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2011年10月 5日 (水)

ニューヨークの詳細①.。コロンビア大学・セントラルパーク・メトロポリタン美術館・グッケンハイム美術館。

大学時代、近代建築史の試験があって、「”スカイクレーパー”について説明せよ」という問題があった。その頃70年安保の時代で、オイラまったくのノンポリで、大学での授業もいい加減、大学閉鎖で授業ができなかったりで、もっぱらアルバイトに専念。そのカネで遊びまわって、社会勉強をし続けていた(恥らい)。だからぼんやりその問題はわかっていたのだが、長文で説を論じるほど、知識が脳味噌に詰まっていなかった。書いた答えは「超高層ビルまたは摩天楼」で、まぁ、正解なのだが、問題の主旨はその説明だ。だから文字を大きく書いたのだが解答欄は、空白が多すぎた。当然限りなく0点に近かったのだろう。

このスカイクレーパー(超高層ビル)は、米国から始まったわけだが、それはシカゴからだった。当初シカゴに入植した欧州からの移民は、木造で街を造った。しかし、1871年に大火事で全て焼けてしまい、それ以後法律をもって耐火性の強い組石造、RC造、鉄骨造に指導していった。そんな中、地震などほとんどない地域性で、次々ビル建設が始まり、1885年ウイリアム・バロンの設計で、高さ55mの高層ビルが建築され、これが先駆けとなり、ニューヨークのマンハッタン島にも建てられるようになっていった。

ここマンハッタン島は、河の中洲のような位置にあるが、堆積土の土地ではなく、一面花崗岩質の非常に地耐力のある硬い地盤であったため、高層ビルには打ってつけであり、また経済の発展もあり、限られた面積の土地(幅3.5km)に密集して街を造る理由もあったのだろう。当初は都市計画で規則的に区画された(幅の広い道路)のもと、中層・高層の建物が密集したが、やがて効率の便や、シンボル的ランドマークの競い合いで、次々超高層のビルが建てられていった。・・・・・・

もちろんその最大の理由は、エレベーターの進歩と普及にあることは間違いがない。これなくしては、高層・超高層ビルは成り立たない。1902年にダニアル・バーナムが設計した高さ90mのビルをかわきりに、1900年から1920年にかけては、ネオ・バロック様式の超高層ビル(高さ200m超え)。

1920年から1940年にかけては、アール・デコ様式の超高層ビル(高さ300m超え)。1950年から1970年にかけては、国際的デザインのモダニズム様式となる。そして1970年後半から1990年にかけては、モダニズム様式に装飾性を持たせたポスト・モダン様式になって行き、近年には、このニューヨークを発端として世界中に超高層ビルは展開して、また多様性を帯びてきて、何々様式とはいえないほど、自由なデザイン化となっている。

ただ基本は、超高層の特殊性で重量を軽くするため、鉄骨躯体に外壁はガラスのカーテンウォールという共通性があるのみとなっているようだ。現在ニューヨークでは、マンハッタン島と河を隔てる隣地も超高層の建物は増えている。

まぁ、大学当時、このように説明解答をすれば、満点以上を取れただろうに。

前書きがいつものように長すぎましたが、今回見学・訪問した名所について、記事を進めます。

マンハッタン島は、方位として北東が大陸側に、南西が岬になっていて、そこから先に自由の女神像があるリバティー島、移民の入管手続きの処理をしたエリス島がある。グーグルアースを使って、セントラルパークの上部から岬まで、3分割した俯瞰地図に今回見学した場所名を記入したものを作成して、それをファイル化して貼付しました。それに従って名所の説明をしていきます。

(以下画像クリックで大)

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コロンビア大学

長女の旦那が、ここのコロンビア大学院を卒業しているので、行かないわけにはいかない。よく仕事で通ったバンクーバーにある、UBC(BC州立コロンビア大学)にも行ったことがあるが、キャンパスの広さは、バンクーバーの方が広いみたいだが、施設の内容的には問題にならないほどの規模に驚いてしまった。因みにこちらは公立ではなく私立大学だ。

