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2013年2月 4日 (月)

ハワイでバージンロードを歩くことになりました。ハワイってやっぱりカネが掛かりそうだが。

いよいよ最後のバージンロードを歩くことになりました。3回目です。しかしこの”バージンロード”って言葉、日本の結婚式場業界が名付けた和製英語ってこと知っていましたか?今回ちょっくら調べて知ったのだが。

バージンロードとは、教会式の結婚式において花嫁が入場し祭壇に向かって歩くまでの、教会の入り口から祭壇に向かう中央の通路に敷かれた布、もしくはその通路のことをいいます。花嫁の汚れない純潔さ象徴しており、神の前で二人が導かれて結ばれることを意味します。フラワーガールやリングボーイなどの子供たちの他には、列席者はバージンロードを踏んではならないとされます。キリスト教挙式の場合には、花嫁がその父親と左腕を組んで入場し、花嫁が祭壇の近くまで来たら、新郎が歩み寄り、父親は腕を解き、新婦を新郎に託します。挙式後は新郎新婦が腕を組んで共にバージンロードを歩いて退場します。本来は新婦と共に入場するのは父親の役割ですが、母親や兄弟など新婦に親しい人と入場しても構いません。主にプロテスタントでは白い布が用いられ、カトリックでは赤い絨毯のバージンロードが用いられます。また、布を敷いておらず、大理石の床になっているところもあります。本来は、赤い絨毯のものや大理石のものはバージンロードとは呼ばず、白い布のものをバージンロードと呼びます。ちなみにバージンロードは和製英語で、英語ではウェディングロード、またはアイルといいます。

だから、英語圏の人に”バージンロード”といっても多分通じないでしょう。英語ではwedding aisle(ウェディング アイル)というそうです。海外のホテルで、”モーニングコール”を願いしますと云っても正確ではありません。これも和製英語で”Wake-up Call”なら通じます。

で、挙式は、当人達の希望で、家族だけでハワイで行なうことになり、昨年から、それぞれホテルを予約して、挙式日以外の過ごし方の研究をしている。・・・・・・

オイラの新婚旅行(40年前)はハワイで、カウアイ島・ハワイ島・オワフ島だった。特にオワフ島では、シェラトン・ワイキキだったので、その隣のロイヤル・ハワイアンで、家族でパーティーということになり、何か過去に連続しているかのように感じる。

もちろん他の娘の家族も参加で、結構費用も莫迦にならないわけで。日本で行なわれる一般の結婚式とどちらが費用が掛からないか、これいろいろ考えると、どっちもどっちかもしれない。一般には、結婚互助会的で、豪華な費用を掛けなければ、お祝い金が多く集れば、収支は黒字化するかもしれない。一般に招待された人は、平均3万円は包むだろう。1人の食事代が2万円見当なら、1万円の余分が出来、50人で50万円、100人で100万円となる。これで、その他の挙式費のぼったくりにも対応できる。

但し、招待した以上、今度は招待される可能性が発生して、その都度お祝い金を持参しなければならない。まさに互助会の囲いのなかに入っていくことになる。長い期間で見れば、たとえその時黒字であっても、赤字化していく可能性もある。このように考えるオイラは、今やもう、ロマンもヘッタクレもないのだが。

結婚式に皆を招待することは、結婚したことを皆に知らしめることだろう。つまり、「この女は、オレの妻となったのだから、他の男は間違って寄ってくるな!」とか「この男は、私の夫となったから、もう他の女達は近寄るな!」という宣言だ。ディスコなどで、白人の男女が、よりベタベタするのも、「双方は恋人として出来上がっているので、間違って誘うなよ!」とのアピールなのだ。まさに野生動物のオス・メスの世界に近い。

だから、キリスト教の式で牧師が、最後にこの結婚に反対の人はいるか?と問うシーンがあるわけで。これ映画でもダスティン・ホフマン主演の”卒業”で、このシーンがあって、彼が反対だと窓ガラスを叩いていたが。

まぁ、日本人が、信仰もしていないのに、キリスト教式の結婚式を挙げるというのも罰当たりなのだが、そもそも無宗教に近いのが日本人なのだから、神前式、仏前式、キリスト教式でもなんでもありでいいのだろう。だから、なんらかの宗教の手を借りるわけで。

この点一般の中国人の結婚式は宗教色がないようだ。日本と同じ位、無宗教者が多い。そして、一番大事なのが、”結婚証明書”。挙式の中で一番のメインはこの”結婚証明書”の発行とその読み上げ。中国人の男女はこの結婚証明書がなければ、法律でホテルに一緒に正式に泊まることが出来ない。この証明書は双方に発行さる訳だが。

