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2011年9月17日 (土)

いつまでも”トンデモ説”がこの世に徘徊している。巻き込まれないようメディア・リテラシーを働かせましょう。

10年ぐらい前から加齢性の老眼が進んでいるせいか、文字が見難くなってきている。もちろんそのような時は老眼鏡を掛けるわけだが。若いときから目だけは良いというのがオイラの自慢だった。しかしこのように悪くなってくると、まず品物を買っても文字が小さいので、説明書を読まないことが多い。老眼鏡を掛けるのが面倒くさいからね。PCのモニタを観るのにも、度数1.5ぐらいの老眼鏡を掛けてでないと、はっきり見えない。これでも年齢的平均から見れば、目は良いほうらしい。

しかし、ここ1年ぐらいもっと進んだようで、イライラするほど見づらくなって来た。少しでも暗いとさらに見づらい。また長時間テレビを観てるとすごく眠くなる。孫とのアップ写真があったので、それをよく見ると、かなり上瞼が垂れ下がってきているような。まぁ、かつての美少年・美青年がこのザマなのだが。(笑)そこで今日の朝、試しに、上瞼を引き上げてセロテープで止めてみたら、アラ!なんとバッチリ見えるではないか。カミさんにその顔を見せたら、「笑わせないでよ!」と冷たくあしらわれたのだが。まぁ、オイラとしてはカガミを見ると、今より10歳程度若返った容貌に見えるのだが。

そこで、ネットの検索を掛けて調べてみたら、どうも”眼瞼下垂”らしい。瞳孔に上瞼が少し被さってきて、それが原因で見えにくくなるということ。それプラス老眼とオイラの場合二重苦ということになっているようだ。眼科で検査してもらい、眼瞼下垂の診断を受けてもらって、手術で上瞼を縮めてもらえばいいらしい。この場合は保険がきくそうで、5~6万円で済むとのこと。顔も若返るそうだ。やってみよーと!

さて本題。

そんなこんなで、今やネットからの情報はオイラには欠かせない。しかし反面、”トンデモ説”が蔓延っているのもネットの世界でもある。・・・・・

まだ、インターネットのないころから、これら”トンデモ説”は”トンデモ本”として蔓延っていた。ネットの世界になってから、ますます元気でトンデモ説を撒き散らしている。

誰でも、覚えているのは”ノストラダムスの大予言”だ。これ、1973年に五島勉著作で発刊された。「1999年の7月に人類が滅亡する」ってやつ。こりゃ大騒ぎになった。この本3ヶ月で100万冊のベストセラーとなり、その後も売れ続け450版となったそうだ。これに朝日新聞や他の新聞社、各テレビ局も、さらに映画会社も乗っかり、大騒ぎ、大儲けをしたわけだ。

だんだん、1999年が近づいてくると、マジ信じてしまう者が続出して、そこに付け入ったカルト的宗教も一枚加わった。オウム真理教が流行ったのに、これも影響している。いわゆる”末世思想”というやつだ。この1999年のころまでは、もう一つ、”コンピューターの2000年問題”というのがあった。それまでコンピューターに埋め込まれた年数は下2桁で行なわれていて、2000年になると00年ということになり、100年前の1900年と解釈してコンピューターが誤作動を起してしまうと。その結果、最悪旅客機までも誤作動を起して墜落するなどと。これを改善するために大金出してプログラムを修正してもらったりで、世界中ITバブルにも拍車を掛けた。結局たいした事態にはならなかった。つまり嘘だったのだが、これら2つ嘘が合わさって、ますます”世界は滅亡する”というインチキ話が盛り上がっていったのだった。

もちろん日本ではこの五島勉だけではなく、胡散臭い面々もそれに乗って、しっかり儲けたわけだが、マスメディアが後押ししているのだから、この胡散臭い説はいっこうに納まるどころか大反響となった。もちろんまともな批判を行なった作家もいた。高木 彬光の”ノストラダムス大予言の秘密 1999年7月はたして人類は滅亡するか!”などがあったが、マスメディア相手にはブレーキが掛からなかった。オイラもこの本を読んで、安心したものだった。付言だが彼の「白昼の死角 」は大変面白かった。

