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2012年3月18日 (日)

また父の命日がやってきた。久しぶりのオイラのリフォーム工事。このカネで海外旅行にまた行ける。

オイラのパソコンは、どういう訳か冬になると起動しても、連動してモニターテレビが映らない。だから、モニターテレビを一旦OFFにしてONをしなければならない。ある数分間を過ぎないと数回それを繰り返すことになる。で、よーく観察すると、室内温度が15℃以下の場合に必ず起こるようだ。もう慣れてしまったが。

ディスク本体はDELLでOSはVISTA。20インチモニターはACERを4年前に購入。で、ACERってのは台湾製。まさか台湾の気候に合わせて製品が造られているのではないのか?と訝るのだが、まぁ、そんなことはないだろう(笑)。一時真剣に検索を掛けて調べたのだが、未だに原因がわかりません。誰かご存知の方がいらっしゃったら、平常に戻す方法を教えてください。

今年は、気温が低かったせいか、梅の開花が遅れ、早咲きのサクラ(大島桜)と開花が一緒になってしまったのか、山は梅と桜のコラボレーション、咲き競いになっているかのようだ。

今日は、2002年3月21日に逝去した父親の”命日の家族会”。毎年やっています。父親が大好きだったタラバカニを、専門業者からたっぷり量を調達。カニの解凍には、ビニール袋に入れたまま、氷水に漬けておくのが一番良いと、つい先だっての”ためしてガテン”で知り、今年はこの方法で解凍をしています。カミさんは、ローストビーフを作る担当。あとは全員で彼岸の墓参りをして、一年の無事をご先祖にお願いします。その後、皆でカニ・牛肉の武者ぶり喰いが始まります。今、長女家族の到着を待っているところです。

市内にある次女家族の家のリフォームの進行も、そろそろ先が見えてきました。もともと別々だった食堂と居間(元先代の寝室)の壁に開口を空け、直接居間と繫がるようにするのだが、その開口の戸をどのようにするのかが問題だった。・・・・・・・・・・

娘の理想は片引き戸だったのだが、これは、新築なら簡単なことだが、既存の改修となると問題がある。というのは、引き戸が納まる部分も必要で、引き戸2枚分の間口を空けなければならなくなる。ところがそこに2階を支える管柱が存在して、邪魔になる。かといって一般の開き戸では戸が邪魔になる。折り戸がいいのかなとも考えていた。そんなこんなで約半年この工事もほったらかしていた。次女からの強い要求で、思い腰を上げ真剣に調べてみたら、最近は製品の発達で、アウトセット引き戸というのが製品化されているのを見つけた。

これは、戸一枚分の開口が取れれば、吊りレールと床レールで、壁の外側に引き戸が納まるというもの。

アウトセット引き戸:ダイケン

まったく、従来と違ってウェブサイトで、これらカタログを検索できる時代となり、すべてがスムーズにことが運ぶ。次女に早速メールで”これを見ろ”とサイトアドレスを送り、OKとなった。納入も、従来は材木・建材店を通さなくていけない専門業者が占有していたが、今や、どこにでもあるホームセンターで取り寄せてくれる。もちろん発注は先払いとなるが。但し建材には施工に必要な付属部品も多くあり、かなりの専門知識が必要なのは言うまでもないが。

北米では、もっとこれが一般化していて、現地での建築業者(ホームビルダー)は、どこにでもある大規模なホームセンター(ホームディポ等)にほとんどの建材があり、ほとんどの業者は、現場始めか現場終了後に必要なこれら建材を調達して現場に運ぶ。決済はカードで行なうのが普通だ。ここでは、素人もセミプロもプロも関係がない。塗料や衛生器具(トイレなど)・システムキッチンなど、日本の数倍の種類と量を用意している。

未だに、日本では一部の建材は完全オープン化はされていない。もっとも北米では、常に自分の住宅の価値を下げないように、リフォームは休日の仕事となっている。また少年のころから、親の手伝いでリフォームの知識と訓練を受けているので、セミプロの腕前を持っているのが多い。