まぁ、いずれにしても、当人同士の希望だから付き合うしかない。結婚式というのは、人生でこの日だけ、王子様とお姫さまになるわけだし(笑)。

親であるジージとバーバは他と違って、時間が取れるので、皆より早めに現地に入り、皆が帰るのを見届けて、遅れて日本に帰る予定としている。過去オワフ島には数回いっているので、その間何をしようかと悩んでいるのだが。

6年ぐらい前、ポン友の甥っ子と会ったことがある。彼は丁度イタリアにオペラを学ぶ為に留学していたのだが、それを卒業して帰国したとか。なかなか明るくて好青年だった。その彼、現在ホノルルにある、妙法寺というお寺の住職をしているそうだ(少し驚いた)。オペラ歌手だったお坊さんということで、ホノルルではそうとう有名らしい。公式の場所でもオペラを披露しているとか。オペラと読経って合い通じるかもしれない。その叔父であるポン友に連絡をしてもらい、会って一緒に食事をする予定。もちろんその妙法寺にも訪れる予定としている。これをハワイでの楽しみの一つとしている。出来れば彼の歌声を聴いてみたい。

世界でもトップクラスの観光地ハワイなのだが。ホテルの宿泊代も結構高額なようだ。さすがに強気な商売をしている。オイラ夫婦は長期滞在になるので、有名ホテルより1ランク下のホテルにしたが。それでも1泊込み込みで1.4万円見当。さらにハワイが強気なのは、各ホテルが自主的にそれ以外に”リゾート・フィーRisort Fees”なるものを徴収する。今回1泊15ドル×宿泊数。なんじゃこれは?

リゾート・フィーが徴収されるようになった背景には、それまで駐車場料金やインターネットの利用料など、個別のサービスごとに徴収していた料金を「リゾート・フィー」というパッケージで提供することで、オトク感を打ち出したいという考えがあるよう。 宿泊客から一律に(サービスを利用するか否かに関わらず)徴収することで、実質的な「値上げ」ができるという思惑もあるように感じます。 内容はホテルにより異なりますが、たいていの場合、パーキングやローカルコール、新聞購読などを無料で利用できるほか、インターネット接続代、毎日のアクティビティ、さらには朝食、シャトルバスなどの無料サービスを含んでいるところも。

フロリダでのホテルもそのようだと。またコンドミニアム別荘客も滞在数に応じて取られるとか。

北米(カナダも)に滞在して不満なのはチップ制。日本では消費税が5%から8%・10%になることで、ヒイヒイ騒いでいるが。まずハワイでは、売上税という日本の消費税のようなものがあり、GE TAXとSurcharge TAXで、計4.712%が掛かってくる。これ、40年前ごろ行った時から売上税があったから相当古くからある。さらにチップがその合計の15%~20%を自主的に支払うことになる。これが大きい。定価2000円の食事に対して、20%のチップだと、合計で約2,500円の出費となる。20,000だと約25,000円となる。

ホテルには、売上税のほかに、ホテル税9.25%が圧し掛かる。見当としてホテル代+その11.5%となる。さらに上記のリゾートフィーが掛かってくる。さらにベッドチップが1ドル。まぁ、世界トップクラスのリゾート地はそれなりにカネが掛かるようになっている。

欧州では今や、ほとんどチップ制は取っていないので、せいぜいお釣りのジャラジャラで済んでしまうので気が楽だ。言い訳として北米では従業員の給料は、チップ分差し引いているとか?冗談じゃない、まともにチップなしでいける給料を支払えよ!他の国はそのようにしているのだから。まぁ、このようなことがあるから、各国の消費者物価の比較なんてことは、アテにならないし、難しい。

ハワイはまことに素晴らしいリゾート地なのだが、リゾート客のあっちから、こっちからカネをむしりとる妖怪のような地のような気がしてならない。「それなら行かなきゃいいじゃないか!」との声も聞こえてきそうなので、記事を終わります。

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コメント

お嬢さんのご結婚おめでとうございます!
ハワイで挙式というお話、いいですね~
「記事を終わります」で笑ってしまったのでコメントしました。
ハワイは何と言われても(?)好きです。
何もせずにハワイの空気を吸っているだけで幸せを感じる私です。
お気をつけてそして大いに楽しんできてください。
リポートを楽しみにしています。

投稿: E.T | 2013年2月 8日 (金) 23時07分

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