この五島勉と云う男、公序良俗を犯した罪で裁きを受けるどころか、今年81歳でこれまで嘘で儲けた金でしっかり余生を送っているようだ。マスメディアは自分達も多いに加担したので、彼らを糾弾するわけにいかないでこんにちまできている。

今、ネット界で”トンデモ説”の帝王たちといえば、副島隆彦(そえじまたかひこ)らであろう。彼は、小室直樹の弟子だと自称しているが、とんでもない。まぁ、要するにあまりのも”トンデモ説”すぎて、まともな者なら考えも付かないことを、捏造理論を駆使してネットで発表して、その反響を当て込んで本を出し、本が売れその知名度で講演会で大儲け。という卑しい根性なのだ。     副島隆彦

もともと彼らのネタは、外国に転がっている”トンデモ説”見つけてきては、それを日本人用に加工したものだ。

例えば、彼の有名な本に『人類の月面着陸は無かったろう論』 なんてのがあり、これも外国のトンデモ説に飛び付いた結果だ。最近この件で指摘された「これは地球上のスタジオで撮影された」という説に反証としての実験が示されている。

疑問1. 月面での米国国旗が、空気のないはずの月の空間でなぜはためいているのか?

実験1. 真空空間を作り、その中に米国国旗を同じように設置して、動かして見た(実際に宇宙士が触れている)。すると重力がないので、かなり長く揺れることが分かった。つまり空気がなくても揺れ続くことが、はためくように見えるのだ。

疑問2. 水気がないのに、なぜ宇宙士の靴跡があんなに鮮明に残るのか?

実験2. たしかに砂が乾いているときは、あんなにくっきり足跡は残らない。湿っていれば、くっきり残る。しかし砂の粒子を調べてみると、地球上の砂の粒子は、風雨に晒されて滑らかで湿気(水)がないと跡は残り難いが、月面の砂の粒子はいわば金平糖のようにとがっている。それらが絡みあうから、くっきりのこることが分かった。

疑問3. 月面で宇宙士が歩いたり、飛び跳ねたりするのは、地球上でもスロービデオで再現できる。

実験3. 実際に貨物機を飛ばし、80キロの装備をして無重力実験をしてみた。月面での行動と同じような歩き方、飛びはね方に再現された。

この実験では、他にも指摘されていた疑問を全てクリアーしてくれた。これら疑問だけを寄せ集めて、だからアポロは月面には行っていないと理論武装すれば、一般人は信じてしまう。この副島隆彦もそれらを拾い集めて「だから、アポロの月面着陸は嘘だ」と。

実際には、

【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は6日、周回探査機「ルナ・リコネサンス・オービター」(LRO)が、39年前に最後に有人月面着陸したアポロ17号の飛行士が探査した場所を撮影した画像を公開した。宇宙飛行士が歩行した跡が鮮明に写っている。  

画像には、アポロ17号の着陸船「チャレンジャー」の着陸地点から、実験機器を置いた付近まで、100メートル以上にわたり、飛行士が歩行した跡が太い線のようにつながって見える。  月面車が走行した車輪の跡も、着陸船付近を中心に平行線になって残っている。(2011/09/07-10:25)

Ldgtkjhu

この件に関してもっと詳しくは、そしてその実験ビデオも・・・・

副島隆彦はじめ「アポロ月面着陸は捏造」と主張した輩は土下座せよ!

やはり同じように、この副島隆彦らは、

「2001年9・11の貿易センター崩壊は、事前に爆弾を建物内に仕掛けてあり、大崩落させるための陰謀だった」なんて”トンデモ説”をどこかで拾ってきて、アッチコッチでネットで拡散。胡散臭い掲示板で有名な”阿修羅”でも1年前まで、特集を組んでトップページに捏造理論構成での検証ビデオを載せていた。

また聞き捨てならないのは、人工地震説だ。HAARPとかいう地球物理学兵器を使って、ある勢力が陰謀として人工地震を起させたとかいう”トンデモ説”。これも捏造理論でグラフまで使って。これには梶川ゆきことかいう民主党議員のアホ女まで加担している。

梶川ゆきこ

今回の3・11大地震もそうだと。スマトラ大地震・四川大地震・阪神大地震もだと。まさに基地外の水準。天童よしみに似ているが、こんな議員をまた当選させるのかい?

