2009年の政権交代は素晴らしかった!但し反面教師として!
オイラ、つくづく思うのだが、やはり2009年9月からの民主党による政権交代は、反面教師として、将来の日本のためには良かったのではないかと思うようになってきた。
今年で戦後66年経っているらしいが、米国GHQの占領下で今の憲法の下地が作られ、当時GHQは日本の軍閥、財閥を解体するため、共産主義者・社会主義者を操り、メディア管理(統制)を行い、今までと違う米国に従順な国造り政策が行なわれた。しかし、やがて東西冷戦、そして朝鮮戦争に至る過程で、ソ連・中国に庇護されて、行き過ぎて来た共産党・社会党に頭を抱えるようになり、日本政府を通して弾圧をかけるようになっていった。
それでも共産党・社会党などは、ソ連・中国の援護もあったりて、その活動は盛り上げっていった。まぁ、その後ソ連と日本共産党は、やがて決裂したり、社会党も独自路線を歩んだり、やがて様々な失敗でソ連は崩壊し、以前のような東西冷戦は消えてしまった。まぁ、米国を代表する欧州も含めた民主主義国家が勝ったわけだが。
まぁ、そんなこんなで日本国家も、戦後66年間を経て現在があるわけだが。・・・・・
その間1955年から、一時を除いてほとんどを自由民主党が政権をになってきた。別に一党独裁体制ではなく、その都度公正な選挙によって継続してきたわけだが。しかし「権力は腐敗する。絶対的な権力は絶対的に腐敗する」なんての言葉通り、度々の腐敗発覚。またその権力構造からか、政・官・財癒着の問題化、野党であった社会党との裏取引で政権を維持してきたが、やがて村山政権で、社会党の不見識・矛盾・恥部も発覚したりして、社会党は毒饅頭を喰らってしまって解党。党員はアメーバーのように、民主党・社民党・その他に離合集散だ。
1996年発足の民主党は、これら根本的イデオロギーの違う議員のサロン化となり、やがて、選挙屋小沢一郎率いる自由党(田中角栄直系の旧経世会がほとんど)と2003年合併してから、野党お得いの政権批判は、ますます巧妙に、力を強めていった。なんたって選挙屋小沢のもと。小沢はとにかく以前の政党解散でくすねていた膨大なカネを使って、マスゴミを抱き込んだ。各新聞社の記者、テレビ局、番組制作者、タレント、政治評論家、学者、などなど抱き込み総動員で、2009年8月の選挙を目指して完璧な態勢を引いていった。
一方、菅直人側は、左系勢力をフル回転して、左系運動家の大協力で各候補の選挙運動に猛進した。もちろんその中では、興石東を筆頭に日教組、その他連合、自治労の一部、左系組合、などなど万全な体制を引いた。そして福島瑞穂・社民党との連携もしていった。
選挙の民主党の”公約”は、”マニフェスト”と当初舌を噛みそうな名前に変え、北川正恭という民主党系元議員と元知事を経た御用学者に、「今までの政党公約とは全然違う、実現を確実に約束したマニフェストというものに、実現させる政策をしたためる」とメディアで吹聴させ、どう考えても財源的に疑わしいと思われる約束を数多く並べ立て、浮動票集め対策をした。いわば有権者を思考停止にさせた。また有権者の”我欲”をそそった。
子供手当て、高速無料化、ガソリン税の廃止、農家の戸別補償、基礎年金の保険料の国の負担化、高校無償化、などなど数え挙げたらキリがないほど並べ立て、財源は?と聞くと、「特会含めて200兆円、その1割は埋蔵金として発掘できる。なんぼでも出てくる。また公務員給与の2割削減で、恒久的に財源は出てくる。だから本物だと。
オイラの知人で、年金をほとんど払っていなかったのが、民主党政権になったら、基礎年金だけは、65歳から満額払っていた人と同じようにもらえると錯覚して民主党議員に投票したり、高所得者の奥さんでも、月額子供1人に付き2.6万円もらえると、その分私の贅沢に金が使えると張り切って投票した。車好きは、本音として有料道路が無料になり、ガソリン代も安くなると。
