とりあえず、小沢・鳩山・菅・岡田抜きの挙党内閣を造るべき。もうテレビ界は原口一博を相手にするな!
始めから、この民主党の党内は、イデオロギーの違う議員達の集まりで、ただただ政権を取るための選挙互助会だったのは、それなりの見識のある人々は分かっていたはずだ。それをいうと、いや自民党だってそうじゃないかと反論する人もいるが、物事「程度」という物差しを無視した意見だろう。その振幅の長さで言えば、自民党を10とすれば、民主党は100ぐらいの感じということ。案の定、民主党末期症状を迎えている現在、混乱は佳境に入っている。
今や民主党政権のガン、小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人がそれぞれの子分を従えて、糞の投げ合い真っ最中だ。そもそも、犬猿の中の小沢一郎被告人が、菅チョクト政権を倒すと立ち上がり、それに鳩ポッポが同調し、それを自民党・公明党の昔の仲良し達に伝え、自公との連立政権を目指すという構想に動いたことから急遽始まったのだろう。
自公を中心とする野党は、これで衆院での議員数でとっても無理な内閣不信任案可決をさせる展望が開ける。連立で多少の指導力が得られれば、解散総選挙に誘導できる。
小沢は3人の秘書の公判で益々自分にとって不利な材料が続出している現在、夏には自分の公判が始まり、もし仮に裁判に無理やり勝ったとしても、裁判では様々国会議員としての資質を問われるような材料が出て来て、自分への評価はますます低下する。ここで政権での権力を再度手にすれば、その力で司法に影響を及ぼすことが出来るだろうという思い込み。
鳩ポッポは、民主党の金主元として、この党は自分のものだという相変わらずの錯覚。そして、自らの資質で招いていたルーピー評価を払拭させ、再度鳩山イニシアティブ再現を望んでいる。そもそも首相を退陣したら、議員バッチを外すんじゃなかったのか?ママからのお小遣い贈与であれだけ大嘘をついて、その他の事案も嘘のつきどおしだったよね。
それが・・・・・・
5月2日の代議士会が始まる、約1時間前に、菅チョクト+岡田と鳩ポッポ+平野が会議をしたと。鳩ポッポ曰く、これは菅チョクトの辞任を前提とした話し合いだったと。だからここでの確認事項は、それを前提としたものだと。まぁ、たしかこの2日程前にもこの両者は話し合っていて、報道では決裂したとのこと。その後鳩ポッポは怒りをにじませて、不信任案には賛成を投じ、菅チョクト政権を終わらせるといいまくっていた。小沢も賛成すると宣言していた。多分水面下では再度この話は続いていたのだろう。代議士会直前の話し合いまでには、菅チョクト側が妥協するような感触をにじませたのだろう。そこで話し合いに入った。
菅直人首相と鳩山由紀夫前首相が2日交わした「確認事項」の文書は次の通り。
一、民主党を壊さないこと
二、自民党政権に逆戻りさせないこと
三、東日本大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと
(1)復興基本法案の成立
(2)11年度第2次補正予算の早期編成のめどをつけること
「一、民主党を壊さないこと 」 については、僕の民主党なんだからこれを壊さないでおくれ!
「二、自民党政権に逆戻りさせないこと 」については、解散総選挙に絶対しないでくれ!今選挙はやったら、民主党は大敗して少数野党になってしまう。
「三、・・・・・・」についてだけが、かなり具体的に書いてあり、これを実現した時点を、鳩ポッポは菅チョクト辞任の期限としているが、菅チョクト側は当たり前の政策で、これをもって辞任とは受取っていないと。
たしかに、オイラも菅チョクトの演説、鳩ポッポの演説を録画で聴いたが、具体的な辞任表明はしていないし、鳩ポッポも辞任をすることを前提と考えているのか、まったく菅首相辞任という事態は伝わってこない。
多分1日の党首討論後、両者電話等で話し合いをもったのだろう。そこで辞任の感触をもった鳩ポッポが、代議士会開催前の最後の話し合いもっていったのだろう。 そしてこの時点で、各新聞社マスゴミに「首相辞任表明」のネタを撒き散らしたと推定できる。だから本会議前に、大きく辞任と出た朝日新聞号外や、テレビ速報が流れ、それまで賛成票を投じる予定の民主党議員は否決の票に変えたわけだ。多分その情報を流したのは平野あたりだろう。朝日新聞系は号外の準備をしていた。朝日新聞系もこの詐欺騒動に一枚加わっていたわけだ。
小沢は、ずべての目算が崩れ、本会議は欠席、で、同調する媚小沢派議員十数名も欠席。賛成票は松木のみとなった。彼にも投票前、多くの民主党議員が入れ替わり立ち代り、賛成票を投じるなと阻止に動いたが、彼は一徹して賛成票を投じた。もうこの時点で本来小沢は終わったのだった。可愛いはずの第一の子分を人身御供に捧げたということになる。彼は除名処分を受けた。
まさに、昔の映画「スティング」を思い出すようなドラマが演じられたようだ。それも大手新聞社まで絡んだ詐欺のような。また、落語の「日和違い」を思い出すような。「今日は、雨が降る天気じゃない」と「今日は雨が降る。天気じゃない」なんて江戸時代からあるからね。
