橋下旋風で、またまた劇場国政・劇場選挙かい。マスゴミよ、愚衆を煽るのもいい加減にしてほしい。1月朝生を観て。
1月の朝生を録画で観たのだが、今話題の橋下徹大阪市長を相手に、反橋下派論客がブイブイと批判を繰り返していたが、完全に橋下徹の勝ちだったようで。
オイラ、この橋下徹ってのは、未だ100%信用はしていないのだが、大阪府知事時代の実績を見ると、かなり強引に改革をしてきたようだ。まぁ、今まで既得権で安住してきた職員や、従来からの利権で喰ってきたシロアリ、弱者と称する不正受給者達から猛烈な反発がでるのは致し方がない。
そして、昨年の選挙で、府知事を仲間に譲り、今度は大阪市長になって、大阪市を抜本的に改革して、この地域を大阪都にする構想に挑んでいる。オイラ、東京都のことなら、過去15年間住んでいたから、ぼんやりでも解るが、大阪のことになると、なかなか実感としてわからない。
以前東大阪市のことが、話題になったことがあったが、そうとう酷いことが行なわれていたようで。嘗て横山ノック知事なんてのがいたが、どうも大阪人のメンタリティーにはついていけないというのがオイラの印象だった。なにか別の民族のような気がして。・・・・・・・・
面白いのは、”関西といってもヒロウござんす”で、京都人と大阪人はかなり違うようで、お互い馬鹿にしあっているようで面白い。30年ぐらい前、あのヨット単独航海で有名になった堀江謙一と熱海の旅館で、その友人だった館主と3人で夕食をしたが、彼は大阪人なので、京都人のおかしさをイロイロ教えてもらった。そして大阪人のおかしさも。まぁ、大昔なのでその会話の詳細は忘れてしまったが。
どうも、大阪というところは、かなり特殊な地域というのがオイラの印象として残っている。大阪万博の時、高架高速道路から街並みを見下げると、東京と比べて極端に緑地の少ないことが記憶に残っている。それ以後、伊丹空港以外には行っていないので、現在はどうなのか、わからないが。
話をこの朝生に戻すと、討論メンバーは以下の通りで内容は、
大阪都構想⇒日の丸、君が代条例⇒原発問題と続いた。
司会: 田原 総一朗
パネリスト:
橋下徹(大阪市長、「大阪維新の会」代表、前大阪府知事)
東浩紀(批評家、早稲田大学教授)・・・客観的
吉富有治(ジャーナリスト、「橋下徹 改革者か壊し屋か」著者)・・・やや客観的
Vs
山下(日本共産党・参議院議員)
池田知隆(元大阪市教育委員長、ジャーナリスト、「どうなる!大阪の教育」編集・著者)
香山リカ(精神科医、立教大学教授、「橋下主義を許すな!」共著者)
薬師院仁志(帝塚山学院大学教授、大阪市民、「橋下主義を許すな!」共著者)
柳本顕(自民党・大阪市会議員)
この「橋下主義を許すな!」という本の著者は、香山リカ・薬師院仁志・山口二郎の共著だそうで、徹底的に橋下を糾弾した本らしい。まぁ、山口二郎は、16日の”報道ステーション・サンデー”の、2者討論で橋下徹に徹底的に論破され涙目になっていた。この男、従来から民主党政権になれば全てバラ色派の先鋒だった。まぁ、この頃は、民主党政権を支持したことは、リフォーム詐欺に加担したようなものだったと、ブツブツ文句は垂れているが。
そして、今回は香山リカと薬師院仁志との相対決となった。この香山リカって精神科医なのだが、このような政治関連によく出てくる不思議な女。討論で追い詰められると、すぐ精神病の名前を出して煙に巻く癖がある。なぜこの女はテレビで重宝がられ、よく出てくるのかわからない。どのようなバック背景があるのか、発言内容を聞くと、以前からそれほどの人物なのか不思議でならない。ただ左翼系の精神をしていることははっきり分かる。
まぁ、この両者は橋下との討論に、支離滅裂な話で一貫していた。具体的に指摘するのも、あまりにも多くありすぎ、またあまりにも劣化した反橋本糾弾だったので、ばかばかしいので、ここでは取り上げないが。詳しく知りたければ香山リカ
日本共産党らしい意見の山下芳生、毎日新聞からの天下り教育委員長の池田知隆、劣化自民党員の柳本顕らが、これまた劣化意見で入り乱れていた。それらに対して、具体的に現場的に、詳細に反論した橋下は、評判以上の男だとビックリした。しっかり話しが通っていて、ブレがほとんどなかった。まぁ、それほど知事時代を真剣にこなしたのだろう。
しかし、田原総一朗のもとのこの朝生だ、この企画は橋下徹をより全国的に盛り上げるための番組に仕上げたのではなかっただろうか?という疑い易いオイラとしては感じてしまった。つまりパネラーの人選は、軽く橋下が論破できるような、従来から劣化している人物を集めて、橋下の主張をあまねく広く知らしめることに意義があったのでは。
そう、橋下代表の”大阪維新の会”の全国デビューの為にだ。今や近々迫ってくる総選挙の為のガラガラポン(政界再編)の動きが激しくなっているようで。もうほとんど支持が消えてしまった焦りの”国民新党”亀井静香や、沈没しそうな”立ち上がれ日本”の平沼 赳夫、都知事石原慎太郎の、歩く姿がよろよろの3兄弟の摺りよりが痛々しい。慎太郎は都知事で終わる方がいいと思うが。
この頃とみに胡散臭くなってきた、渡辺善美のみんなの党の摺りよりは、いったい何なのだろう。もう党として頭打ちになってきたのだろうか?
