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2012年7月 5日 (木)

続中国:中国でのネット事情とゴンちゃんの話と蘇州での盤門・留園観光と食堂屋ケンちゃんの話。

前記事から続く。

丁度、日本では、消費税法案等の採決が26日(西安に滞在)で、いろいろ情報を得たかった。そこで、各室内にあるPCを操作して情報を得ようとしたのだが、これが繫がらない。ブラウザ(IE)を開いて、検索するのだが表示出来ませんと中国語で出てくる。寧さんは自分のノートPCを持っているいるので、彼の部屋に行き、これでHotmailを開いてもらった。オイラここに自分のよく見るサイトアドレスを入れ込んである(自分から自分に送信)。で、これをリンクしてその対象のサイトに行く。まず、このブログをリンク。すると問題なく開けた。次によく中国批判の多いブログを開くと、接続が出来ないものが多かった。またブロードバンドでなくISDNなのか、とにかく遅い。数分の時間を要す。

寧さんに試しに、”Youtube”っていう動画サイトを知っているか聞いたのだが、まったく知らない。そこで検索を入れてみたら、やはり中国語で表示できませんだった。オイラのブログにもYoutubeの動画を埋め込んでいるのがあるが、それを開いて見ると、動画画面は白くなっていて、表示がされていない。完全にYoutubeは中国では接続出来ないようになっている。寧さんに、日本では、超ポルノ動画なんて何百、何千も無料で観放題なのに残念だねと言ってやった。彼は本当ですか?と疑っていたが。・・・・・・・

後半、蘇州のホテルでも、また客室内にあるPCを操作したのだが、IEのブラウザでは検索が出来ない。PCはモニターにハードディスクが組み込まれている、LENOBOのPC。中国企業の”連想集団”とNECの合作らしい。ホテルの狭い客室などには打ってつけのPCだ。

中国では今や4星ホテル以上の改装した客室には、ネットの繫がるPCを設備させているようです。

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で、やはりネットが繫がらないので、ホテル側にブイブイ電話して担当者を客室に呼んだ。解決は、一旦”百度”のサイトを出して、そこの検索を使うと、日本のネットを呼び出せるようだ。面白いことに、一旦中国批判が多いブログを呼び込むことは出来るが、例えば

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「広東省で出稼ぎ労働者1万人が暴動。死亡者情報も」なんていうタイトルをクリックすると、これも中国語で表示できませんと。また、一度出たサイトが、十数分後には、表示されなくなったりで、マチマチなのだ。産経新聞のネットは問題なく開けた。噂によると、政府のネット監視員は、常時10万人ぐらいが、各ルートを監視しているとか。

中国に行く前のこのブログの記事で、

また現在中国ではタマゴが異常に高くなっているとのこと。「中国で卵価格が異常な急上昇: 日本感覚では現在1個350円2012年06月06日.」

これも面白い情報なので、チェックしてみようかと思っています。多分しばらくブログの更新はお休みということになります。最近の中国特集をお楽しみに。 2012年6月22日 (金) 建築関係 | 固定リンク

中国で卵価格が異常な急上昇: 日本感覚では現在1個350円2012年06月06日

という記事を見つけたので、道路を歩いていた時、タマゴを売っている店があったので、寧さんに聞いてもらった。そしたら、大きいタマゴで1個0.5元=7円だった。この記事の間違いは、1斤で5元ということで、1斤とは約500グラム。タマゴ1個は約50グラム。つまり、タマゴ10個で5元ということ。よくある間違いで、タマゴは全然値上がりはしていません。

蘇州では、またゴンちゃんに会った。彼は国営の商社マンで、イサ坊の中国での事業の云わばアドバイザーを当初からしている。南京から駆けつけてくれた。なんでも今度、スペインからワインを輸入して、もっと中国人にワインを広める戦略だ。自分のワインショップも開いているとか。昨年そのためにスペインに行ったと。オイラも昨年スペインに行ったので、話が合った。

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スペインのラマンチャ地方のワインだそうだ。マドリードから、電車でトレドという観光地があり(オイラも行った)、ここドンキホーテーで有名なのだが、その先がラマンチャ地方となる。延々とブドウ畑が続く。

