ニューヨーク詳細③。ワシントン・スクウェアー・自由の女神像・ウォール街・グラウンド・ゼロ
ホテルには、インターネットの設備はある。今やコレ常識になっているようだ。スペインの各ホテルもそうだった。しかし、ホテルによって料金は違うようで、ワシントンDCでは、無料だったが、ニューヨークのホテルでは、5台設置されていて、自動機なのだが、30秒1ドルだって。最初わからず1ドル札を入れ込んだら、あっと言う間に切れた。それで5ドル札を入れて、すばやく検索に”sankei”と入れて、産経新聞のウェブニュースを見た。なんたって検索をかけるにしても、日本語変換が出来ないので、ローマ字で入れるしかない。おいらのブログの表題が、ローマ字でも載せてあるのは、外国での検索の為なのだ。そこから、愛読ブログにすばやくリンク出来るようにしてある。あとは日本語ページの中で、検索したいセンテンスがあればそれをコピペして開くようにしている。
そんなこんなで、9月27日にニューヨークのホテルのPCで、”小沢秘書3人に有罪判決”を知ることができた。本当はこの小沢問題は長年記事で追い続けてきたので、早く記事を作りたとウズウズしているのだが、この出張シリーズの記事を終えなくてはならない。
両都市でのホテルでのテレビも、NHKの放送は皆無だった(時間帯の関係で見れなかったのかもしれないが)。昔はやっていたが、今はやめたと聞いているが、実際はどうなのか分からない。ワシントンDCのホテルで・・・・・・・
ガーデンで知り合った同じ年代の夫婦と赤ワインを飲みながら長話をした。もちろんオイラ、ブロークン英語だからと、前もって断わっておいた。なんでもテキサスから来たらしい。偶然だが同じ建築設計で、建築設計のことで話に花が咲いた。旦那はオイラより少し年上だが、まだ現役で勤めているそうだ。その代わり休みはいつでも取れるそうで、今回もそれで来たとのこと。日本で言うと、退職後の嘱託のようなものかもしれない。
日本の丹下健三、安藤忠雄など知っていた。娘も建築図面作成(プログラマー)をやっていると云っていた。ワシントンではフランク・ロイド・ライト設計の建物を観るんだといっていた。かつての日本の帝国ホテルはこのライトの設計だが、もう今は無いことを残念がっているので、これは名古屋にある明治村に移築されていることを教えると、驚き喜びだった。もっと英語が出来れば深い話ができたのにと残念だった。
これら2つの都市は、まずは米国各地からの観光客、欧州からの観光客、メキシコ・南米からのスペイン系・ポルトガル系観光客、そしてアジアからの観光客という印象だった。アジアからは、今は日本人より中国人の方が多いかもしれない。海外に出ると、日本人なのか、中国人なのか、韓国人なのか分からなくなってしまうのが面白い。白人の世界でも同じだろう。
さて、ニューヨーク3分割の最後の南西岬方面だが、
(以下画像クリックで大)
最初に泊まったホテルは、このワシントン・スクウェアーの近くだった。この付近はニューヨーク大学の校舎がいくつも分散している。前々記事の通り、昔はあまり治安の良いところではなかったそうだ。ジャズ・クラブも多く集まっている。ヤクの密売なのか、早々に数人の警官が、男を捕まえて、パトカーに乗せる現場を見た。
次に、ウォール街などがある地域を拡大した。
自由の女神像
岬のバッテリー・パークにある、フェリー乗り場に着いた。ここから、船で自由の女神像のあるリバティー・アイランドに行く。ところで今回各名所に行くのに、事前に日本でニューヨーク・シティーパスを予約カード決済を済ませて行った。6つの名所の各行列をスキップして優先的に入場することが出来る。現在1人約6,000円で全部行くのには割安だ。最初にその予約プリントを持って、ここの販売所で本券と変えてもらった。以後、残りの施設も行列をスキップして入場が出来た。
まぁ、自由の女神像だが、その回りを一周した。カフェテリアもあり、土産ものも売っていた。また像内に入って展望もできるらしいが、それはオプションみたいなのでやめた。
もっと腕のいい画像なら、自由の女神像ニューヨーク
ウォール街
また、船着場に戻って、歩いてウォール街に向かった。土曜日だったからか、ビジネス街はお休みだったせいか、観光客ばかりだった。中のストリートに入っていくと、なんとたくさんの警官が警備していた。道路には防備鉄柵がアッチコッチに置かれていた。ものものしい雰囲気。実はこの日が24日。数日前から今大きく報道されているウォール街金融を糾弾するデモ隊がその準備のためすぐ近くにあるズコッティー・パークに集まって、警官とにらみあっていたらしい。これ日本に帰ってから報道で知った。丁度上地図では、記入もれなのだが、”トリニティー”とある場所だ。オイラ達そこを通ったのだが、知らないので何かのお祭りかなと思って通りすぎた。30日にはすぐ近くのブルックリン橋でデモ隊と警官が揉み合いになり、500700人の逮捕者をだしたとか。今は全米に広がりつつあるらしい。