Dscf8818_r 大学の正門

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アジアからの留学生も多く見つけた。多分中国人・韓国人だろう。この頃日本人の留学生が大変減っているそうだが、ほとんどの国の大学の卒業と入学が9月・10月なのに、日本だけが4月入学という時間差が災いをしているのは確かだ。つまり、日本で就職する場合時間差で大変なハンディーを背負うことになる。特に大企業に就職する場合、下手をすると就職浪人になりかねない。

それでも景気の良い頃は各企業は留学組を優先的に採用した時期もあったが、卒業時期の違いもあるし、果たして有能な戦士となってくれるのかという疑念も涌いてきたのか、消極的になり、結果として留学生が減ってきたのかもしれない。また不景気で金主元の親にその余裕が無くなったこともあろう。因みにこのコロンビア大学はアルバイトは一切禁止だそうだ。学生用ショップ(Bookstore)で”COLUMBIA”の名前入りの品物を土産に買った。

セントラルパーク

丁度訪れたのが日曜日だったので、公園内には多くの人々で溢れていた。高層ビルに囲まれた、横幅0.85km縦幅4kmの有名な公園だ。池が多く冬場にはアイススケート場にもなる。公園には、このマンハッタンの地盤の良さが分かるようにか、地盤から突き出した岩礁がいくつもあった。因みにここの地層からは、かつての恐竜の化石も見つかっているそうだ。

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開発前は一面このような地盤が続いていたのだろう。

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ところどころで、自分の演奏を披露していた。もちろんチップを当てにしている。ジャズありクラシックありで、皆本格的な演奏で感動した。急がなければ、ずっと聴きほれていたかった。

Dscf8751_r テンダリー(Tenderly)の曲が良かった。チップを弾んだ。リクエストをしたかったのだが、時間がなかったのでやめた。

Dscf8755_r この女性はクラッシク。ショパンの曲だった。

Dscf8758_r 大変楽しい演奏だった。もちろんクラッシク・ジャズ。

Dscf8769_r これは子供も参加の合唱。もちろんゴスペルかかったジャズで、自分達の音楽CDのセールスも熱心だった。

その他、多くのこのような演奏を各場所でやっていた。

Dscf8753_r まぁ、公園内はこのような雰囲気が続く。もちろん入場無料で新宿御苑のようにカネを取ったりしない。

メトロポリタン美術館

この公園の一角にある、ニューヨーク最大の美術館。作品としては、約200万点以上でその1/4が展示されている。有名な画家の作品がところ狭しと並んでいる。思いついた画家のほとんどの作品を見ることが出来る。また、ギリシャ・ローマ美術、アフリカ・オセアニア・南北アメリカ、近代美術、欧州彫刻・装飾美術、中世美術、武器・甲冑、エジプト美術、19・20世紀の欧州絵画・彫刻、欧州絵画、素描・版画、古代中近東美術、アジア美術、楽器・写真と切りがない。オイラその一部しか見なかったが。そうそう日本コーナーでは初めて見た江戸の浮世絵を見ることができた。素晴らしい浮世絵だった。米国の覇権の力とカネの力を見せ付けられたような。まぁ、それだけ文化の見識が高いとも云える。

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フラッシュなしなら、写真撮影はまったく自由。幾つかオイラが、一部気まぐれに撮影した作品を羅列してみる。どれも覚えのある作品ばかりだ。解説はつけません。

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グッケンハイム美術館 

そして、この公園に接した5th AVE(5番アベニュー)の通りには、様々なミュージアムが並んでいるが、そのなかで有名なのがこの美術館。これは展示作品より、建物が有名なのだ。設計は、日本のかつての帝国ホテルを設計した、フランク・ロイド・ライト。らせん状の緩やかなスロープの壁面に特設の作品が続き、所々常設の作品ブースがある。外観もそうだが、館内は全面ユセ・ホワイト色の一色塗料で吹き仕上げられていて、大変上品さを感じさせてくれた。ラスベガスの”フォーシーズンズ・ホテル”の館内壁面の色合いはこれを参考にしたのかもしれない。

