イギリス漫遊-2 世界遺産の街:エディンバラ(edinburgh) 名所見物と王室客船ブリタニア号(the royal yacht britannia)に乗船した。
ここ数年、スペインの各都市、フランスのパリ、ドイツの各都市、米国のワシントンDCとニューヨーク並びにハワイに行ったが、タバコに関しては、レストラン・ホテル等屋内では全て禁煙制となっている。喫煙出来るのは屋外のみ。日本では店によってはまだ灰皿が置いてあり、喫煙出きるところがあるが。神奈川県の前松沢知事が、県内の営業施設をそのようにしようと提案したが、反対多数で条例は廃案になったことがある。
これは健康問題は半分の理由で、タバコの煙による内装の汚れ(ヤニ)、付けこげ、火災の原因、室内の匂い、など営業的損失からが原因であろう。オイラが二十歳代のころ30年以上前は、旅客機の中でもタバコは吸えた。時々座席横の灰ボックスから煙が立っていることもあった。
禁煙制先進国では、その代わり、ずべて屋外でタバコを吸うことにになる。懲罰のためなのか、イギリスでは1箱約1,000円前後にさせられても吸う人は吸う。老若男女、天使のようなギャルもだ!歩きながら吸うなんて当たり前。道路に吸殻はポイ捨てが当たり前。もちろん公共ゴミボックスには、吸殻用のものも付けられているが。で、呑みながらや、食後吸いたい人達はどうするか。店の前の歩道に設けられた昔からあるテラステーブルで飲食をする。そのテーブルにはきちんと灰皿が置いてある。だから寒い季節でも、防寒着でビールを呑みながら、お喋りに花を咲かせ、時折タバコを一服二服と云った光景だ。脂肪のしっかり付いた彼らだから可能かも・・・・・
だから街を歩くと、歩道にはタバコの吸殻が落ちているのを見つけることが多い。もちろん早朝に清掃車が来てそれらの清掃をしていたり、店の開店時刻前に、店の人がホウキを持って清掃している。多分東京オリンピック開催になるまでには、日本もそうなるであろう。
さて、エディンバラの漫遊に戻るが・・・・
この市内小高い丘、カールトン・ヒルに、ギリシャのパルテノンをイメージした計画があったのだが、財政が追いつかず途中で中止となった施設がある。
360度の大パノラマの場所にパルテノン神殿が完成していれば、きっとさらに多くの観光客が集ったかもしれないが、まぁ、財政が追いつかなかったと云うことで残念でした。
中心地の中では、スコットランド国立博物館(national museum of scotland)に行った。
このエディンバラには医学関係の世界的有名な大学や研究所が多くあり、それでも有名な地域でもあるそうだ。
その他にも国立スコットランド美術館やミュージアム・ギャラリーが数多くあるのだが、時間の関係で行けなかった。
イギリス王室の客船ブリタニア号
さらにここから足を伸ばして、かの有名なイギリス王室の客船ブリタニア号の接岸公開されているところまで、バスで出かけた。ブリタニア号と大規模な接続地上施設。この施設はアウトレット的な内容の施設が入っている。内部はカメラ撮影は自由で、拝観料は大人£12でシニア(60歳以上)£10.5.もちろんオイラ£10.5だが。イギリスではほとんど拝観料に関してはシニア割引がある。だからいつもシニアまたは60歳以上だと言うと間違いない(笑)。これイギリスの観念では、引退?年齢が60歳以上ということなのか。日本では多分65歳以上ということになろう。ハワイを含めて米国では確か65歳以上だったと記憶しているが。
拝観料には、音声ガイドレンタル料も含まれていた。ここを訪れる各国の観光客を国旗表示で見ると、もちろんイギリス、フィンランド、デンマーク、日本、韓国(国旗表示なし)、ギリシャ、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ロシア、チェコ、中国(国旗表示なし)、文字のみで不明国、ポルトガル、ノルウェイ、スウェーデン、フランス、ポーランド、ハンガリー、文字のみで不明、文字のみで不明。面白いのは、現在、または過去王室のあった国は国旗を表示しているが、無い国は国名の文字のみで、さらに米国も国旗表示はなく、イギリス国旗の4種類の中の一つとしている。この辺がイギリスらしくて良い。
エリザベス女王、夫のフィリップ殿下、王子等の個室(ベッドルーム)も見ることが出来た。まるで王室の建物の中を見るような。王室専用のデッキもあった、そこに子供用プールも設置して遊ばせたとか。
食事について
このエディンバラで初めてイギリスの国民食フィッシュ&チップスを食べた。マスやタラのサカナを骨を抜き取って、から揚げにしたものだが、ボリュームがあり結構いける。ただ毎日、または毎回食べる気にはならないだろう。昼食にパブのようなところで食べた。夜はパブになる。
またシーフードレストランで夕食をしたのだが。だいたいこんな感じ。
生牡蠣£8.4、カニケーキ£5.9、サカナ料理パレット£22.95、白グラスワイン£4.6、ロゼグラスワイン£3.45 合計£45.30(165円換算で約6,500円)この中には消費税(VAT)20%があらかじめ含まれている。米国やカナダのようにVISA決済時TIPの空欄はない。TIPを上げたければ、小銭程度で良いようだ。但し店によっては、テーブルチャージ、サービスチャージとして取られることもある。
ただでさえ、ヨーロッパは消費税の高い国だ、その上に北米式に15%~20%チップ(TIP)なんてアホかよと、ほとんどお客を見ているとTIPを払っているのを見なかった。ちなみに、米国は州税としての売上税10%前後が掛かっているし、カナダでは国税+州税びお売上税15%前後が掛かっているのにね。
中国もそうだが(中国は消費税10%)、欧州のレシートには付加価値税(消費税)が含んでいるがその明示がほとんどされていないことが多い。その点北米では本体価格、州税の売上げ税、国税の売上税(カナダ)が明示されている。イギリスの£=ポンドの発音は「パウンドorパウンズ」でないと通じないことが多い。また例えば、2ポンド50ペンス「 two pounds (and) fifty pence」だが、 一般には£2.50 は「two pounds fifty」 と言う。オイラpenceの小銭が含まれる時には、手に自分の小銭を目一杯掴んで、手を開き相手に取らせることで面倒な小銭探しから開放される。まぁ、ほとんどVisa決済で済ませたが。但し中華等の小さな料理店などではカード決済は受け付けないところもあり、店の前にそのことを表示している。現金があまり無い時は注意だ。
ちなみに、食後会計をしてもらう時の合図は、イギリス英語では”Please pay the bill. ”、簡単には”Please bill. ” 。米国英語では”Please check”。持ち帰りは、イギリスでは”テイクアウェイTakeaway ”、米国では”テイクアウトTakeout ”と違いがあるようだ。
今回の期間はちょうど中国の国慶節の休暇期間だったのか、中国から来た観光客が非常に多かった。もちろん近隣ヨーロッパ、中近東からのお客が圧倒的に多く、列に並ぶと、様々なお国言葉が聞こえてくる。スペイン語やイタリア語の発音の片鱗が日本語と似ているのか、間違えて日本語かなと錯覚したりして。
さて、次はエディンバラの中央駅ウェイヴァリー駅からイギリス中央部にある湖水地方のウィンダミア(windarmere)に向かいました。
続く
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