民主党政権での、愉快な仲間達が皆沈んでしまって、寂しいというか、ざまー見ろというか。
自民党に政権交代してから、2ヶ月たった。今や衆議院では維新の会とどっこいどっこいの野党第3党というところか。オイラのブログでも以前のような民主党の愉快な仲間達が繰り広げる稚拙な政局場面がなくなり、少し手持ち無沙汰といったところ。「水に落ちた犬に石を投げる」という言葉があるが、政治に関しては、たとえ石を投げるようになっても、どしどしすべきだろう。国民の血税で成り立っている政権が、たとえ過ぎ去ったことでも、政権内でおかしなことがあったら、厳しく追求すべきであって、目を瞑るなんてことがあってはいけない。
それでないと国政は一向に改まらない。「一罰百戒」(罪を犯した一人を罰することによって、他の大勢の戒めにすること)。民主党政権の時代、数々のスキャンダルが国会で指摘されたが、ほとんど曖昧にされてきた。それも外患誘致未遂罪に至るような事案や、政治資金規正法違反に至りそうな事案、そして大疑獄事件になりそうな事案、まぁ、百花繚乱なのだが。
そういえば18日の参議院予算委員会で、あの西田昌司が、民主党政権時代前原主導で行なわれたJALの再生について、疑獄の疑いについて、その取っ掛かりになりそうなことを指摘してた。当時も西田は疑問提起をしていた。これが刑事事件に発展するのか、かなり難しいが結果論としてはおかしな話で、結局得をしたのは米系のハゲタカ・ファンドと当時会長となった稲盛の系列の京セラとお仲間証券会社だったりして。・・・・・
02/20 【JAL疑惑】 Jewもお金がないの ※過去記事追記あり
疑義を指摘したのは「新国会の爆弾男」こと、自民党の西田昌司参院議員。
まず、日航が会社更生法の手続き終了直前の2011年3月に実施した総額127億円の第三者割当増資について、「必要のない増資だし、(再上場後の値上がりが確実な)有利発行ではないか」とただした。 この増資は、日航の稲盛和夫名誉会長の出身母体である京セラが50億円、上場主幹事の大和証券グループ本社が50億円、大手旅行会社や損保など計8社がおこなっている。 これに対し、金融庁は「上場の際の規定には抵触していない」との見解を示したが、麻生太郎副総理兼財務・金融担当相は「上場前だからインサイダーにはなりません。ただ、一般的にみておかしい。それは、みんなそう思う。なかなか意味深な名前もありますよ」などと答弁した。
西田氏は続いて、現状で日航株の38%程度を外国人が保有していることも問題視した。 航空法には、日本の航空会社は外国人の議決権割合を3分の1未満に抑える「外資規制」がある。 麻生氏は「税金で助かった企業の利益が国民に戻らず、海外に行くのは公平性を欠く。腑に落ちない」と答弁した。
さらに、西田氏は、経営破綻して公的資金を投入された日航が、会社更生法適用企業として法人税減税の特例措置を受けていることも問題視。
なにか、稲盛先導でかなり複雑なスキャンダルなスキームが組まれたような案件ですな。稲盛はとかくカルト経営者の噂がかつてからあり、京セラも社員ぐるみ稲盛真理教の信者との噂が昔から巷に出回っている。孫正義もこのグループに入っているとか、いないとか。
まぁ、詳しくは読んでください。本来、朝日新聞とか毎日新聞、その系列テレビは、またNHKは、これらおかしいところを、専門家を動員して調べ上げ、指摘するのが本来の役目。この当時も西田が国会で指摘したのにかかわらず、知らん顔と決め込んでいましたね。皆裏で攣るんでいたように考えてしまうよね。まぁ、こんなことはショッチュウだからね。当時これらメディアは民主党マンセーだったから。
多分、安倍晋三総理は、民主党や前原が国会の進行を無理難題を吹っかけて妨げるようなことがあったら、証人喚問なり本格化に持って行くことだろう。とにかく参院選までは大きな揉め事は起こしたくないのが本心だろう。
民主党参院でまた2人離党届提出だって。
民主党の川崎稔参議院議員と植松恵美子参議院議員が22日、相次いで離党届を提出しました。
まさに、沈没しそうな船から、ネズミが逃げるのごとくですな。 無所属になっても当選は無理だろう。それとも他の党にまた鞍替え変えかね。節操のない議員だね。
で、この民主党先の選挙の敗因総括をしたらしい。そしてその結果を公表したとか。
野田の解散判断は真っ当だった“失敗の連鎖”は「鳩・菅・小」だ2013-02-22
「バカの知恵は後から出る」というが、24日の党大会で決める民主党の党改革創生案なるものを読んで情けなくなった。このような党に3年3カ月余りも国政を委ねてきたことに慄然とせざるを得ない。総選挙惨敗の理由を「トップによる失敗の連鎖が期待はずれの政権というイメージを与え続けたため」と、全てを自分たちが選んだ党首の責任にしてしまった。