今、日本ではデフレで消費物価は下がっているが、実は専門業者の行なう工事代金は下がるどころか、上がってきている。時間当たりの労働単価を計算してみると、結構いいカネを取っている。まぁ、件数が減ってきているので、このぐらいのカネを取らなければ、生きてはいけないということだろう。セミプロでも、必要な道具と知識があれば結構なリフォームは行なえるのだが。

今回、次女の家のリフォームでは、その引き戸新設とそれを取り巻く付属工事(実は、この付属工事の方が手間が大きい)と、今まで納戸だったところの造りつけ洋服タンスを解体して部屋を広くして、内壁仕上げのクロス貼りりの再貼り、床のジュウタンを撤去して、高級フローリング張りとし、それにともなう付属工事だった。これで完全に洋室として使うことができるようになる。

フローリング張りは、卓上マルノコ、エアーフィニシャーとコンプレッサーがあれば、短時間で施工することが出来る。既存の幅木手前で新規フローリングを止め、押縁材で幅木に沿って、エアーフィニッシャーの跡と幅木との隙間を隠すのが目的。ところが、このフローリング材と同じ色合いの押縁材は、メーカーはほとんど用意していない。だから押縁に適当なサイズの白木材を購入して、ステインで色づけとニスで仕上げしてから取り付けるという手間が掛かる。この時点で大工さんと塗装屋さんを兼ねることになる。まぁ、たいして難しくはないが。

但し同じ色合いにするのは、素人では大変難しい。まぁ、傾向が似ている用意されている色のステイン塗料を選ぶしかないが、ほとんど色合いは合っていない。これは諦めてもらうしかない。今回はステイン1回塗りの時点でかなり合っていたのだが(結果論として)、つい欲を出して2回塗りをしてしまったせいで、色が濃くなってしまい、そこが目立ちすぎる結果となってしまった。

さあ、残工事は、片引き戸のレール類の取りつけと、裏壁側のPB(石膏ボード)の再張り、そして、その部分範囲に、施工が楽なように、幅木のチリに合わせて、さらに厚9㍉のPBを接着貼りをして、他の部分と同色の塗料を塗ることで最終仕上げとする。既存壁とは開口の周囲で9ミリの段差が出来るが、同色塗料で塗ると、気にならない。逆に面白いアクセントにもなる。

ところで、”張る”と”貼る”の建築用語としての違いなのだが、”張る”というのは接着剤などを使わないでハル方法。クギ・スクリュービス・エアーフィニッシャーなとがメインで留める。これに反して”貼る”は接着剤・糊などをメインで留める方法。クロス張りではなくクロス貼りとなる。フローリング貼りではなくフローリング張りとなる。もちろんフローリングを接着がメインで留める場合にはフローリング貼りとなるが、あまりそれ用のフローリング材は一般的にはない。

そろそろ、長女家族の到着時間が来ましたので、今日の記事は終了します。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像

 

北米のホームセンターは大きい 

建材のほとんどが調達できる。 

Dscn1368_r 

北米住宅の基本は、まず室内全てを石膏ボードで張り 

それをドライウォール工法で、4工程で完璧に下地仕上げ 

その後、塗料を3回~4回吹き付けて仕上げ 

そしてその後、内部造作工事にかかります。 

全ての内部造作施工の基本は 

上から被せる方法の考え方です。 

だから大変合理的施工が出来る。(素人にも難しくない)

Dscn2726_r_2 

ドライウォール工法に依る完璧な下地処理

Dscn2729_r 

スティルツ(DURA-STILTS)という、竹馬のイメージようなものを足に付け

これで施工します。これなら脚立は必要ありませんね。

施工が早いです。

オイラもこれを2セットをカナダで、趣味で購入して倉庫に置いてありますが

いまだ使ったことはありません。宝の持ち腐れかも。

 

 

 

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