愚衆有権者は、それらに乗せられ、民主党の候補者に投票をし、なんと衆議院300以上の議員が当選した。まぁ、各候補者、民主党であれば、日教組の運動員であろうと、出入りのオバサンであろうと、風俗レポーターであろうと、キャバクラ嬢であろうと、誰かの愛人であろうと、基地外人であろうと、ほとんど当選した。
左系嫌いの人も、鳩山・小沢はもともと保守系だと。菅直人らは心配だが、保守系路線で行ってくれるだろうと。なんたって、北川正恭らがマニフェストの信頼性を保証しているではないかと。また、自民党の”政治とカネ”問題はもうなくなる。これからはクリーンな政治が行われると。
先々週もこの北川は”新報道2001”にコメンテーターとして出演。肩書きにマニフェスト選挙推進者とあった。コイツ今の民主党のマニフェストに関して総括なんて全然していないで、シラットした顔で出演。偉そうに何かノタマッテいたが。もう恥ずかしいから、テレビになぞ出られないと思うが。厚顔無恥だね。次の選挙に出馬するためテレビで顔を売っておきたいのかしら。
そこに至るまで、民主党左系は、陰のルートで自虐史観を日本人に徹底的に植え付け、マスゴミはそのような世論作りに協力した。NHKだって一部のソレ系の人物達の扇動にそった番組作りで協力した。テレビ界からも多くの立候補を出し、またテレビ番組を使って世論盛り上げた。
結局この2年間は何だったのだろう。アッパレとでも言うか、すべてのバラマキのマニフェストは、4年間で16.8兆円の埋蔵金の発掘で当てると云っていたが、各省の準備金・予備費を取り崩させ、やっと3兆円。この先見込みはほとんどない。だからこの埋め合わせで赤字国債発行は、憲政始まって以来の高額だ。それでも実現できる見込みはない。とうとう岡田幹事長は、公債特例法案の可決の条件として、ギブアップ。
政治とカネの問題も、選挙前から小沢の”政治とカネ”の汚さが問題になっていたが、政権を取った後、幹事長の立場を利用して、政党助成金(税金)やら献金やらの民主党のカネを手下を通して横流しをしていたことが、ぼんやり発覚。それも数十億円の規模。それを使って、党内の議員にお配りして、自分の手下集め。菅チョクトはそれを調査させ、びっくり仰天。小沢と菅チョクトが決裂した大きな原因はそこにもある。
最近発覚したのは逆に、菅チョクトも自分の「草志会」から、極左の組織に6,000万以上の献金してたと。その組織は、単なる極左ではなく、北朝鮮とも繋がりもあり、間接的には例の日本人拉致事件にも関連してるとんでもない組織だ。それに加えて鳩ポッポも1,000万円、他の民主党議員も。合計合わせて献金額は2億円以上だ。それらの大半の原資は、政党助成金、我らの税金だ。
噂では一部は北朝鮮の高官に行ったとか、その組織が2009年の選挙の時、隠れ運動員として、それらのカネを使って、工作をしたり、本来カネを支払っては選挙違反になる事項について迂回して払ったりの疑惑もわいている。いわばマネーロンダリング。その”・・・・市民の会””市民の党”の代表を証人喚問をしてみるべきだ。
菅チョクト本人も今、在日韓国人から献金問題で大賑わいだ。こんなのは氷山の一角で、莫大な在日ルートの献金、選挙運動協力があったのは当たり前。だから外国人参政権・人権擁護法の成立が、その返礼だ。民主党の党員・サポーターになるのには、国籍条項はなし。だから代表選挙の有権者には相当在日関連者がいる。これって間接的だが憲法に違反しないのか?まぁ、やりたいようにやっている。
鳩ポッポは、ママからのカネで数億円の贈与税違反。首相の特権で上手く処理をしたが、国民は納得はしていない。しかし、あまりにも数が多くて、次々忘れさせられているようだ。未だにマスゴミは、民主党の追求は単なるアリバイ的に騒ぐだけ。
