。

Dscf2255_r これでまだ夕方6時ごろ。

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でっかいホール式のレストランで、この中に幾つものレストランが混在している。

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Dscf2499_r まぁ、賑やかであちらこちらから、大音量の音楽が競いあっている。いわゆるイスタンブル-POPというか、トルコ-POPというか。だんだん耳が慣れてくると、体がスウィングしてくる。youtubeで探したのですが、この時の雰囲気の演奏がない。見つかったら追加します。とりあえず、こんなものを!

この曲を知っている人は、そうとう古い!

まだまだ、イスタンブル漫遊は続きます。

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