まぁ、ルーピー鳩ポッポを出汁にして、いいように政治を玩具にしたとも言えることをしたわけだ。鳩ポッポは”子供の使い”のようなことをしておきながら、言い訳に興じているが、そもそも、お前の詰めの甘さが今回の喜劇に繋がったじゃないのか。
本来、あの確認事項自体、何についてに確認事項なのか一切記載されていない。表題に「菅首相辞任に関しての確認事項」としておけばなんの問題もなかった。日付も署名もない。こんなのは広告チラシの裏面だよ。鳩ポッポ曰く、これに関しては、菅チョクト側がお互い信用・信頼のもとでと言われたからと。録音でもなかったら、鳩ポッポは言った言わないは世の常ということになんの人生訓練も受けていなかったみたいだ。
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もう鳩ポッポは、「お呼びでない!コリャマター!」といいながら、議員辞職をしたほうがいい。次の選挙でそれでも当選するとしたら、選挙区の有権者は全国民から、禁治産者の集まりと見られてしまうだろう。
それにしても、ここのところ日々あの詭弁者原口一博がテレビに出ずっぱりで、例の口調で、偉そうに詭弁を垂れ流しているが。あれはテレビ側になにか弱点があるのだろうか。偉そうに、大物ぶって正論を吐いているようだが、もうとっくに彼の詭弁は破綻している。
彼の話法は、相手の話を一旦肯定する「そぶり」から始まって、話の論点をずらしながら、自論にすり替えていくといったお家芸で身を立てている。そして言葉の間あいだに、子供を救うとか、とにかくだれも反対出来ない綺麗ごとの言葉を差し込む。今日当たりのテレビ出演では、もう破綻していることを相手に察知されていることに気がついたのか、支離滅裂のようだった。孫正義が背後霊のような「光の道構想」とか、とにかく利権が見え隠れする。次の総理候補は自分だと勘違いしているようで。
また、コイツ例の代議士会で、なんの数値に基づいた発言なのか、
「国民の命を守る、子供たちを守ることを約束してください。モニタリングポストの数値が三ケタ違いました。放射能の汚染を子供たちに押し付けるわけにはいきません。すぐにでも子供たちを避難させてください」 と言い放った。
確かに、危険危険の放射能話が続いているが、3桁違うということは、どのようなことなのか。3桁といえば数百倍違うということ。共産党や社民党ならいざ知らず、閣僚を降ろされた怨念とはいえ、かりにも政権党の議員が正確な根拠も言わず、更なる風評被害のマッチポンプ的発言をするとは菅チョクトより最悪といえる。
オイラ、様々な組織を経験してきたが、このように自尊心が強すぎて、とんでもない批判や糾弾をしがちな奴も多く見て来た。それも思い違いやガセネタを材料にしてだ。しかしその発言の場の雰囲気を壊さないよう、皆が無視しているのをいいことに、ますます増長する。自分が正しいと、KYの世界に自分がいることを気がつかなくなってしまう。このような人間性は最悪なのだ。テレビ界も、前総務大臣ということでテレビ出演を頻繁にさせているのか、または、テレビ利権の守護神と思っているのか、彼にヨイショが多すぎる。
昨日の参院を見てだが、もうここまで来れば、菅チョクト政権は今月中には、彼自ら首相辞任だろう。このままでは党内は決定的に大混乱。修復は無理な状態になっていて、国民もかなりが、この菅チョクト政権に信頼をもっていない。どんなに正しい政策を打っても、全て猜疑の目で見られてしまう。
ここは、とにかく小沢・鳩山・菅チョクト・岡田抜きで、挙党内閣成立に動くのが最善の道だと思うが。阪神大震災では、無能村山首相が、自ら権限を譲って「小里 貞利」に任せ、当時幸運にも、自・公・社の連立政権で挙党体制で、なんとか及第点を取ったではないか。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像
オイラ幼少の頃、
小田原の菊人形展を観た思い出があるのだが、
それと、この人がダブって仕方がない。
まぁ、一説には操り人形にも似ているという人もいるが。
三桁って、単位の違いのことを、錯覚して受取ったんじゃない?
おまけ
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コメント
そもそも当初、小沢グループは
現内閣が「信用、信頼できないから」不信任案に賛成する
意向を示したわけで、
今更その信用、信頼できないとしたカンチョクトに騙された!
じゃお話にならんわけで、
どう取り繕うとダメダメなわけです!(爆w
要するに・・・
「嘘吐き首相は辞めろ!」
とほざいときながら
「やっぱ嘘吐き首相でOK!」
と不信任案に反対票を投じ
その結果「嘘吐き首相は信頼できる」というお墨付きを「嘘吐き首相」に与えたあげく、
「嘘吐き首相」に騙された!
「嘘吐き首相ははやっぱ嘘吐きだ!」
じゃお粗末すぎます。(爆w
投稿: 拾い人 | 2011年6月 4日 (土) 22時05分