今回の放射線についても、年間1㍉シーベルと以上は危険だと。またまた新たに東大教授児玉龍彦なる人物が現れ、国会の参考人として糾弾していたが。1㍉シーベルト以上の土は全て除染しろだと。そんなことを簡単に言うが、それをするには約80兆円掛かる算定も出ている。コイツあの詭弁師の金子勝と同級生で仲がいいらしい。医療アイソトープの専門家らしいが、臨床的に微量放射線が人体に与える影響の研究なぞしていない。ただ政治的数値の1~20㍉シーベルト信者だろうが。その関係の著作も急遽作って、発売中。名前も売れてきた。講演でもテレビでも引っ張りダコとこか。一発屋の匂いがするね。

児玉龍彦

未だに、微量放射線の年間100㍉シーベルト以下については、人体に影響が出るということは臨床的には実証されていなく、また100㍉シーベルト以上ではガン発生0.5%増加するかもという推定される程度なのだが。別の専門家は微量放射線は逆に体には良い結果を出すという研究結果まであるのだが。

まさに、この世は”トンデモ説”が多いのだが、何らかの我欲が発端になっているだろう。また現代の世の中、メディアがそれを高い値で買い取ってくれる空気があるに違いない。

トンデモ説ができるプロセス

トンデモ説の成り立ちはすべてこのパターンで説明できるように思う。   

1)従来説では説明できない現象を発見した。   

2)何か常識とは違うことが起きているに違いない。   

3)よく考えたら従来説の範囲で説明可能だった。   

4)でも常識に反することが絶対に起きていないとは言い切れない。   

5)否定したいなら常識に反することが"起きてない"ことを証明せよ。

普通は「常識に反することが起きている」と主張する側がそれを証明しなければならないのに、「常識に反することが起きていない」ことの証明を求める。証明責任を「常識」の側に転嫁しているわけだ。

”トンデモ説”というのは大昔からあった、レガシー・ビジネスモデルなのだが、このネットの時代になって、ますます繁殖する傾向にある。しかし反対にネットでは、それを批判・糾弾することも出来る。なんといっても”思想・表現の自由”で守られているから、大損害を与えない限り、トンデモ説ホラ吹き人物を取り締まることは出来ない。そこに付けこんでくるわけだ。まぁ、オイラとしては、名前と写真を晒して、批判・糾弾するという小さな影響しか与えられないのが歯がゆい。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の動画

  近々、所要でワシントンDCとNEW YORKに行く予定。

  今ネットで検索の真っ最中。 

 ワシントンDCからNew YorkまでのAmtrak鉄道のチケットを予約したり 

 ホテルを予約したり 

ブロードウェイのミュージカルを予約したり

ジャズボーカルの聴ける店を捜したり

全行動予定表を作ったり・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかしまぁ、何と云っても、New Yorkでこれを聴きたい。

New York,New York - Frank Sinatra

New York, New York (Theme song, 1977)

Frank Sinatra New York New York with Tony Bennett

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コメント

今、ワシントン・ニューヨークは結構警戒が厳しいですよ。お気をつけて!

土産話を待っています。

投稿: アイヤー | 2011年9月18日 (日) 17時54分

トンデモ説には、

済州島で、自分達が若い女性達を捕まえて、軍徴用の従軍慰安婦にしたなんて嘘の告白証言を作った吉田清治とか、南京30万人大虐殺なんて朝日新聞共催のトンデモ説もある。NHK工作トンデモ説も多い。

投稿: 秋の空 | 2011年9月19日 (月) 14時46分

この手の話は都市伝説に似たところがあります。

様々な都市伝説はその都市や時代のバイアスそのものがかかっているようです。

その時代の人々の識意思下の欲望や、様々なものに対する不安、その時代にある、様々なシステムへの不信感や願望、恐怖・・・

都市伝説やトンデモ説は それらの簡単なインデックスと考えることができる、と思う人もいるようです。

この考えの元の話は「立喰師列伝」と言うくせの強い異色の作品です。

私も、なるほど、と思いました。

投稿: | 2015年3月26日 (木) 10時27分

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