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2012年5月25日 (金)

納税の季節だ。あっちからこっちから納税請求がやってくる。まったく心臓に悪い不愉快な季節なのだ。

延べ4日掛けて、法人の確定申告を纏め、昨日提出しました。3月決算なので、5月31日までに提出が義務付けられています。これが終わらないと、のんびりブログを作る気分にはなれません。まず、10年前から愛用している会計ソフトで、財務諸表(賃借対照表と損益計算書)作り。これが面倒なのですが、各大量な領収書を法人用と個人用に分け、法人用を入力して行きます。収入に関しては、仕事柄項目が少いので簡単なのですが。今や大幅に仕事を縮小しているので、国会中継の録画を聴きながら、楽しく完了します。もちろん赤字決算なのですが、赤字の金額を大きくすると、繰越損失額が大きくなって、みっともないので損金項目での額を調整します。

確定申告については、ソフトは”EXCEL法人確定申告”をDLLして、VISA決済でライセンスキーを購入して、そのパスワードで、前年のデーター移行を行い、今期用のデーターを入力して完了します。あとは該当部分をプリントアウトして、ホチキスで留め税務署に提出します。もちろん赤字なので、法人所得税は発生しません。しかし、法人県民税の最低額(均等割税額)21,000円と法人市民税の最低額50,000円は、県の出張所と市役所を回って収めることとなります。法人は赤字でも最低71,000円を納税しなくてはなりません。・・・・・・・・・

この5・6月というのは、毎年のことだが、税金に忙しい。4月下旬のころ固定資産税・都市計画税の納付通知が来て、ついあまり見たくないのでホッポッテいたら、数日前に市から督促状の通知が来た。10日以内に第1期分を納税しないと差押になると。5月31日までと勘違いしていた。小さい文字をよく見ると、今年は5月1日が期限となっていた。数十万円だから心臓に悪い。

それと、乗用車2台分と軽トラの自動車税だ。ボロ車だが、こちらでは自動車は必需品。
この自動車税って昔の物品税の残留税。消費税の創設でそれまであった物品税は撤廃されたが、この自動車税は、国税として残り、軽自動車税は市税として残ったとのこと。他にガソリン税や、重量税、自賠責も取られる。やれやれだね。

これに6月となると、今度は個人所得に対しての県・市民税がやってくる。これ平成19年の改正で、それまで所得格差があって、両方で5%・10%・13%だったのが、一律10%となった。これにより地方税は増収となったはずだ。所得200万以上の控除額が無くなったし、所得200万円以下の5%が倍の10%になったからね。

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これ国税と比較すると

(クリックで大)

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所得195万円以下の人にとっては、国税より県・市民税の方が大きくなる。この195万円の給与所得とは、サラリーマンの場合で独り者の場合、他の控除分を含めないとすると、この給与収入額は、約305万円の年間給与となる。もちろん他の様々な控除があるから、人によって様々となるが、少なくとも給与額が350万円は超えるだろう。

サラリーマンの給与はすべて会社側で計算して、源泉徴収されているので、オイラの知人と話しても、この方面にはほとんど知識がないようだ。オイラのように毎年纏めて納税すると、その金額の多さが心臓に響いてくる。

それらに比べて、消費税というのは麻酔薬のように獲られる税金だ。心臓にほとんど負担が掛からない。こんど消費税が10%となると、可処分所得から年間240万円消費する人は、名目上は24万円納税することになる。今や総額表示なので、開始時には物価が上がったぐらいの感じとなり、やがてそれに慣れてしまうと、ほとんど意識はなくなっていくだろう。心臓に優しい税金なのだが、実態は控除なんてものはないので、バッチリ納税をさせられることになる。

しかし、これからますます世界はグローバル化して、人の行き来が頻繁になり、海外から来る人にとっては消費税の低い国はお得になってしまう。

国民負担率と消費税増税:日本は世界のなかでどのくらいなのだろう

(クリックで大) 注:2009年当時

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EU国などでは食料品などには低減税率や免除があるにしても、これほどの高い税率でいる中で、いつまでも日本だけが5%というのは、国際的には歪な税制となっていることは確かだ。

ここ十年ぐらいを見渡すとデフレや競争の激化で、諸物価は下がることはあっても、ほとんど値上がりはなかった。モノによって違うかもしれないが、1割・2割は下がっているという感覚だ。弁当が270円なんてのもある。20年前だってそんなに安くはなかった。まさに年金暮らしのジジババには天国だ。これがデフレというものだろう。

欧州に旅行に行くと、たとえ円高になってきても、消費税が高いので、安いという実感がない。インフレの物価高も加わるからなのだろう。まぁここで、消費税については、世界と足並みを揃えていくのも致し方がないと思う。

ただし、例えば自動車税や印紙税など過去の遺物のような税金は、その条件として撤廃したらどうだろう。印紙税などはその典型だ。現金の受け渡しが当たり前の時代からの遺物が未だに残っている。

また今や健康保険の納付金のほうが、高額になってきて年間換算をしてみれば、諸税金を圧倒する。こちらも年々上がって来ているようだ。ますます日本は高負担が増える社会主義国家の道を歩んでいるのではないだろうか?

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