これら、つくづく-感心してしまうのは、嘗ての民主党のように、自民党が様々な糾弾・国会審議の極端なストップなどの結果ではなく、ほとんどが自らのオウンゴールなのだ。そう、自分側のゴールに自分達でボールを蹴っているのと似ているような。ほとんど全てがブーメランの連続。各政治系ブロガーは、次から次ぎえと、まったく記事作成にはネタがありすぎて困らない。いや多くありすぎて逆に困ってしまう。オイラもそうだった(笑)。まったく感心してしまうよ。いかに稚拙な議員の集まりの政党だったかが露見され巻くっている。
まさに、自民党政権の悪事、政治の失敗など54年間の走馬灯を、たった2年間で全てを見せてくれ、いまだ進行中なのだ。あの野党時代の自民党政権への勇壮な糾弾は、単なるパフォーマンスだったことが、ここまでくると、国民全体思い知らされた。そう全て、政権取り、選挙の為のパフォーマンスで、政権交代後もそのパフォーマンスが惰性として続いているに過ぎない。そして政権をとっても未だに党の綱領さえ作れない。つまり何を目的にしている党なのかを国民に開示ができない。
もう、やがては民主党は解党か分党だろう。自民党か保守系連合政党がまた政権に舞い戻ることになるだろうが、国民のかなりは、この民主党政権の醜態を見て、聞こえの良い公約は、パフォーマンスには簡単には信じなくなるだろう。つまり、いわば買収されたマスゴミのキャンペーンに乗せられ、とんでもない政党を選んでしまうと言う、自分らの怖さを思い知ったことだろう。同時に共産党や社民党のような無責任な、ただ誰も反対出来ないような、お花畑的な主張は、目にツバを付けて聞いてみることになるだろう。まぁ、いつまでも信じるという有権者も多くいるが。”蓼食う虫も好き好き”だからね。
今、民主党議員は、ただ、ただ、次の選挙になったら、今の議員でいられるか。それだけが心配で動いている。だからあと2年間は選挙にならぬよう祈り、そのために行動するだけだ。まさに”烏合の衆”化しているだけだ。
マニフェストも結局詐欺マニフェストだった。政権運営もパフォーマンスの塊だった。大震災・原発事故の処理も稚拙さ全開だった。外交も失策ばかりだった。”政治とカネ”については、自民党と同等、いやそれ以上の悪さ。そして、マスゴミ買収工作は、今も続いている。ネット界にもその触手は伸ばして、かなりのブロガー、掲示板の書き込み要員、ネットメディアを抱き込んでいる。嘗ての自民党も、ここまでミエミエで大胆にはやらなかった。民主党は、それらが皆バレテしまいの体たらく。党内は疑心暗鬼で分裂状態。今やほとんどのまともな国民からの信用はない。民主党バブルは崩壊した。
本当に反面教師としての民主党政権には、お礼を申し上げなくてはなりませんね。
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コメント
現行の政治資金規正法では、外国人から寄付を受けた政治家には罰則規定が設けられているが、寄付をした外国人には何の罰則もない。
民主党の外相、首相と2人の違反者の存在が明らかになったにも拘らず、同規正法を改正して寄付をした外国人にも可罰しようと動きは全くない。
政治家全員が、ばれなければ良いと考えていることがよくわかる。(パチ屋は金を持っているし、日本人を装う為に、脱税に利用されているのが明白な「通名」という偽名の使用を認めている。)
こんな、政治屋ばかりだから「在日参政権付与」が何時までも政治議題になるのでしょうね。
投稿: Ve | 2011年8月 8日 (月) 22時05分
大手新聞社(産経を除く)、テレビ局の報道界の一部は、しっかり、民主党の闇に引き込まれてきたからね。
だから今回の極左の政治団体への献金問題は、自分達も関連しているので、「ヤブヘビ」にならぬよう、報道をスルーしている。まったく悪いやつらだよ。
投稿: 陳湖臭 | 2011年8月 9日 (火) 15時20分
どの党が政権握っても
日本は変わらない気がします・・
投稿: ガルーダ | 2011年11月 1日 (火) 15時02分