昼食時で、これを呑んでみろとなり、ゴンちゃん含めてもう1人の社長も車の運転があるので呑まず、オイラとイサ坊とで半分づつ呑んだ。昼酒はこれが効くだよね。もう1本はイサ坊が貰った。オイラ知ったかぶりをして、匂いを嗅ぎ、呑んで「これは、中国人、日本人も好きになるワインだと思う」と言ってやったら、ゴンちゃん嬉しそうな顔をした。

蘇州は何回も行っているのだが、盤門と留園に再度行った。

盤門@蘇州  ←説明はここで

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距離は短いが、木船で昔の雰囲気を味わえる。このオバちゃんが、橋の下に来たとき、唄を唄ってくれた。反響するので、良い歌声だった。大変運賃も廉価だった。

留園@蘇州  ←説明はここで

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園内の建物では、こんなショーをしていた。中国の昔の演奏と踊り。

食堂屋のケンちゃんの話

イサ坊の蘇州での知り合いなのだが、このケンちゃん、昔日本企業の中国勤務で月給60万円ほど貰っていて、羽振りが良かった。その内、案の定、女が近寄ってきて出来てしまった。50代になっていて、この女との交際もあり、一緒に事業をしようと途中退職の運びとなり、その退職金を投資して上海と蘇州で食堂を開いた。

店は順調になっていったのだが、彼女は上海、ケンちゃんは蘇州ということもあり、もともとこのケンちゃん優しい男らしく、女にもてる。やがて蘇州で新たに彼女が出来てしまい、なんと部屋に一緒にいるところを、彼女に踏み込まれ、バレテしまい大騒動。店等の名義は彼女になっていて、とどのつまり彼は事業から追い出された。(日本人は不動産の所有と登記は出来ない)

蘇州での知り合いとして、イサ坊は心配して相談にも乗っていたようだった。その話をオイラにもするから、オイラも知ることになった。今は、その彼女の店で単なる従業員として働いていると。それも安い給料で。しかし、このケンちゃんめげない。傍のホステスクラブの若い女性とまた出来ちゃった。ところが、カネが不如意なので、このクラブに行くことが出来ない。オイラも野次馬的に怖いもの見たさというか、じゃあ、そのケンちゃんを誘ってそのクラブに行くかということになり、ケンちゃんの仕事が終わるのを待って、3人でクラブに出かけた。

クラブでは、びったりその23歳ぐらいか、その彼女が寄り添っていた。このケンちゃん、別に面白い話をするわけでもなく、どちらかというと寡黙な方。やはりこのケンちゃん腐っても鯛なのか。オイラには重慶から来たという女性が付いた。日本語は出来るから、重慶のことを聞いたり、カラオケで唄ったり、店を出て夜食をみんなで食べにいったりで、真夜中2時まで今回の中国での最後の夜を過ごした。

注意事項:

よくあるらしいが、昔中国で勤務して、退職後独り者になり、懐かしさで中国に行き、若い女性に釣上げられ、カネだけ召し上げられて、おさらばというケースも多いとか。例えば中国では、農民戸籍と都会戸籍というのがあり、都会では何をやるにしても、農民戸籍はハンディーがある。制度として、農民戸籍の人が、もし100万元(約1400万円)以上の住居を買えば、申請して、それを証拠として、都会戸籍になることが出来るらしい。そこで全額ではなくても、半分の50万元をスキモノ日本人オジイに出させて、残りの50万元はローンを組むことで、申請して都会戸籍に晴れて変わることが出るのだそうだ。

そしてその後だ、悲惨なのは!そのオジイがパスポートの切り替えや、日本関係の都合で一旦日本に帰ると、その間にその住居を売り払って、いなくなってしまうということが実際あるそうだ。ホステスクラブは完全に銀座のクラブと同じシステムで、小金では転ばない。大金をテグスネ引いて待っている。中国勤務経験者のご同輩よ!ゆめゆめ油断することなく残りの人生を歩むことをお勧め致します。

若いご同輩は特に鼻の下を伸ばして、俺はもてるなどと錯覚しないように。なんたって彼女らは、本性は大陸的な女性だからね。若い日本人滞在員でも大変な問題に発展した実例を多く聞きます。

では、今回のオイラの中国出張の巻は終了します。

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