オイラ、テレビ的パフォマンスで躍進するいわばタレント議員には、胡散臭くで生理的受け付けない。この朝生の出身で名を売った、辻元清美、福島瑞穂、舛添要一などなどいるが、未だにパフォーマンス発言が多くてゲンナリしてしまう。
橋下徹の主張も分からないことはないが、現時点で”国政に進出”なぞということは、10年早いと思う。二頭追う者は一頭も得ずではないが、それこそシロアリ達がやってきて、橋下自身もボロボロにさてれしまうよ。総選挙に200人の候補者を出すなんて噂もあるが、結局またパフォーマンス政治になってしまう。
有権者は、今回の民主党政権のこの有様で、次の総選挙では、「絶対、民主党には投票しない」が、「絶対、自民党には投票しない」より、大きく上回るだろう。政治に完璧を求めることは幻であり、どちらが良いかしか選べない。そのような中、今度は橋下旋風だと、テレビは煽るが、なんのことはない、また刺激の強い”劇場選挙”をやろうとしているのか?
国政を歪めさせてきた一因には、このテレビ報道を主犯とした、やらせマスゴミがあることを、くれぐれも忘れないようにしよう。
橋下徹も、己の主張の通り、まず大阪市の大改革をすることに専念せよ。弱者だけが最優先される風潮が、日本は多すぎるようになってきた。その結果、弱者を装うものが、堂々と優遇されるようなことが多くなりすぎてきた。とくにこの大阪は。このことにも橋下は風穴を開けると云っている。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像
まぁ、香山リカって名前は可愛いが、
社民党のステルス精神科医という
オドロオドロしい面も持ち合わせているからね。
彼女の頭の中身を見てみたい
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コメント
香山リカって、あまりにもイデオロギー色の強すぎる精神科医で、コイツが政治について論陣をはること事態が問題なのだが。
ところが、なぜかここ10数年、テレビに出演することが多いね。彼女は社民党の隠れ広告塔みたいな存在で、精神科医としては、一般水準ぐらいでたいした医師ではない。
どの筋からの推薦で、テレビ出演なのか分からないが、もう少しテレビ側は人選を慎重にしたらどうなんだい。
投稿: 赤犬 | 2012年2月 1日 (水) 07時04分
香山リカ 精神科医 本名:中塚 尚子 Naoko Nakatsuka
【人物】
北海道札幌市生まれ。小樽市で育つ。東京学芸大学附属高等学校を経て、東京医科大学卒業。
父親は、北海道大学出身の医師であった。
地元の中学校を卒業してから単身上京し、女子学生専用の賄いつき下宿から高校に通学した。
1978年、高校3年生のとき親に買ってもらった三軒茶屋のマンションで独り暮らしを始める。
東京大学理科III類受験に失敗して東京医科大学医学部へ進学、卒業後は北海道大学医学部附属
病院で研修を受けた。大学卒業後、市立小樽第二病院への勤務、神戸芸術工科大学助教授、
専修大学教授、帝塚山学院大学教授を経て、現在は立教大学教授を務めている。
【政治活動】
「九条の会・医療者の会」に参加しており、「マガジン9条」発起人である。
また靖国神社に代わる新たな追悼施設に関しては、戦争責任がうやむやにされるため反対と発言した。
また2007年の参議院議員選挙の際、福島瑞穂とともに社会民主党の政見放送に出演し、過去には
社民党議員である辻元清美が早稲田大学在学中に設立した民間国際交流団体であるピースボートに
水先案内人として乗船する[など、一般に彼女の政治活動は左翼的とされる傾向にある。
また、同様にワールドカップやWBCなどのスポーツの国際大会や北朝鮮による日本人拉致問題などを
例に採り上げて、日本代表を応援する行為などに見られる(著書では若者の)「『日本人』意識の高揚」
を不健全で偏狭な「ぷちナショナリズム」と名付け批判している。
投稿: リカちゃん人形 | 2012年2月 2日 (木) 17時16分
共産主義と民主主義の対立なんてものは、国際金融財閥が作り上げた欺瞞と虚構の構図。
全ては茶番。
世の中で起きることには全てシナリオが存在する。
「金融を掌握すれば全世界を掌握できる(ヘンリーキッシンジャー)」
投稿: テレビ真理教徒 | 2012年6月17日 (日) 12時56分
精神医学は医学ではない・ナチスの科学。
精神病は精神科医が作り出す病。
精神科に通院していない精神病患者は存在しない。
投稿: テレビ真理教徒 | 2012年6月17日 (日) 12時59分