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ここで特設として展示されていたのは、李 禹煥(リ・ウーファン、LEE UFAN)という前衛的作品で、座布団に岩を乗っけたのが数個並んでいたりの作品類で、オイラにはなかなか理解ができなかった。日本で活動しているみたいだが。その彼のスポンサーは、掲示されていたのを見ると、韓国の電器企業SAMUSONGと、Korea Fondation(韓国国際交流財団)、そしてJapan Fondation(日本国際交流基金)となっていた。韓国人になんで日本の税金をつぎ込むのか分からない。日本の芸術家がだらしが無いのか、もっと頑張れよ。そうとうこの特設にカネを出しているようだ。

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マンハッタンの道路は、縦道路がAVE(アベニュー)、横道路がSt(ストリート)で表示されている。またStも、5th AVE(5番アベニュー)を境に、W**St(西の**ストリート)、E**St(東の**ストリート)と表示され、慣れてしまうと大変案内が分かり易い。

この記事の容量が大きくなってきましたので、次のマンハッタン島中部の説明は、次回記事と致します。

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コメント

大変次元の低いコメントを頂きました。削除しましたが。
6日12;25着のIPアドレス:74.232.142.221・リモートホストadsl-074-232-142-221.sip.asm.bellsouth.netさんへ。

>・・・ついでにひどい学歴コンプレックス!??長女の夫の学歴、自分の高校名は書いても、オイラの大学名は出さない(笑)・・・・<

「そういうお前の大学はどこなのか」と。
オイラ、日本大学理工学部建築科の卒業だが、70年安保で大学閉鎖が多く、ろくすっぽ勉強をしないで卒業しました。だからか、大学の思い出はあまり記憶が少ないです。学歴コンプレックスはまったくありません。大学で勉強しても、実社会に出るとあまり役には立たないことが多くありますからね。東大出ても所詮あの程度です。

コメントは、匿名とは云え、普段の自分の鬱憤を晴らすとろではありません。自分を恥じてもらいたい。もっと大人になりなさい。

投稿: オイラ | 2011年10月 6日 (木) 18時28分

ワシントンDC、ニュヨークとも大変懐かしいです。嘗て半年間ですが、ニューヨークで生活をしました。常に世の中変わりますので、諸物価の金額は参考になります。

次元の低いコメントは、私もブログをやっていますので、結構頭に来る事があります。反対なら理論的に反対論であれば載せますが、ヤッカミ、ヒガミからくる的外れな中傷って嫌ですね。

コメントの全容はわかりませんが、義理の父親が、義理の息子の出た大学を誇りに思うことは当たり前じゃないでしょうか。エリート校ならなおさらでしょう。それをブログの中にさらっと書いてなにが悪いのでしょうか?理解できませんね。

以降の記事を楽しみにしています。

投稿: 久美子 | 2011年10月 7日 (金) 09時40分

私もブログをやっていますが、上記のような低俗なコメントがよく来ますよ。ときには「バカ、死ね!」なんてのも(笑)。殆ど削除してしまいます。とくにエロ系誘導の紹介コメントも多いですからね。エロ系でなくても、このように妬み発祥のコメントも多いです。

削除には二通りあって、まったくの削除と迷惑コメント削除があり、後者は迷惑コメントとして保存されます。もし先々何かがあった時用の証拠になりますから。もちろんオイラさんもそうしていると思います。

このリモートホスト:adsl-074-232-142-221.sip.asm.bellsouth.netってのは、一般の国内のプロバイダーではないですね。米国系でよく見るアドレスです。暇な時に調べてみます。

投稿: 陳湖臭 | 2011年10月 8日 (土) 06時32分

オイラさん
コイツこそ、学歴コンプレック、、実力コンプレックの見本のような奴。バカの見本だね!
相手にしないほうががいいですよ。

投稿: 青空 | 2011年10月 8日 (土) 19時44分

ミーチャンハーチャンさん

このリモートホストの解析をしました。別途コメントで投稿します。この方は非公開扱いとしてください。

この手のコメントに私も迷惑しているので、時には仕返しをこころ見る場合もあります。マナーについて何の考えもない若造が多くて、お互い不愉快な思いをしますね。

投稿: 陳湖臭 | 2011年10月13日 (木) 14時01分

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