野田佳彦の名前こそ挙げなかったが、野田の解散の判断がすべての原因だと言わんばかりの総括である。これではいまだに離党者が続出しているのもうなずける。 確かに「失敗の連鎖」はあった。しかしそれは鳩山由紀夫と小沢一郎、菅直人につながる連鎖であって、野田になってその連鎖は断ち切られた。あえて党代表として責任を負うべき比率を言えば鳩山が70%、菅が30%とみる。野田になって、はちゃめちゃの民主党政権が、ようやく“普通の首相による普通の政権”に戻ったのだ。鳩山はその暗愚さが未だに後を引いている。
「トラストミー」とブッシュをだまし、「最低でも県外」と沖縄住民をだまし、悪いのはそのだましたことをいまだに理解できないでいることだ。元首相といえば日本の“顔”となるが、その顔が恥の上塗りを重ねている。イランに行って利用され、中国に行って「尖閣は係争地」発言で利用される。あの紳士的な防衛相・小野寺五典が「国賊」と最大級の表現を使って非難するのも無理からぬ事である。・・・・・・・
・・・・・・野田は、自らの政党のありさまを目の当たりにして、この政党では国が持たないという判断に立ち至ったのだ。加えて1内閣1課題で消費税増税も達成した。解散は政党間の公約でもあり、大局から見れば果たさざるを得ないと決断したのだ。そして野田の判断は、結果として正しかった。なぜなら自民党政権が、ようやく3年3か月の政治の泥沼から抜け出せるという希望をこの国に与えているからだ。野田は明らかに連立よりも自民党へのバトンタッチを意識して解散を断行したのだ。民主党の大敗は一にかかって欺瞞のマニフェストと、これを取り繕おうとした鳩山、管、小沢の目指した「衆愚の政治」にあるのだ。
まさにその通り、付け加えれば、その都度の閣僚になった民主党議員も、とても資格のある 議員とはいえなかった。みんなでこの民主党内でウンコを投げ合って、国民無視の3年3ヶ月だったってことが未だに分からない、愉快な仲間達の政治劇場でした。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像
例えば、民主党政権末期のころ、こんなドラマも国会内で上演されました。
まあ、民主党政権は
政治家ではなく、タレント志望の、
ど素人の集りが多かったわけで・・・・・・・・・。
これ、おまけ
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コメント
民主党の政治家は落選という民意のペナルティを受けたが、あの馬鹿げた政権を煽りに煽って作った朝日グループ毎日グループなどのマスコミの責任はどうなったのだろう。あの時加藤紘一氏の選挙区に小沢氏は民主の対抗馬を立てていない。これが不思議だった。親中国の糸で見ると、朝日+鳩山+小沢+加藤というなにか普通肌合いの違いそうな者が一緒になったのも理解できる。あの政権を作り、それが失敗したので、中国側の”日本操り”戦術が破綻。その結果、強硬路線側が中国で台頭したようにも想像できる。
投稿: | 2013年2月23日 (土) 11時53分
相も変わらぬメンバーで、自己弁護を続けている。直近の国会である、少なくとも汚物中の汚物たる閣僚経験者は奥に隠すのが「大人の知恵」であろう。党の中枢に「汚物を識別する能力」が少しでも残っていれば、必ずや幽閉したであろう連中である。そんな連中が、当事者であった連中が、その同じ分野で質問に立つ。僅か二ヶ月、三ヶ月まえは、統括責任者であった人間が、平気な顔で現政府を非難する。
自分がしでかしたヘマを無かったことにし、それを今の閣僚に押し付け、さらに加えて口汚く罵る。岡田、前原、細野、原口、長妻、辻元、そして海江田と、平気な顔で質問に立つ。この連中のツラの皮の厚さは、一般人の常識の外にある。
民主党は「左翼政党」である。全てを他人の責任に押し付け、自分だけは正しいと強弁する、我が国左翼の独特の臭いを持つ連中が、幹部を構成する正真正銘の左翼政党である。未だに「中には保守派の議員もいる」と夢のようなことを語る人もいるが、保守の定義をどのように採ろうと、あの「臭い」に馴染めている以上、保守ではない。それは普通の日本国民とは相容れない感性を持った異邦人なのである。
この異邦人達は、とりわけ近隣の異邦人が好みである。精神的に共通する部分があるのだろう。また血がそうさせるのかもしれない。泥棒をしておきながら、取ったのは俺ではないと喚き、元々は俺のものだから取り返しただけだと開き直り、取らせようと隙を見せて俺を罠に填めたと嘯く、そんな道徳の圏外にある連中と、全く同じ精神構造をしている。日本国民にあらざるメンタリティを持っている。
投稿: aiya | 2013年3月10日 (日) 14時32分