地元からのニュース:江戸時代からの松の木が倒れた・”うるしの木”と”はぜの木”
どうでもいいニュースなのだが。
今日午前10時頃、ウチの前の国道135号線がいやに渋滞している。ここは、伊豆の東海岸沿いにある国道で、土日はよく渋滞を起すのだが、今日は平日。それで、好奇心から先へとテクテク歩いていったら、約1キロ歩いて長浜という場所で、国道海岸側に江戸時代からあるといわれる松並木の松の一本が、根元から道路側に倒れていた。樹齢数百年といったところ。このため上下線ともに交通はストップ。人災はなかったようだ。
二抱えもあるような松だが、よく見ると根元が腐っているのか空洞があった。反対側の民宿に倒れ掛かっていて、電線も絡んでいる。クレーンで吊りながらじゃないと、枝の切断撤去は出来ない。作業には1時間くらい掛かるとオイラはよんだ。・・・・・・・・
昔は土の地面上にあったが、現在は狭い歩道上にあり、根元までびっしりコンクリートで固められている。これが原因で根元が腐ってしまったのか。残りの松はあと20本程度。同じように内部が腐っているかもしれない。一時交通の邪魔になるからと撤去の話もあったが、由緒正しい大事な松並木だからと反対され、現在に至っていた。大事な松並木とは言われながら、その割には大切にしていなかったということか。それにしても、自動車や歩行者が下に居なくて幸いだった。多分交通ストップは2時間ぐらいは掛かるかもしれない。2・3の渋滞車の人に回り道を教えてやった。
以下は2時半ごろ撮影。もうすでに処理は終了していた。
松並木の先端が今回倒壊した松。
松の根元。内部は腐っていた。
道路を塞いでいた松は、大急ぎ切断され、海岸側に落とされた。
このように、一部の松は根元までコンクリートで固められていた。これが原因なのかは分からないが。
昨日は、風が強い時もあり、今朝も時折風が強かったが、今まで耐え抜いてきた台風の時のような強風ではなかった。
このエリアは最近完成した人工海浜浴場のはずれにある。
以下の画像は、数年前のもので、現在は後背地も整備が進み
もっと楽しめる施設が多く出来ている。
今年の夏は家族で海水浴にいかがですか?”長浜海水浴場”です。
ところで、全然関係ない話だが、
オイラのミカン山で頭を悩ますのが、成長の早い雑木で、その中の一つが”うるしの木”なのだが。たしかに秋には真っ赤な紅葉で目の保養になる。それでこの前、これら雑木をチェーンソーでぶった切ったわけだが。
ところが今まで”うるしの木”と云って、云われていたこの木、じつは正式には、”はぜの木”というらしい。土地の古老達もいい加減なものだ。思考停止で”うるしの木”と教えてくれていた。オイアの亡き父も同じだったようだ。
↑これを、”うるしの木”と呼んでいたが、これ、”はぜの木”
↑これが、”うるしの木”
↑これが”はぜの木”の葉っぱ
↑これが”うるしの木”の葉っぱ
もちろん、この”はぜの木”も同じうるし科に属するようだから、まるっきり嘘ではない。やはり、過敏症の人は、葉を触ったり、樹液に触れたりするとかぶれるそうだ。今回はオイラぜんぜんかぶれることは無かったが、これ季節性もあり、運が悪い季節だとかぶれてしまうという話もある。
オイラ小学校の頃、山を駆け巡り、この木にかぶれてしまったことが多くある。その度に近くの医院で、静脈注射を打ってもらったり、オシロイのような軟こうを顔に塗ってもらった記憶がある。
詳しくは、和うるし日記
そういえば、岩手県にも、このウルシの樹液を採る、”ウルシの木”の樹林があるのそうです。一抱えもある程のこの木の樹皮に刻みを付け、樹液を採取するそうです。今回の災害地ではないので、影響はないでしょうが。
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