超特大の米国旗を貼り付けた、ニューヨーク証券取引所を探したが、それがない。どうも休日は国旗を降ろすらしい。ちょうど道路が広くなっているところだった。
国旗は降ろされていた、柱に国旗を掲げるためのロープが、設備されていた。
フィラデル・ホール・ナショナル・メモリアル。よく見かけるのだが、この蒸気の出ている筒は何なのだろう。工事中のところにある。
近くにティファニーの支店があった。こちらはリニューアルされていて、豪華だった。もちろん見るだけだったが。
グラウンド・ゼロ
ウォール街から歩いてグラウンド・ゼロに行った。丁度11日の10周年のセレモニーが終わったあとだった。周囲はすっかり観光地化されていて、仮設だが高所から眺められるよう、歩道橋が建設されてあった。回りの建物の1階は飲食店やら、土産物店、関連店に変わっていた。
当初、9・11メモリアルの設計コンペがあり、日本人も応募したが、結局マイケル・アラッドの案が入選して、彼の案の設計で造られた。例の池のような2つの施設だ。これ周囲から下に均等に柔らかい滝が落ちるようにするのに大変気を使ったそうだ。10周年セレモニーまでに完成が間に合ったようだ。
ここを見ることも出来たが、入るのに行列が出来ていたので止めて、周囲の歩道橋から眺めることにした。
メインの場所には、犠牲者の名前刻まれたの銅製のレリーフがあり、今も追悼の花束が置かれていた。
今、再度ニューヨークで再度最高の高さの”1ワールド・ドレード・センター”が建設中だった。これ建築家デイビット・チャイルズの設計。高さは541mで108階建てだそうだ。画像は建設中のこの建物。低層階は。四角形でテロが爆弾で突っ込んできても大丈夫のように、高強度コンクリート造、そこから上階は、超長三角形を上下組み合わせたような、8っ角形で、最上階に行って四角形になるというデザインだそうだ。来年完成予定とか。
それだけではない、今後この地に建設され進行中なのは、
ワールドトレードセンター跡地は、1 ワールドトレードセンターを含めて6つの超高層ビルと記念碑で再建される。
1 ワールドトレードセンター: 2013年完成予定。541m、108階建て。
200グリニッジ・ストリート(タワー2): 2015年完成予定。411m、79階建て。
175グリニッジ・ストリート(タワー3): 2014年完成予定。378m、71階建て。
150グリニッジ・ストリート(タワー4): 2013年完成予定。297m、64階建て。
130リバティ・ストリート(タワー5): 2014年完成予定。226m、42階建て。
7 ワールドトレードセンター: 2006年完成。高さ226m、52階建て。
国立9.11記念碑・博物館: 2011年完成予定。
とのこと。だからこの辺一帯は工事でひっくり返っている。さすが凄い。腐ってもニューヨークだ。この国の経済力を見せ付けられた。もっと良い画像は、グラウンド・ゼロを参照してください。
約1週間半の滞在でした。帰路につくためホテルから、シャトルバスに来てもらい(ホテルで受付決済)、幾つかのホテルの客と一緒になり、有料道路(6.5ドル)を通って、ジョン・F・ケネディー国際空港に到着し、また13時間の空の旅で無事帰宅しました。付近にニューアーク・リバティー国際空港とラガーディア国内空港があるせいなのか、思いのほかバカでっかい空港ではありませんでした。
以上ご拝読ありがとうございました。
一粒で二度おいしいオイラのブログ: 今日の音楽動画
もうニューヨークは秋ですね。
Autumn In New York - Sweet Jazz Trio
Billie Holiday: Autumn In New York
| 固定リンク
« ニューヨークの詳細②。ティファニー、ニューヨーク近代美術館、国際連合、タイムズ・スクウェアー、ロックフェラー・センター、エンパイヤー・ステートビル。 | トップページ | 「国民の生活が第ー」だと?本当は「小沢のカネが第一、小沢の権力が第一、小沢の命が第一」だろうが。 »
コメント
BSで、2・11の件のドキュメンタリーでやっていました。このグラウンド・ゼロの件も。よくあるリベラル派はここを全て、メモリアル公園にしろだとか、ビルの再建設に反対運動があったようですね。
しかし直ぐ近くには、バッテリー公園という大きい公園もあるようですね。経済を無視して、何でも公園にしろという主張には、バカらしさを感じてしまいます。日本でも同じです。
投稿: 陳湖臭 | 2011年10月 8日 (土) 06時15分